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小僧寿しテンバガーなるか?
(最終更新日:2020/6/29、元記事:2020/5/25)
小僧寿しはテンバガー達成なるのでしょうか?
5月25日に小僧寿しの株価高騰を紹介してから1か月。
さらに株価が2倍になりました!
3月の年初来安値が16円。
本日(6/29)に付けた高値が89円、終値は87円。
元記事で紹介した時は下記画像でもわかるとおり41円。
本日の終値ベースで年初来安値から株価は5.4倍になりました。
テンバガーの160円までは、あと73円。
東証が急落する中、株価上昇率トップになったことで一気に注目を浴びる形に。
人気に火が付けば、あっさりとテンバガー達成できそうな水準まできました。
特にコロナの感染者が増加傾向にあるため、テイクアウトやデリバリー需要はまだまだ伸びそうです。強烈な追い風が小僧寿しには吹いています。
この勢いのまま、テンバガー達成できるのか?
引き続き、フォローしていきます。
(追記:了)
長年低迷が続いていた小僧寿しの株価が高騰しています。
新型コロナの影響で飲食店の深刻な状況が連日報道される中、小僧寿しの株価はなぜ上がるのでしょうか?
小僧寿しの株価は今年の最安値からすでに3倍近くも上昇。
この調子ならテンバガーもあるのでしょうか…
小僧寿しの株価急騰の背景には、黒字転換と債務超過解消という大きな理由とともに、コロナ特需が起こっている可能性もあるところにあります。
この勢いのまま小僧寿しの快進撃は続くのでしょうか。
株価の今後の可能性に迫っていきます。
小僧寿しの株価高騰理由①債務超過解消と黒字転換
小僧寿しの株価が高騰した背景にはいくつかの要因があります。
その最も重要な要因に、債務超過解消と黒字転換があると筆者は考えています。
小僧寿しは1980年代~1990年代には業績好調でテレビCMなども放送していました。
アラフォー世代より上の人ならドラえもん寿司のCMを懐かしく思う人もいることでしょう。
しかし、近年は業績低迷が続き最終損益も赤字続き。
債務超過に陥り、継続前提に疑義注記がされる銘柄となってしまっています。
赤字続きで上場廃止のリスクも高いことから、株価も低迷つづき。
2020年3月13日には、株価が16円の安値を付けました。
コロナショックによる、相場全体の暴落があったとはいえ、かつて勢いがあった企業としては寂しい限りですね。
しかし、世間がコロナ禍で大変な時に、小僧寿しを取り巻く環境にはやや改善の兆しが出ていました…
大きなきっかけとなったのは、前期末に介護子会社の全株式を売却して債務超過を解消したことです。
これで負債よりも資産の方が多くなり、財務が健全化しました。
財務が健全化することは、投資家にとっては安心感につながります。
さらに、5月20日の引け後に発表した20年12月期第一四半期決算では、経常損益が500万円に黒字転換しました。(前年同期は500万円の赤字)
黒字転換は一般的には株価上昇の材料となります。
小僧寿しの株価高騰理由②新型コロナ特需
小僧寿しの株価高騰理由のもう一つは、黒字転換の要因にもなったと思われる新型コロナによるテイクアウト&デリバリー需要の増加です。
多くの飲食店が苦しむ中、最初からテイクアウト専門で営業している小僧寿しにはイートインをメインにする飲食店よりもアドバンテージがあったように思います。
なぜならビジネスモデルがテイクアウトで稼ぐようになっており、店内飲食の方が売り上げも利益も大きい飲食店よりも影響を受けにくいからです。
小僧寿しはデリズというブランドでデリバリー事業を育成している途中で、デリズにとってもデリバリー需要が増えたのは大きかったと思います。
自粛疲れや自宅待機・勤務などが増えて、一日三食の食事を作る主婦が激増しているらしく、テイクアウトやデリバリー需要の増加はしばらく続くことでしょう。
テイクアウトなどを専門にしている小僧寿しにとっては、株価が上がる追い風に働いた可能性がありそうです。

※出典:ヤフーファイナンス
5月25日、小僧寿しの株価は急騰、44円の年初来高値となりました。
年初来安値の16円からだと約3倍近くも上昇しています。
株価160円になればテンバガー達成です。
このまま業績が回復して財務状況もさらに改善され、継続前提の疑義注記が取れれば、株価は一段高になることも予想されます。
今後も注意深く同社の動向を見守っていきたいと思います。
ちなみにコロナ禍など、2019年まではなかったテーマが登場するのが株式市場。
その中で、次にくるテーマ株を選んでくれる話題株セレクトというツールがあります。
もしかしたらあなたの投資戦略の助けになるかもしれません。
気になるようでしたら、一度チェックしてみてくださいね。