目次
【花粉症関連銘柄】ドラッグストア銘柄の中で株価上昇が期待できそうな株は?
インフルエンザがピークを過ぎたかと思ったら、次は花粉症シーズン到来。
ますますマスクが手放せそうもなくなりそうですね。
そんなマスクや目薬、内服薬や花粉症に効くとされるヨーグルトなどの食品・サプリなどを取りそろえているのがドラッグストア。
今年は花粉の飛散量が多めとの予想が出ているので、特にドラッグストアの売上増には期待がもてそうです。
マツモトキヨシ、セイムス、福太郎、薬王堂、ココカラファイン、ツルハドラッグなど…数多く存在するドラッグストア銘柄の中でも、どの銘柄に株価上昇期待が持てそうなのか?
独自の見解で予想していきたいと思います!
花粉症で株価上昇が期待できそうなドラッグストア銘柄
株探という株情報を扱うサイトで花粉症銘柄一覧を探しだしてみるとこれだけの銘柄が出てきます。

※引用:株探
※株探HPはコチラから
すべてがドラッグストア銘柄ではありませんが、上場されているドラッグストアは網羅していると言っても良いでしょう。
上記のドラッグストア銘柄リストの中でも、私が注目しているのは「キリン堂ホールディングス」(3194)です。
注目理由は、PER、PBR、配当利回りのバランスです。
PERとPBRが高すぎると株価がすでに割高になっている証拠で、株価の上昇余地はそれほどないのかなという判断です。
上記理由により、「クスリのアオキ」(3549)や「コスモス薬品」(3349)は今回除外しました。
その点、「カワチ薬品」(2664)を見るとPER13.7倍、PBR0.51倍、配当利回り2.14%(※19/2/21前場終了時点)となっており、割安株といえるかもしれません。
ですが、業績予想などがあまり芳しくなく、除外としました。
このような感じでリストにあるドラッグストア銘柄を比較検討した結果、最終的に残ったのが「キリン堂HD」です。
PER・PBRは高過ぎず、利回りも2.26%と配当狙いの投資資金流入も見込めそうです。
さらに、キリン堂HDの特徴として、関西圏での高シェアが挙げられます。
同業他社との差別化が難しいドラッグストアの場合、エリアでのシェアが高いかどうかが1つの投資基準になるものと私は思います。
キリン堂HDには高シェアがあるので、関西圏での業績には期待が持てそう。
会社四季報などを見ても、2019年2月期、2020年2月期とプラス成長予想がしっかりと出ています。
日本気象協会のHPによれば、今年の関西圏の花粉飛散量は昨年よりもやや多めだそう。
⇒日本気象協会HP
花粉が多いということは、マスクなどの花粉対策グッズの売れ行きが上がることが予想されます。
キリン堂HDの株価上昇にも期待が持てそうですね!
※なお、キリン堂HDの株価上昇をお約束するものではありませんので、ご了承ください。投資は自己判断と自己責任でお願いします。
花粉症関連銘柄だけじゃない、ドラッグストアに注目する点とは?
日本に花粉症があるように、お隣の国、中国には黄砂などの環境問題があります。
現在、春節期間中で日本にやってくる中国人観光客は相変わらず多いです。
(※関連記事:2/5掲載「春節到来!今年のインバウンド銘柄の株価期待イチオシはこの株だ!」)
訪日中国人がドラッグストアに行って、大量に医薬品や化粧品を爆買いするのは、すでに常識となりつつありますね。
その中でも、マツモトキヨシは中国人の間でも良く知られている店らしく、同銘柄はインバウンド銘柄としても注目を集めそうです。
黄砂の粉塵は粒子が細かいらしく、日本製のマスクは大人気なのだとか…
東京の街中に多店舗を出店しているマツモトキヨシには、そういう意味で個人的に注目をしています。
PERは16倍、PBRも2倍以下、利回りも1.55%あるので、現時点では割高とはいえず、株価上昇の余地はありそうですね。
マツモトキヨシの株価動向にも注目をしていきたいと思います。
私も花粉症なので、この時期はつらいですが、ドラッグストアにとっては一番の稼ぎ時かもしれません。
こうした季節によって注目される銘柄の動向は今後もお知らせしていきますね。