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makuake(マクアケ)、12/11新規上場(IPO)
(最終更新日:2019/12/19、元記事:2019/11/29)
11月29日掲載の元記事で紹介したmakuake(マクアケ)がマザーズ上場後、快進撃を続けています!
当銘柄のIPOに申し込み、見事に落選した筆者(悲)。
悔しい思いをかみ殺しながら、マクアケの可能性を追記していきたいと思います。
マクアケは12月11日に東証マザーズ市場に新規上場しました。
公開価格は1550円。
それに対し、初値は2710円(公開価格を74.8%上回る!)。
上場初日の高値は3170円、終値は2980円でした。
最近の株式市場はIPO銘柄に資金が集まる傾向があり、BASEやマクアケ、フリーなどの銘柄が値を飛ばしています。
マクアケも横綱級の勢いで株価を上昇させ、本日(12/19)上場来高値5350円を付けました。
公開価格の3.45倍。
上場初値の1.97倍。
という驚異的な株価の上昇ですね。
有名人が大株主に名を連ねていることなど、注目要素はたくさんありました。
しかし、ここへきてアリババ集団との業務提携を発表するという強力なIRを発表したため、株価が一段高となっています。
その結果が本日の高値5350円だといえそうです。
期待が高いだけ、株価も上昇しているということですね。
筆者もセカンダリー狙いで参加しようかとも思ったのですが、値動きが荒いので見送りました。
デイトレによほどの自信がある人なら良いかもしれませんね。
後は長期で我慢できる人が向いているかもしれません。
他にも有望そうな銘柄は多々あるので、私は他の銘柄の物色をしました。
でも、マクアケには引き続き、注目していきます。
アリババ集団と提携を結んだというのは、同社にとってはかなりの追い風になっていると個人的には思います。
ですので、他に有力なクラウドファンディング企業が上場してこない限りは、しばらくマクアケの株価はイケイケな展開が続くかもしれないなと思ってしまいます。(※投資は自己判断でお願いします)
株価がさらなる高見を目指していくようなら、再度取り上げてみたいと思います。
(追記:了)
(元記事:2019/11/29)
近日、かなりの注目を集めている企業が東証マザーズ市場に新規上場(IPO)します。
社名は「makuake(マクアケ)」。証券コードは4479。
近年、すっかり定着してきたクラウドファンディングを手掛ける会社です。
サイバーエージェントの子会社なので、親子上場ということになります。
しかし、注目されているのはサイバーAの子会社だからではありません。
クラウドファンディング企業の上場が初なのと、大株主欄に市川海老蔵氏やサッカーの本田圭佑氏が出資する会社が名を連ねているからです。
著名人が大株主に名を連ねる上場企業はほかにもありますが、マクアケの株価は上場ゴールとならずに上場日が幕明けとなって上昇していくのか?
その可能性を探っていきたいと思います!
makuake(マクアケ)のIPOで気になる著名人大株主銘柄
makuake(マクアケ)が上場に際して提出した目論見書を読んでいくと、大株主欄が実に興味深い。
筆頭株主は親会社であるサイバーエージェント。
第2位にいるのが、本田圭佑氏の会社です。
そして、第4位にいるのが海老蔵氏になります。
上記のリストは上場前の段階の話なので、これから株式の新規売り出しをして、今後さらに分割などが行われれば、持ち分比率は低下します。
しかし、保有株を手放さない限りは大株主のままでいることでしょう。
筆者としては、投資家として気になるのが上場した後にマクアケの株価は上昇していくのかということ。
なので、過去の事例を引っ張り出しました。
マクアケ同様、著名人が大株主に名を連ねていた銘柄が、上場後にどんなチャートアクションをしたのか?
おとなの株ラウンジで過去に紹介した「サニーサイドアップ」を紹介したいと思います。
サニーサイドアップといえば、元サッカー日本代表の中田英寿氏が大株主に名を連ねることで有名な会社です。
マクアケは本田圭佑氏なので、あえてサニーサイドアップを持ってきました。
サニーサイドアップの場合、2008年に大阪ヘラクレス市場(現在は存在しない)に新規上場。
上場初日にストップ高を付けました。
その後、2018年に東証2部に鞍替えしてから、わずか3か月で東証1部上場までこぎつけました。
この10年のサニーサイドアップのチャートを見ても、株価の上昇が凄まじいことがわかります。
<サニーサイドアップ株価>
この10年で同社の株価は約30倍に跳ね上がっています。
テンバガーどころか、トリプルテンバガーですね!
長期投資家としては、こういう長期的に成長が見込めて株価も上昇していく銘柄に投資していきたいところです。
サニーサイドアップはイベントPRやスポーツ選手のマネジメントを手掛ける事業を柱にしており、東京五輪に向けての期待から株価を上げている部分もあることと分析します。
では、makuake(マクアケ)の場合はどうでしょうか。
makuake(マクアケ)はIPO以降に期待は持てるのか?
マクアケの上場後の株価に期待は持てるのでしょうか?
もしmakuake(マクアケ)のIPOに投資を検討しているのなら、気になるところです。
プラス材料としては、2つ考えられます。
プラス材料1:主幹事が大和証券
大和証券はIPOに強い証券会社です。
2019年は10月末時点で13社の主幹事を手掛けました。
上場初日の成績は10勝2敗1分け。
13銘柄中10銘柄で株価が上昇しています。
2敗のひとつ、BASE(4477)は、上場初日は公開価格を下回りましたが、その後は株価を上げています。
こうした実績もあるので、大和証券の手掛けるIPO銘柄には期待が持てそうです。
プラス材料2:直接クラウドファンディング事業を展開する上場企業が他にない
筆者の知る限り、直接クラウドファンディングを手掛ける上場企業はほかになさそうです。
ということは、クラウドファンディングというビジネスの成長性に投資したいという投資家は、投資する選択肢がマクアケの一択になるのではないか、と考えられるわけです。
そうなれば、同社に投資資金が集まる可能性が高まるのかなと思う次第です。
あくまで個人的見解なのであしからず。
※投資は自己責任でお願いします。
有名人が大株主ということで注目を集めるマクアケ。
上場後の値動きがどうなるのか、当ブログでもフォローしていきたいと思います!