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春節到来!注目インバウンド銘柄に異変あり!爆買いで爆上げ期待銘柄はどの株?
(追記:2020/1/29)
2020年の春節関連インバウンド銘柄に明らかな異変が生じています!
理由はご存じのように、新型コロナウイルスによる新型肺炎です。
中国政府により、中国人の海外への団体旅行が禁じられましたが、禁止令が出る前に訪日した旅行客や日本在住の中国人がマスクをめがけて爆買いに走っています。

※ß法品棚からマスクが消える
ドラッグストアなどの棚からマスクが消えている店舗が増えており、店舗によってはお一人様●個まで、と購入制限をかけているようです。
日に日に新型肺炎の感染者数や死者数が増えているので、仕方ないかもしれませんね。
中国国内ではマスクが売り切れていたり、超高額で転売されているらしいので、祖国に送ったりする人も多いらしいです。
例年ですと、日本の家電や化粧品などが人気を集めているのですが、今年は圧倒的にマスクの人気がありそうです。
(追記:了)
(元記事:2019/2/5)
今年も中国の春節(旧正月)の季節がやってきました。
中国からの訪日客による“爆買い”が注目されて久しいですが、中国人へのビザ発給条件が緩和されたこともあり、今年もインバウンド需要に期待が集まります。
投資家として気になるのは、やはりインバウンド銘柄の株価ですよね。
数多くあるインバウンド銘柄の中で、爆買い需要を取り込み、株価爆上げとなる銘柄は果たしてあるのでしょうか?
私が注目するイチオシのインバウンド銘柄を、その理由とともにご紹介していきます!
過去の春節インバウンド銘柄の本命はラオックスだった…
2019年の春節の期間は2/5~2/10まで。正確には春節前日の2/4~2/10までが休暇期間になるようです。
中国の景気減速などで、今年は爆買い期待は厳しいのではないか?との声も聞こえてきそうですが、2017年に外務省が中国人へのビザ発給条件を緩和したことにより、訪日客は今年も増えそうです。
1人当たりの使うお金が減っても、訪日客の数が増えれば、大きな経済効果を生み出すことは間違いなさそうですね。
そんな中、春節のインバウンド銘柄のイチオシ株を占っていきたいところですが、今年の期待銘柄を探すには、まずは過去の傾向を知ることが大事…
ということで、過去の春節インバウンド銘柄の本命がどの銘柄だったのかにスポットを当てていきたいと思います。
数年前、テレビなどでもよく取り上げられていたのでご存知かもしれませんが、過去の春節インバウンド銘柄の大本命といえば「ラオックス」(8202)だったと思います。
ラオックスといえば、経営難だった2009年に中国資本の傘下に入り、中国人観光客への免税品販売に力を入れてきた企業です。
中国資本が入ったことで中国人観光客のニーズをうまく取り込み、“爆買い”なることばのブームに乗って業績を回復。
株価の方も爆上げでなんと、テンバガーを達成しました!
上記はラオックスの月足チャートです。
この株価の急な上昇ぶりを見ると、春節によるインバウンド需要がいかにすごかったかがわかりますね。
直前の420円でラオックス株を買っていても、1年後には14倍近くに株価が跳ね上がっていたことになります。
私の記憶ではたしか…日本製の炊飯器などが爆買いされていたかと思います。
日本製の品質の良い製品は中国で人気が高いため、良く売れたということですね。
その傾向は、基本的に今も変わっていません。
ここ数年は家電製品だけでなく、医薬品や化粧品なども春節に限らず爆買いされています。
この傾向は今年の春節にも続きそうですね。
では今年の春節インバウンド銘柄の期待株は?
過去の春節インバウンド銘柄の本命がラオックスなのはお分かり頂けたかと思います。
では、2019年のインバウンド銘柄の本命はどんな株になるのでしょうか?
正直なところ、株価上昇が期待できる銘柄はたくさんあります。
どれか1つに絞るのは難しいです(笑)
ですが、あえて筆者のイチオシの銘柄を選んでいきたいと思います。
上記したように、ここ数年、資生堂の化粧品などが中国で人気を集めていて、安価で品質の高い医薬品を求めてマツモトキヨシ(3088)に訪日中国人客が殺到するという現象も起きました。
それらを踏まえた上で、最も手堅いと思われるインバウンド銘柄は「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)」(7532)です。
あまり聞きなれない企業名ですが、「ドン・キホーテHD」が社名変更してできた企業です。
ドン・キホーテは日本各地にありますし、深夜営業もしています。
さらに家電も化粧品も医薬品も販売しています。
メーカーではありませんが、圧倒的な知名度と集客力によって外国人客にも人気があります。
今回の春節ではある意味最も手堅いインバウンド銘柄ではないだろうかと考えています。
ドン・キホーテは外国通貨での支払いもOKで人民元にも対応しているので、なお中国人客が来やすい環境が整っているといえるでしょう。
イチオシとは言いましたが、もう1銘柄ご紹介…
それは「アドベンチャー」(6030)です。
アドベンチャーは航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営している企業で、2016年からは民泊事業にも参入しています。
最近はホテルや旅館だけでなく、民泊する訪日客が増えていますので需要はかなり望めるのではないでしょうか。
アドベンチャーの株価はしばらくボックス相場を形成しており、現在は株価上昇を待つ局面にあります。
このボックス圏を見る限り、株価は1万1000円近くまで上昇する可能性もあるかなという印象です。(※個人の見解です。株価上昇をお約束するものではありません)
以上、
今回は2019年春節に関する株価上昇期待インバウンド銘柄をご紹介していきました。
このテーマの銘柄にはほかにも埋もれたお宝株がたくさんあると思います。
みなさんがそんなお宝株を発見できることを願っています!
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