ピーターリンチ、13年で資産を700倍以上にした伝説の投資家

ピーター・リンチ

ピーターリンチの投資法は古い?いえ、今でも通じます

(最終更新日:2020/9/1、元記事2020/7/22)
ピーターリンチをあなたはご存じですか?

ピーターリンチはマゼラン・ファンドというファンドを運用したファンドマネジャーであり、ウォーレン・バフェットと並ぶ伝説の投資家です。

ピーターリンチの何がスゴイって運用成績です!

運用資産を13年間で777倍にできると聞いたら、あなたはどう思いますか?

そんなことを言う輩は詐欺師だと思われるかもしれませんね(笑)

しかし、ピーターリンチはやってのけました。
実際に13年間で777倍にしたのです。

ピーターリンチがファンド運用をしていたのは1990年まで。
このため、もうリンチのやり方は古くて通用しないという人もいます。

私はそう思いません。

現在でもピーターリンチの投資手法が通じることをお伝えしていきます。

ピーターリンチの著書「ピーター・リンチの株で勝つ」とは

ピーター・リンチの株で勝つ」という本をご存じでしょうか?

ピーターリンチの投資手法が紹介されている名著です。

ピーターリンチ株で勝つ

※ダイヤモンド社


この著書の中でピーターリンチは「テンバガー」という造語を紹介しています。

ピーターリンチはテンバガーという言葉の生みの親でもあるのです。

ピーターリンチはフィデリティ社のマゼラン・ファンドを1977年から1990年まで運用、平均29.2%の年間リターンを達成しました!
100万円投資していたら、年間29万2千円ものリターンを13年連続で達成すると考えると、どれだけ凄い運用実績なのか、お分かり頂けると思います。

そんなピーターリンチが著した本が「ピーター・リンチの株で勝つ」です。
実はこの本「アマの知恵でプロを出し抜け」という副題があります。

アマチュアは個人投資家と置き換えて差し支えありません。

老後資金2000万円問題が話題となりましたが、資産を長期運用してお金の心配を将来したくない人向けですね。

そこで、ピーターリンチの株式投資方法について、わかりやすく紹介していきます!

ピーターリンチはおそらく金融史に名を残す投資家だと思います。

さぞや難しい方法なのだろうと思いそうですが、実際はとてもシンプルです。

現在の株式市場はコンピュータのアルゴリズム取引が主流。情報量や資金面では個人は機関投資家やコンピュータに太刀打ちできません。

個人が勝てる武器は時間です。

言い換えれば、時間を味方につけた長期投資はまさに個人投資家向け。

ピーターリンチの株式投資手法は、そんなゆっくりと資産を増やしたい人に向いていると私は思います。

ピーターリンチの株で勝つ方法は、アナログなやり方もかなり含みます。
個人投資家の知恵も使います。

そこに勝機があります。

ピーターリンチの投資手法の凄さは、誰でも実践できるシンプルな手法。

そして、シンプルだからこそ皆さんにもご紹介したいと思い、当ブログで取り上げることにしました。

ピーターリンチの株で勝つ法則とは

ピーターリンチはアマチュア(個人)の強みを活かして株式投資すると良いと著書の中で説いています。

ピーターリンチ曰く、アマには次のような強みがあるからです。

<個人投資家の強み>

・小型株に投資できる
・制約がなく、マイペースな投資が可能
・普段行く店など、日常の情報を活かせる

・小型株に投資できる
機関投資家は、運用資金が大きすぎるため小型株に投資できない場合があります。
ファンドによって判断がまちまちですが、小型株に機関投資家が入りにくい部分はあると思います。

・制約がなく、マイペースな投資が可能
ファンドマネジャーには投資家の換金需要に応えるために持ち株を売却しなければならない制約があります。
個人投資家にはこの制約はないので、もっと上昇する見込みのある株を売らなくても良いという強みがあります。

・普段行く店など、日常の情報を活かせる
普段利用するスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでヒット商品を見つけることもあるでしょう。
ピーターリンチはその商品のメーカーが上場企業である可能性と株価が上昇していなければチャンスだと教えてくれます。

さて、自分でなかなか良さそうだなと思う銘柄を見つけたら、チェックしたい項目がいくつかあります

これもピーターリンチの教えです。

<ピーターリンチの銘柄チェック項目>

・会社の成長余地
・ヒット商品・サービスの業績への影響
・競争優位性
・会社の業績(実績+予想)
・PER

・会社の成長余地
あまりにも大きくなりすぎてしまった会社は、小さな会社だった頃と比べて成長の余地は大きくありません。成長余地が大きいかを調べることは大事。
例、商圏が関東しかない会社の場合、他の地域への参入余地がある。

・ヒット商品・サービスの業績への影響
100億円のヒット商品でも、年商5000億円の企業と、年商300億円の企業とでは業績に与える影響がまるで違います。
インパクトの強い企業の方が株価に強く反応します。

・競争優位性
参入障壁の高いビジネスをしているか、圧倒的なシェアを奪っているかなど、競争優位性をしっかりと持った会社であれば投資先候補としては優良。

・会社の業績(実績+予想)
業績がしっかりしている会社。基本的に赤字はNG。
筆者オリジナル視点として、過去の実績だけでなく、将来予想も成長性の高さを保てているならベター。

・PER
株価が割高かどうかを見る指標。PERの業種平均や同業他社と比較して、割安かどうかを計ってみると良い。
日本株のPERは約15倍と言われているので、ひとつの目安になるかも。

ピーターリンチの投資手法が今でも通じる例

ピーターリンチの株で勝つに書かれている方法は今も通じるのでしょうか。

実例を紹介します。
最近は勢いが失われましたが、いきなりステーキの店舗数が凄まじい勢いで増えていた時、親会社ペッパーフードサービスの株価はテンバガーになりました。

ペッパーフード株価チャート

※出典:ヤフーファイナンス


自分の生活圏内でいち早くその勢いに気付いて投資していれば、大きな利益を得られた可能性があります。

業務スーパーを運営する神戸物産
業績絶好調のワークマン

この2銘柄もピーターリンチ銘柄といえるでしょう。
どちらもテンバガーを達成しました。

ピーターリンチが日本に住んでいたら株を買っていたかもしれませんね(笑)

このようなチャンスはこれからも沢山あると思います。

ネットでの情報収集も良いですが、足を使ったアナログ的なやりかたも結構効果はあると思います。

ピーターリンチは、自分の足や頭を使ってテンバガー株を見つける楽しみを教えてくれているように思います。

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