配当性向ランキング発表!配当性向100%利益は全部株主還元銘柄も

    配当性向ランキング

    配当性向ランキングBEST3を独自発表!配当性向100%の株主還元重視銘柄とは?

    (追記:2019/5/17)

    1月に当ブログで独自発表しました「配当性向ランキング」。

    元記事を欠いた時点では、業績予想データを元にしたランキングでしたが、実績データが出そろいました。

    そこで、実績データを元にBEST3銘柄の配当性向がどうなったのかを追記していきます!

    1月に発表したランキングでは
    第1位【カワセコンピュータサプライ(7851)】
    第2位【GCA(2174)】
    第3位【菊水化学工業(7953)】

    の順位となりました。

    それぞれのデータを詳しくみていくと…
    【カワセコンピュータサプライ】
    「配当性向476.2%」
    「年間配当10円」
    「1株利益2.1円」
    【GCA】
    「配当性向318.2%」
    「年間配当35円」
    「1株利益11.0円」
    【菊水化学工業】
    「配当性向285.7%」
    「年間配当16円」
    「1株利益5.6円」

    という内容です。(1月ランキング発表時)

    では、その後、業績発表が終わった後で、この3銘柄の配当性向はどうなったのか…

    発表していきます!

    第3位【カワセコンピュータサプライ】(第1位→第3位)
    「配当性向-57.8%」
    「年間配当10円」
    「1株利益-17.29円」

    第2位【GCA】(第2位→第2位)
    「配当性向54.5%」
    「年間配当35円」
    「1株利益64.17円」

    第1位【菊水化学工業】(第3位→第1位)
    「配当性向139.6%」
    「年間配当16円」
    「1株利益11.46円」

    という結果になりました。

    前回第1位だったカワセコンピュータサプライが3位に転落し、菊水化学工業が第1位に躍り出るという結果に。

    ただ、これはあくまでもこの3銘柄の中での話ですのであしからず。

    カワセコンピュータサプライは赤字転落してしまったのでマイナスになってしまいました。

    GCAと菊水化学工業は1株利益(EPS)が増加したため、数値が下がる結果となりました。

    まあ、それでも配当性向としてはかなり高いものだといえそうです。

    ちなみに、カワセコンピュータサプライに関しては、5/14に決算発表があったのですが、令和2年3月期の業績予想では赤字幅が減少する予想とのこと。

    また、当銘柄は「改元関連銘柄」でもあり、「令和」の新元号が発表される直前の3月末に驚異的な株価上昇を遂げました。

    私は「配当性向の高さ」に注目しただけでカワセコンピュータサプライをご紹介しましたが、投資のプロである雅投資顧問は違ったようです。

    当時の配当性向予想の高さ、改元特需などのファンダメンタルを読み解き、チャート分析も加味した上で3/25の時点で当銘柄を買い推奨していました。
    そして、4/1に新元号が発表される前が株価のピークだと予想して3/29の時点で利確させる。

    下記のチャートを見て頂ければ、絶妙なタイミングでの推奨だったことがわかります。

    カワセコンピュータサプライ株価チャート

    ※引用:ヤフーファイナンス


    配当性向に着目した投資も1つの手法ですが、多角的に分析した上で、買い時・売る時を読み解いたプロの情報を元に投資をすることも、大切な資産を守りながら増やしていく上では重要なことだと思います。

    もしご興味があれば、この大相場を見事に的中させた「雅投資顧問」に着目してみるのも1つの選択だといえます。

    実際に利用している投資家の声もおとなの株ラウンジの「雅投資顧問のトークルーム」から見られますので、ご興味があればチェックしてみるといいかと思います。

    (追記:了)
    (オリジナル記事:2019/1/16)

    日本の上場企業は欧米企業に比べると配当性向が著しく低い。
    昔からそう言われてきました。

    しかし、最近では内部留保をため込むだけではなく、株主への還元を重視する上場銘柄が増えてきました。
    投資家としては実に喜ばしいことです!

    配当利回りランキング株主優待ランキングというのはネットやマネー雑誌などでもよく見るのですが、配当性向ランキングというのはあまり見ることがありません。

    それほど、これまであまり配当性向というものが注目されてこなかったことの証なのかなと思ってしまいます。
    そこで、「おとなの株ラウンジ」では「配当性向ランキング」と称して独自にランキングを作り、特集してみたいと思います!

