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2019年、自動運転関連銘柄【本命】、「大穴」はこの2銘柄で決まり!!
「5G」「バイオ」「AI」「IoT」などと並び、近年有力な投資のテーマとして注目されている【自動運転関連銘柄】。
「国策に売りなし」
という相場の格言通り、株価の大きな上昇が期待される。
政府発表の「官民ITS構想・ロードマップ」では、「2020年までに自家用車としての自動運転車の更なる普及や限定地域での無人自動運転移動サービスの実現を目標」とされています。
2019年、【自動運転関連銘柄】の【本命】、「大穴」銘柄とは何なのか?
私が考える注目の2銘柄をご紹介していきます!
※「国策に売りなし」に興味がある人はコチラの記事もどうぞ。
→12/19掲載「国策に売りなし:18歳成人でTACの株価上昇?過去例にはあの株も」
自動運転関連銘柄の【本命】は「コア(2359)」。その理由とは…
私が考える自動運転関連銘柄の【本命】はコアという会社です。
コアは、独立系のSIで車載やスマートデバイス向けの組み込みソフトウェアに強みを持った会社です。
私がコアという銘柄に注目した理由は主に3つ。
・主力事業が自動運転技術の中核、ドストライクなこと
・5期以上の増収増益(高成長性)
・準天頂衛星「みちびき」の活用による競争力アップがねらえる
理由について、1つずつ解説していきます。
最初の主力事業が自動運転技術の中核であることはお分かりいただけるかと思います。
自動運転技術には高度なシステムを標準搭載したソフトウェアの存在が欠かせません。
その分野に強みを持つ同社には、これからも多くの自動車メーカーなどからの引き合いあることが予想されます。
そして、2つ目の理由にもつながるのですが、近年、同社の技術への引き合いが増えていることによってコアは増収増益を続けているのです。
会社四季報で確認するだけでも、2014年9月期以降、4期連続の増収増益、2019年9月期、2020年9月期も増収増益予想になっており、継続した成長がこれからも望めることになります。
ちなみに、売上高の推移を見てみますと…
2014年9月期:16,482(百万円)
2015年9月期:21,115(百万円)
2016年9月期:23,270(百万円)
2017年9月期:30,510(百万円)
2018年9月期:40,419(百万円)
2019年9月期(予想):50,000(百万円)
2020年9月期(予想):63,000(百万円)
となっており、2014年9月期と比較すると2019年9月期(今期)は3倍以上になっています。
増収増益を続けていける企業の株価は上昇していく。
これは私が尊敬する投資家ウォーレン・バフェットの考え方です。
コアの株価も業績に同調して今後大きく上昇していく可能性は十分にあるものと思います。
3つ目の理由について。
準天頂衛星「みちびき」を使用することで米国のGPSの精度を補完し、より高精度で安定した位置情報を取得できます。
これは自動運転に必要なナビゲーションシステムには必須の技術だと考えられますし、将来的にコスト競争力のアップにつながることが予想されているため、コアの今後の成長に拍車をかけることになるのではと思った次第です。
また、昨年末の相場全体の下落のあおりを受けて、同社の株価も直近では下がっており、回復しきっていません。
ですので、今がねらい目である可能性もあるというのも、補完理由として挙げられます。
自動運転関連銘柄の「大穴」は「JVCケンウッド(6632)」。音響機器メーカーからの脱却は着々…
ケンウッドと聞くと、ミニコンポのイメージが強いのは私だけでしょうか…
音楽をカセットやCDで聴く時代が終焉を迎えつつある中で、業績低迷していた同社ですが…
現在は自動車関連事業で稼いでいます。
元々の音響機器メーカーの強みを活かしたカーステレオはもちろんのこと、カーナビやドライブレコーダーも手掛ける同社。
近年は「あおり運転事件」の影響でドライブレコーダーの売れ行きが好調とのこと。
私がJVCケンウッドに注目した理由は2つ。
・自動運転自動車に必須のカーステレオ、カーナビ、ドライブレコーダーをセットで提供できること
・株価が高くないので、株価の上昇余地があること
自動車に乗っている間、特に長距離の移動の場合にはステレオやナビというものはもはや必須の設備と言ってもいいでしょう。
例え運転をコンピューターが自動で行ってくれるにしても、今どこを走っているのかを知りたくなるでしょう。
その時に必須なのがカーナビですよね。
そして自動運転技術がいくら進歩しても、やはりコンピューターに運転を任せることには不安を感じる…という人もいることでしょう。
特に事故が起きた時には自分の過失がないことを証明するためにも、ドライブレコーダーの需要というのは今後ますます増加していくことが予想されます。
今後コンピューターによる音声ガイダンスなどが本格化していくことになれば、同社が強みを持つ音響機器への需要も増していくことが予想されます。
また、JVCケンウッドの株価は現在200円台で推移しています。
この株価が2000円くらいだったら何倍にも株価が上昇するのは余程のことがないかぎりは難しいでしょう。
ですが、株価が低い分、同社の株価は業績と期待次第で大化けしていく可能性があるものと私は思っています。
JVCケンウッドの場合は、コアと違って毎期増収増益を続けているわけではありません。
ですので、ここでは大穴とさせていただきます。
個人的にはビクターと合併する前のケンウッドのコンポでCDを聴いていた世代なので、同社には頑張ってもらいたいものです。
2019年も引き続き注目が予想される自動運転関連銘柄。
このテーマへの注目は今後も続けていきたいと思います!