出前館が株価暴落から復活!今後の予想は赤字解消次第で高値更新か

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    出前館の株価の今後を予想、株価暴落から復活!赤字解消で一段高も…?

    (最終更新日:20/9/7、元記事:19/10/23)

    出前館の株価の今後は、コロナ禍によるデリバリー特需で上昇を続けるのか?

    出前館は昨年秋の夢の街創造委員会の株価暴落から、社名変更を経て奇跡の復活を遂げましたね。

    ※出前館は19年12月、社名を夢の街創造委員会から変更。
    出前館のロゴ
    下記の株価チャートは出前館の2019年8月~10月のものです。

    <出前館(2484)の株価チャート>

    出前館チャート

    ※出典:ヤフーファイナンス

    9月には1666円だった株価が10月には900円まで暴落。

    出前館の株価下落率は85.1%という、株主にとっては夢の街どころか悪夢でした。

    しかし、新型コロナウイルスによる感染症が出前館には追い風となりました。

    出前館の株価はコロナ・ショックで524円まで暴落しましたが、その後は反発。

    出前館の株価チャート

    ※出典:ヤフーファイナンス


    デリバリーサービスに追い風が吹くなか、出前館の株価は今後も上昇していくのか?

    独自予想していきたいと思います。

    出前館、株価が暴落したのは赤字転落が理由

    出前館の展開する事業は、夢の街創造委員会時代からデリバリーサービスを仲介する「出前館」が主軸となっています。

    ちなみに、他に配達代行業や子会社を通じた酒類販売も行っています。

    で、なぜ出前館の株価が19年秋に暴落したのかといえば、19年10月10日に発表した決算内容が悪かったからです。

    決算資料によれば、19年8月期の連結最終損益は1億円の赤字。

    前期の同損益が5.5億円の黒字だったため、赤字転落となった形です。

    しかし、赤字転落そのものは以前から会社が業績予想を通じて発表していたこと。

    10月10日の決算では会社予想の数字よりも赤字幅は悪いものではありませんでした。

    予想よりも実績値が悪くなければ、逆に株価にとってはポジティブ材料になる可能性があるのですが、なりませんでした。

    出前館の株価暴落の理由は、来期の通期予想にあります。

    アナリスト予想よりもさらに悪く、今期よりも赤字幅の拡大予想を発表したのです。

    これが投資家に嫌気され、投げ売られて株価が大暴落。

    出前館の今後の株価に期待が持てなくなった投資家たちがなんと多かったことか…。

    あっという間に株価は直近高値よりも80%近くも下落してしまいました。

    しかし、この赤字の原因、冷静に考えれば悪いことではありません。

    人気がなくて売り上げが落ちたことが理由ではないからです。

    出前館を通じた出前サービスのクオリティ向上と商圏拡大のため、先行投資がかさんだためなのです。
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    これは消費税が10%になることで、出前などの中食に追い風が吹くことを見込んでの先行投資だと思われます。

    出前やデリバリーサービスには軽減税率8%が適用されます。

    外食する人が減り、出前やデリバリーを利用する人が増えることを見越しての投資だったといえるでしょう。

    長い目で見れば、同社がさらに成長していくための投資です。

    しかし、市場というのは近視眼的なものの見方が支配しています。
    目先の利益が下がるだけで、このような株価の暴落につながってしまうのです。

    この先行投資によって撒いた種が実るようになれば、ゆくゆくは出前館の大きな成長につながっていく可能性があります。

    出前館の株価の今後はどうなる?

    10月22日の日経新聞電子版に「軽減税率、持ち帰り「中食」拡大 吉野家など顧客増」という記事がありました。

    やはり軽減税率が適用されたことで伸びが加速しているようです。

    たかが2%ではありますが、出前やデリバリーとなるとファミリーの場合、一回の注文でも数千円になりますので、回数を重ねれば受けられる恩恵も多くなりそうですね。

    しかし、それ以上に出前館の株価の今後に大きなインパクトを与えたのはコロナ禍でした。

    4月の緊急事態宣言以降、食品のテイクアウトやデリバリー需要が急伸。

    出前館にとっては、非常に大きな追い風になったことは間違いないでしょう。

    外出自粛で打撃を受けた飲食店がデリバリーやテイクアウトに活路を見出そうとしたことも追い風となりました。

    出前館を利用する飲食店と客数の双方が伸びたことにより、出前館の株価も引き続き上昇しました。

    出前館株価チャート

    ※出典:ヤフーファイナンス


    3月に524円まで下落した出前館株価は、約半年で5倍になりました。

    コロナ次第ではありますが、今後もデリバリー需要は続きそうですね。

    先行投資の回収期を迎えることにもなりますので、出前館の株価は今後も中長期で期待が持てそうです。

    もちろん、そのためには早期の赤字脱出が不可欠だと思います。

    もし黒字転換になれば、買い材料にもなるので、さらなる株価上昇への期待も高まります。

    これからのシーズンはハロウィン、クリスマスなど出前やデリバリーを利用する人も多くなることが見込まれますので、要チェックです。

    出前館の株価の今後が楽しみですね!

    今回の出前館は底値で逆張りしていれば、大きな利益を得られました。

    そんな逆張り銘柄をチョイスしてくれるAI配信ロボも存在します。

    循環物色アナライザーというのですが、もしご興味があればチェックしてみてくださいね。


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