夢の街創造委員会、株価暴落から復活はあるか?消費税10%が追い風

夢の街創造委員会ロゴ

夢の街創造委員会、株価暴落から反発。出前館が軽減税率を受けて復活なるか?

一か月前までは1666円あった株価が900円まで暴落
85.1%もの株価急落となってしまったのは「夢の街創造委員会」(2484)です。

夢の街創造委員会チャート

※出典:ヤフーファイナンス

株主にとっては、夢の街どころか悪夢となってしまった同社の株価ですが、ようやく反発の兆しが見え始めた模様です。

果たして、このまま夢の街創造委員会の株価は暴落からの復活を遂げるのか?

注目していきたいと思います!

夢の街創造委員会、株価が暴落した理由は先行投資による赤字転落

夢の街創造委員会の展開する事業は「出前館」が主軸となっています。
ちなみに、他に配達代行業や子会社を通じた酒類販売も行っています。

で、なぜ夢の街創造委員会の株価が暴落したのかといえば、10月10日に発表した決算内容が悪かったからです。

決算資料によれば、19年8月期の連結最終損益は1億円の赤字でした。
前期の同損益が5.5億円の黒字だったため、赤字転落となった形です。

しかし、赤字転落そのものは以前から会社が業績予想を通じて発表していましたし、今回の決算では会社が予想していた数字よりも赤字幅は悪いものではありませんでした。

予想よりも実績値が悪くなければ、逆に株価にとってはポジティブ材料になる可能性があるのですが、なりませんでした。

その理由は、来期の通期予想にあります。
アナリスト予想よりもさらに悪く、今期よりも赤字幅がさらに拡大する予想を発表したのです。

これが投資家に嫌気され、投げ売られて株価が大暴落。
あっという間に株価は直近高値よりも80%近くも下落してしまいました。

しかし、この赤字の原因、冷静に考えれば悪いことではありません。

人気がなくて売り上げが落ちたことが原因ではないからです。
出前館を通じた出前サービスのクオリティ向上と商圏拡大のため、先行投資がかさんだためなのです。
出前館ロゴ
おそらく、これは消費税が10%になることで、出前などの中食に追い風が吹くことを見込んでの先行投資だと思われます。

出前やデリバリーサービスには軽減税率8%が適用されます。

外食する人が減り、出前やデリバリーを利用する人が増えることを見越しての投資だといえるでしょう。
長い目で見れば、同社がさらに成長していくための投資です。

しかし、市場というのは近視眼的なものの見方が支配しています。
目先の利益が下がるだけで、このような株価の暴落につながってしまうのです。

この先行投資によって撒いた種が実るようになれば、ゆくゆくは夢の街創造委員会の大きな成長につながっていく可能性があります。

軽減税率適用で「中食」拡大がチャンスとなるか?

10月22日の日経新聞電子版に「軽減税率、持ち帰り「中食」拡大 吉野家など顧客増」という記事がありました。

やはり軽減税率が適用されたことで伸びが加速しているようです。

たかが2%ではありますが、出前やデリバリーとなるとファミリーの場合、一回の注文でも数千円になりますので、回数を重ねれば受けられる恩恵も多くなりそうですね。

現在のところ、軽減税率がいつまで適用されるのかは不明ですが、しばらくはこの状態が続くと思われますので、中長期的に見て先行投資を今のうちにしておくのは吉だと個人的日は思います。

株価がこれだけ大きく下げたので、逆張り投資家にとっては、投資のうまみが出てきた可能性があります。

日経新聞の記事が出たことで、本日の株価は反発しています。

トレンド反転の兆しとなる可能性もありますが、まだ予断を許さない段階なので慎重に分析したいところです。

とはいえ、株価反転になる可能性もあり得るので、今後も出前館及び夢の街創造委員会の動向には注目していきたいと思います!

これからのシーズンはハロウィン、クリスマスなど出前やデリバリーを利用する人も多くなることが見込まれますので、要チェックです。

夢の街創造委員会の株価が暴落から復活するのか、楽しみにしています!