心に響くウォーレン・バフェットの投資ルール・名言

ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェットの投資ルール・名言

(最終更新日:2021/12/15、前回更新日:2020/5/1)
ウォーレン・バフェット氏はその資産のほとんどを株式投資で築き上げました。

その投資手法は難しい理論を駆使したものではありません。

シンプルかつ誰にでも真似できるわかりやすい手法を貫いてきた人物なのです。

誰にでも真似できるというのがミソです。

そうです、この記事をご覧になっているあなたにもできるのです。

バフェット太郎という米国株投資家は資産を数千万円まで増やしました。

だからこそ、ウォーレン・バフェット氏をご紹介したかったのです。

最近の波乱相場を乗り切るヒントになることを願っています。

そもそもウォーレン・バフェットとは?

ウォーレン・バフェット氏は、1930年、米国ネブラスカ州オマハ生まれ。

幼いころからビジネスや投資に興味を持ち、長年にわたってバークシャー・ハサウェイという投資会社を経営し、2018年時点で840憶ドルもの資産を持つ大富豪です。

バフェット氏の投資スタンスは長期投資です。
本来の価値よりも安くなった優良企業の株式を大量に買い集め、株価が上がる(回復する)のを待つというのが基本スタイル。

バフェット氏の名言は長年にわたる彼の経験から生み出された、英知の結晶といえるでしょう。

ウォーレン・バフェット資産

(出典:東京新聞)

ウォーレン・バフェットの投資ルール・名言の代表例3つ

あなたに伝えたいウォーレン・バフェット氏の投資ルール・名言はたった3つです。

バフェット氏が自分に言い聞かせているルールともいえます。

バフェットの投資ルール・名言
・ルール1:絶対に損をしないこと
・ルール2:ルール1を絶対に忘れないこと
・ルール3:自分の理解できないものには投資しない

いささか拍子抜けするほどシンプルではありませんか?

この3つの名言を守るだけでも大損するリスクはかなり軽減できるでしょう。
そのことは誰かの受け売りではなく、私自身の経験からも明らかですよ。

あなたは自分がよくわからないものに一生懸命貯めたお金を投じることができますか?

今の私なら怖くて正直できません。

よく知らないものに投資して大損してしまったら悔やんでも悔やみきれません。

それは世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏も同じです。

たとえば、バフェット氏は以前からハイテク産業については詳しくないとの発言を繰り返してきました。

そして、ながらくIT株への投資を避けてきました。

ところが、彼がIBMへの投資を始めたことが明らかになったとき、驚きをもって迎えられました。

私自身、このニュースを聞いた時には大変驚きました。

ですが、「オマハの賢人」とまで称される世界No.1の投資家が行う投資なのだから、きっと大きな成功をするのだろうと思っていました。

株で数兆円もの資産を築いた大富豪の深い考えだから間違いないのだろうと…

しかし、その結果はというと…

結論からすれば、決して大きな成功とはいえませんでした。

IBMの業績はバフェット氏が見込んだものよりも低調に進み、買い集めてきた株の一部を売却するに至っています。

IBMの株価が下がるたびに強気な発言を繰り返して、株を買い増してきたバフェット氏でもついには白旗を揚げたというわけです。

このことはバフェット氏の失敗とみなされています。

※近年はアップルへの投資をするなど、考えを改めたようです。

私自身もウォーレン・バフェットの投資ルール・名言の大切さを実感

実は私自身、よくわからないものに投資してしまい、痛手を負ったことがあります。

あの時は、毎日株価をチェックするだけで冷や汗が止まらず、とても生きた心地がしませんでした(汗

ですが、いまとなっては良い教訓になっています。

私と同じような思いをあなたがしないためにもしっかりとバフェット氏の名言をお伝えしたかったのです。

バフェット氏自身も、IBM投資の失敗を冷静に捉え、改めて自分の定めたルールの大切さをかみしめていることでしょう。

私自身、この名言のおかげで大損をした後に起こったリーマンショックの荒波を切り抜けられました

リーマンショック時、私の所有する銘柄の価値は半値近くにまで急激に下がってしまいました。

まだ投資初心者だった私は軽いパニック状態。
テレビやネットからは連日、株価暴落ニュースのオンパレード。

それでも、投資先の企業は財務が健全でしたし、競争力の高い商品を扱っていることから、損切せずに持ち続けました。

数年の時間はかかりましたが、下がった株価も暴落時以上にまで上昇し、投資は成功したと私は考えています。

そんな私だからこそ、これからもこの名言を大切にしていきたいと思います。

リーマンショックと言えば…

バフェット同様に株式市場の重鎮で、ブラックマンデーやリーマンショックでの大損を回避し、世界最大のヘッジファンドを築いたレイダリオがいます。

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