ソフトバンクIPO初値、公募割れ1463円から驚異の復活!

ソフトバンク上場

ソフトバンク新規上場(IPO)初値…公募割れ1463円。株価の気になる今後は?

(追記:2019/9/26)
昨年12月、鳴り物入りで新規上場(IPO)したソフトバンク株。

しかし、期待とは裏腹に上場初値1463円公募価格割れを演じ、その後も株価は一度も公開価格1500円に届くことはありませんでした。

「配当性向85%、配当利回り5%」

投資家にとってはとても魅力的な数字でしたが、携帯事業で大規模な通信障害などを起こし、逆風が強かったことも株価が低迷した原因といえるでしょう。

楽天の通信事業への本格参入や2年縛り撤廃など、通信事業会社にとっては悪材料が多かったことも理由の1つと言えるかと思います。

そのソフトバンク株が、ここへきてようやく公開価格1500円を超え、上場来高値を更新するに至りました。

ライバルと目されていた楽天の通信事業参入が遅れるなど、風向きが少しばかりソフトバンクに向いてきたこともあるかと思います。

では、今後もソフトバンクの株価は上昇が期待できるのでしょうか。
チャートを見てみました。

ソフトバンク株価チャート

※出典:ヤフーファイナンス

上記のチャートは、ソフトバンクの上場してから昨日(9/25)までのものです。

上場初日にとても長い陰線を付けているのが特徴的ですね。
その後、大きな波の上下を繰り返しながら、4月2日に株価は底を打ち、上昇トレンドに転換したのが見て取れます。

このチャートの中で私が注目したのは、25日移動平均線です。
赤いラインが25日移動平均線を示しています。

チャートを見ると、ローソク足が赤いラインにぶつかると株価が反発しているのがわかります。

つまり、25日移動平均線がサポートラインとして機能しているといえるでしょう。
株価がサポートラインに支えられながら、上昇トレンドを力強く継続しているので、まだしばらくはこの流れが続くのではないかと予想します。

もし、ローソク足がこのサポートラインを割り込んだ場合が売り時と言えるでしょう。
まさにグランビルの法則通りですね。

ソフトバンクIPOといえば、大損した個人投資家がいるなど波乱な幕開けでしたが、ようやく実力を発揮してきたといえるかもしれません。

今後も同銘柄をフォローしていきたいと思います。

(追記:了)
(元記事:2018/12/19)

12/19、ついにソフトバンクグループの中核子会社「ソフトバンク」(9434)が東証1部新規上場IPO)しました!

公募(公開)価格1500円に対して、初値は1463円
まさかの公募価格割れとなってしまいました…。

ソフトバンク株価は初値からさらに下落し、9時5分には1344円の安値を付けました。

その後、やや株価は持ち直していますが、マスコミでも大きく取り上げられ、「配当性向85%、配当利回り5%」と鼻息荒く営業がかけられていただけに、ショックは大きいですね。

これまで「おとなの株ラウンジ」でもソフトバンク上場(IPO)について

「初値予想」(11/13掲載)⇒参照記事はコチラ
「配当利回り&配当性向」(12/4掲載)⇒参照記事はコチラ
「通信障害による影響」(12/7掲載)⇒参照記事はコチラ
「ペイペイクレカ不正利用による影響」(12/17掲載)⇒参照記事はコチラ

と、4回にわたり特集を組んできました。

今回の公開価格(公募価格)割れは親会社ソフトバンクグループの孫正義会長にとっても誤算だったのではないでしょうか…?

とはいえ、株価が下落したことで配当利回りが5.58%(株価1344円で計算)に上昇したのも事実。

今後、ソフトバンク株価は初値1463円公募(公開)価格1500円を上回って上昇していくのか?

その可能性を探っていきたいと思います!

ソフトバンク上場後、IPO公開価格割れでBBSには悲観的なコメント殺到…

ソフトバンク株について語るBBS「textream」(テキストリーム)でも、ソフトバンク株主や投資家のコメントが殺到し、やや炎上状態になっています。
テキストリーム
※テキストリームのHP

炎上するということは、それだけソフトバンク新規上場にかける期待が大きかったことの表れとも言えます。

私がテキストリームを見ているほんの5分くらいの間にもコメントが200件以上も増えており、コメントにすべて目を通すのは不可能な状態になっています…!

今朝のテレビ番組(報道番組)の中で、今回のソフトバンクのIPOの応募倍率は2倍程度だったと報じていました。

ソフトバンクくらい知名度がある銘柄ならもっと倍率が跳ね上がっても良いかと思いますが、意外に少ない印象を私は受けました。

これは、

「大規模通信障害の影響」
「中国ファーウェイの機器を使用しない方針を固めたことによる出費増額」
「日経平均全体が波乱含んでいる不安定な状態である」

ことなど…様々な要因が絡んで倍率がそれほど高くならなかったものと思われます。

上場初日(12/19)の上場初値やその後の株価が公募(公開)価格を割れた状態なのも、「通信障害」などの影響が大きいのではないかと個人的には思います。

私個人も株投資歴は十数年ありますが、今回のソフトバンクIPOには申し込みませんでした。

募集が始まった時点では応募しようか散々迷ったのですが、12/6に発生した通信障害が非常に長時間になったことが与えた世の中へのショックをネットニュースやテレビで見ているうちに、今回は見送ろうと思った次第です。

今のところその判断は正しかったのかなと思っています。

もちろん、今後ソフトバンクの株価が上昇していく可能性を感じるのなら同銘柄への投資も考えていきます。

ソフトバンク新規上場(IPO)、前場は公開価格(公募価格)割れ1360円で終了。後場以降の挽回なるか?

ソフトバンク新規上場後(IPO)の株価は前場1360円で終了。

ソフトバンク株価

※引用:ヤフーファイナンス

前場は公開価格(公募価格)割れで終わったソフトバンクの株価ですが、今後の上昇の可能性はあるのでしょうか?

同社を取り巻く私の考察をお話していきます。

私が考えるソフトバンクを取り巻く環境を箇条書きにしてみました。
・相場全体の状況が悪い
・先日の通信障害のダメージが抜けていない
・ペイペイのクレカ問題で追い打ち
・政府の携帯料金下げろ圧力で成長描きにくい
・楽天が通信業本格参入で競争激化(価格競争?)
・サウジアラビアのゴタゴタ発生で10兆円ファンドに不安

6つほど書き出してみましたが、どれも厳しいイメージですね。

上場前にこれだけの悪材料が出ていたら、普通に考えて株価は上がりにくい状況だったことでしょう。

唯一の支えは高い配当利回りといったところでしょうか。

ただ、ソフトバンクが今回の新規上場(IPO)によって得た資金を有効活用できるのであれば、この暗雲を吹き飛ばして、それこそ雲を上抜けて株価も上昇していくだろうと予想しています。

半分は予想というよりも期待ですが…

本日(12/19)の後場に関しては、昼休みをはさむことで投資家も一度冷静になるでしょうし、情報を整理した上でやや買いが入る場面もあるかもしれません。

ご祝儀相場があるのかどうか、注目していきたいと思います。

最後にこんな面白い記事を見つけましたので共有。

日経新聞電子版で本日のソフトバンク上場を追いかけたドキュメンタリー記事が時系列で掲載されています。
ご興味ある方はどうぞ⇒ソフトバンク上場ドキュメント

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