    ちなみに…

    配当性向とは、企業の1株利益のうち、何%を配当に回して投資家に還元するかを見る指標のことです。

    配当性向(%)=年間配当÷1株利益(EPS)

    という数式で算出できます。

    欧米の主要銘柄の配当性向は50%程度と言われています。
    日本以外のアジア企業で30%台後半

    それに対して日本の上場企業の配当性向は平均30%と言われており、諸外国と比較して低いことが目立ちます。

    2018年末に上場したソフトバンク(9434)のIPO公開価格の配当性向が85%もあると話題になったのは、その数値の高さゆえともいえるでしょう。
    (※関連記事:12/4掲載「ソフトバンクIPO、配当利回り5%配当性向85%の本気度をさぐる」

    ソフトバンクIPO、配当利回り5%配当性向85%の本気度をさぐる

    そんな中、調べてみるとソフトバンクの他にも配当性向が高い企業が複数存在することがわかりました。
    中には、配当性向100%の銘柄も…!

    はたして、より株主還元を重視した高配当性向銘柄(企業)は何の株なのか?

    それではいよいよお伝えしていきます!

    配当性向ランキングBEST3!どこが1番株主還元を重視している?

    ランキングを発表する前に、1つだけ注意点をお伝えさせていただきます。
    このランキングはあくまで配当のみに特化していて、株主優待を加味してはいませんのであしからず。

    では参りましょう。

    まずは第3位から…!!

    配当性向ランキング

    第3位は…



    【菊水化学工業(7953)】

    建築物の下地材や仕上げ材などを扱う企業である菊水化学工業。

    2019年3月期の予想データでは
    「年間配当16円」
    「1株利益5.6円」
    「配当性向285.7%」※会社四季報参照
    となりました。
    菊水化学工業
    続いて、第2位は…




    【GCA(2174)】

    CCAはM&Aの助言を主力とする企業です。

    2018年12月期の予想データでは
    「年間配当35円」
    「1株利益11.0円」
    「配当性向318.2%」※会社四季報参照
    となりました。
    GCAロゴ
    そして…いよいよ第1位の発表です…!





    第1位は…

    【カワセコンピュータサプライ(7851)】

    カワセコンピュータサプライは商業印刷や情報処理事業を主力とした銘柄です。

    2019年3月期の予想データでは
    「年間配当10円」
    「1株利益2.1円」
    「配当性向476.2%」※会社四季報参照
    となりました。
    カワセコンピュータサプライ
    なんと…
    3社とも配当性向100%超になりました。

    これはそれだけ株主への還元をそれぞれの企業が重視していることの表れだといえそうです。

    しかし…

    このランキングを見て、喜んでばかりもいられない一面も垣間見えます…

    次はそのことも踏まえた配当性向100%超銘柄への投資に関する注意点をお伝えしていきます!

    配当性向100%超の株(銘柄)への投資の注意点とは

    配当性向100%以上の株はそれだけ株主還元を重視した企業である
    たしかにそうとも言えますが、それは企業の一面に過ぎません

    気を付けなければならないのは、配当性向が100%以上ある企業というのは、1年間に稼いだ以上の金額を配当金に回しているということ。

    その配当の原資となるのは、これまで溜めてきた内部留保(純資産)です。
    つまり、会社の資産を減らして配当に回しているわけですね。

    あまりにもたくさんキャッシュが溜まっている企業なら問題ありません。
    ですが、業績が悪いのに、たくさんの配当を出している企業への投資には注意が必要です。

    業績が悪い=株価下落

    が一般的な考え方です。

    そうならないために、無理に配当金を高くしている可能性が高いからです。

    ですので、配当性向が100%を超える企業に投資する場合には、よく財務分析をした方が賢明といえるでしょう。

    ちなみに、上記のような心配がない企業の中で、高配当性向な企業もあります。

    例えば、【みらかホールディングス(4544)】【ピープル(7865)】がそれです。

    【みらかホールディングス】※会社四季報参照
    臨床検査や治験などを行うみらかHD。

    2019年3月期の予想データでは
    「年間配当130円」
    「1株利益157.6円」
    「配当性向82.5%」
    みらかHD
    【ピープル(7865)】※会社四季報参照
    乳幼児向け知育玩具の企画開発を行うピープル。

    2019年1月期の予想データでは
    「年間配当62円」
    「1株利益61.7円」
    「配当性向100.0%」
    となっています。
    ピープル
    どちらもほぼ1株利益の範囲内に収まる中で、非常に高い配当性向を掲げています

    こうした企業ならば、資産を減らすことなく配当を出してくれますので1株純資産(BPS)を減らすことなく、株価の上昇も期待しやすくなりそうです。

    配当性向の高さだけでなく、財務状況、業績予想などを加味した上で投資していくことで、高配当をもらいつつ、株価の上昇によるキャピタルゲインも狙えると私は考えています。

    大事なことは目先の数字に踊らされることなく、しっかりと企業分析をしたうえで投資することです!

    今回の配当性向ランキングがあなたの投資ライフのご参考になれば幸いです!