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九州災害的豪雨で「水害対策関連銘柄」の注目度UP!ねらい目株はどれ?
九州地方を中心に続く記録的な大雨。
つい1か月ほど前、「東海水不足が深刻…」という記事を書いたばかりなのに驚きというしかありません。最近の異常気象はこわいですね。
さて、そんな災害的な豪雨や台風が起こる時、「水害対策関連銘柄」が注目されます。

※引用・株探
上記は水害対策関連銘柄の代表的な銘柄リストです。
軒並み株価が上昇しているのがわかります。
実は昨日も同じような状況でした。
テレビなどで、九州の大雨の状況が報道されるたびに深刻度が増し、関連銘柄への投資が増えていることの表れだといえるでしょう。
今はまだ7月が始まったばかり。
全国的にまだ梅雨明けもしていませんし、これから9月末くらいまでは、台風シーズンも続きます。
そこで、まだ株価上昇がねらえそうな「水害対策関連銘柄」を探していきたいと思います!
去年、大阪が台風被害に遭った時に株価が上昇した銘柄「大盛工業」(1844)
近年、毎年のように発生する水害。
昨年も大阪を中心とした関西地方が台風の被害に遭ったのは記憶に新しいところです。
「おとなの株ラウンジ」でも取り上げましたが、昨年の災害の時に株価が上昇したのが「大盛工業」(1844)でした。

※引用:ヤフーファイナンス
今回の九州の大雨による株価の反応はあまりないようですね。
これはおそらく、大盛工業の商圏の問題があるものと考えられます。
同社は東京を地盤とした企業なので、それほど大きな業績アップにはつながらないと投資家に見られているのではないかと、個人的には思います。
では、今後「水害対策関連銘柄」として上昇が期待される銘柄は何なのでしょうか?
探してみたいと思います。
今年注目したい「水害対策関連銘柄」はコレ!
水害対策関連銘柄…
探すといろいろありますね。
数多くある中で、これはどうかなと思う銘柄を1つチョイスしてみました。
「NJS」(2325)
上下水道のコンサルタントなどを行っている会社です。
財務状態も良好で、水害の時には上下水道にも大きな影響が出ることが予想されますので、強みを発揮できそうですね。
下図は、NSJのチャートです。

※引用:ヤフーファイナンス
テクニカル分析をかんたんにしてみました。
ボリンジャーバンドはミドルラインが上向きで、もう少しで-2σにローソク足がタッチして、株価反転が見込めそうです。
ストキャスティクスではゴールデンクロスしそうになっており、これも株価上昇の兆しと見ることができそうです。
この2つを見る限り、短期的に株価が上昇していく可能性があるように感じられます。
※決して買い推奨するものではないのであしからず。
できれば水害は起こってほしくありませんが、もし起こったときには当銘柄は注目だと思います。
異常気象が1日も早くおさまることを願うばかりです。
また何か大きな動きなどがありましたら、引き続き情報をお伝えしていきます!