目次
バフェット・コードを使えば財務分析や企業比較はかんたん便利。だが、分析には“コツ”が必要
(最終更新日:2020/10/30、元記事:2018/10/29)
最強の無料企業分析ツール「バフェット・コード」を紹介するシリーズ第3弾。
今回のテーマは「バフェット・コードは財務分析・企業比較に便利」です!
株式投資をしようとする際、非常に重要になるのが企業の財務分析です。
売上高や当期純利益などの業績状況
資産や負債などの財務状況
これらの財務分析を容易にさせてくれる無料ツールがバフェット・コードです。
そして、投資をしようと思った銘柄が見つかった時
同業他社との企業比較をすることも企業の株価が割安かどうか、将来有望かを知るうえで非常に重要になります。
バフェット・コードはそんな企業比較をかんたん便利にしてくれる無料ツールでもあるのです。
今回はそんなバフェット・コードの便利な「財務分析・企業比較」にテーマをしぼってお伝えしていきます!
【バフェット・コード】財務分析ツールを使って企業比較をしてみよう
財務分析や企業比較に便利なバフェット・コード。
そのかんたんな使い方を図入りでご紹介していきます。
基本はこちらになります。↓↓↓

引用:バフェット・コード
1、検索窓に財務分析・比較したい企業名を入力
2、「検索結果」欄に表示された銘柄を選択して右下の「OKボタン」をクリック
すると、以下のような画面に移行します↓↓↓

引用:バフェット・コード
ここでは例としてパナソニック(6752)、シャープ(6753)、ソニー(6758)の同業他社3社を表示させていきます。
では「比較を実行ボタン」をクリック。

引用:バフェット・コード
「売上高」「営業利益」「当期純利益」「各利益率」「ROE」「PBR」「自己資本比率」などが一目でわかるように表示されます!
なお、緑色で表示されているのは、3社の中で一番高い数値
桃色で表示されているのは3社の中で一番低い数値となっています。
会社の規模(時価総額)、自己資本を効率よく使えているか(ROE)、財務の健全さ(自己資本比率)
などの財務分析、企業比較が非常に便利にできます。
数値が細かくて画像だと見えにくいかもしれませんが、例えばこの3社の「営業利益率」に注目してみると…
パナソニック→4.8
シャープ→3.7
ソニー→8.6
と表示されています。
営業利益(率)というのは、本業で稼ぐ力を見る指標ですので、この3社の中ではソニーが1番本業で稼ぐ力があるのだなと見当が付きます。
逆にシャープは1番数値が低く、業績低迷などによる身売り問題などの影響からまだ脱し切れていないのかなと考えることもできるわけですね。
こういう同業他社の比較がかんたんにできると、どこの企業の競争力が高いのか、収益性が高くて将来有望なのかがわかるので、私個人としても大変便利に使わせてもらっています!
なお、この表示結果はCSVファイルでダウンロードもできますので、エクセルを使用したデータを蓄積している投資家の方にとっても使い勝手が良いだろうなと思います。
バフェット・コードの企業比較は自己流アレンジが可能
本当に無料でここまで便利に使わせてもらって良いのかと思ってしまうほど、財務分析や企業比較をするのに利便性の高いバフェット・コード。
今回のテーマである企業比較では、同業他社の比較だけではなく、自己流の企業比較や財務分析を行うことも可能です。
例えば、
・今年新規上場したIPO銘柄だけの企業比較
・PER10倍以下、PBR1倍以下、ROE10%以上の企業比較
・自分で選んだテーマ(AIや東京五輪など)による企業比較
などなど
自分で使いやすいように使い方を決めていけば、スムーズに欲しい情報が手に入ることでしょう。
投資先を決定する時には、スムーズに情報収集して投資判断を下せるかということも大切になってきます。
情報収集している間や迷っている間に株価が急騰してしまった…という展開も十分にありえますので。
バフェット・コードはそんなあなたの投資活動に速さと正確な情報をもたらしてくれることになるでしょう。
また、バフェット・コードを活用する際には、開発者さんが解説しているTwitter情報もとても参考になりますよ。
とはいえ、バフェットのようなプロ中のプロの銘柄選定が自分にできるのだろうか…と不安を感じるかもしれませんね…
そんな時は、循環物色アナライザー、話題株セレクトというAIツールを検討してみてはいかがでしょう?
循環物色アナライザーは、最新ツールがバリュー株や材料株、テーマ株などから今後株価が上昇しそうな銘柄を選んでくれる優れもの。
話題株セレクトは、次にくるテーマ株をチョイスしてくれる優れものです。
もしご興味があれば、循環物色アナライザーと話題株セレクトの検証結果もありますのでチェックしてみてください。
⇒⇒⇒循環物色アナライザーの検証
⇒⇒⇒話題株セレクトの検証