親子上場解消銘柄でなぜ稼げる?TOB狙いの投資戦略とは?事例あり

    親子上場解消銘柄

    親子上場解消銘柄はなぜ狙いか?TOBされそうな子会社への投資戦略とは

    上場企業の親子上場解消が加速しています。

    親子上場には様々な問題点が指摘されており、それを解消するための対応が進んでいる結果です。

    しかし、投資家にとって注目すべき点は、親子上場そのものの問題点よりも他のところにあります。

    親子上場解消銘柄は儲かるのです…!なぜか?

    親子上場解消は、基本的に親会社が子会社の株をTOBして完全子会社化することで成立します。

    通常TOBを仕掛ける場合、現在の株価にプレミアムを付けた金額で買収しますので、子会社銘柄を持っていれば、かなりの利益になるわけです。

    と、いうことはどうなるのでしょうか?笑

    はい、子会社狙いの投資戦略を持つことで大きな利益を得られる可能性が生まれます。

    そこで、おとなの株ラウンジでは、「親子上場解消銘柄への投資のなぜ?」というテーマを掲げ、実例を交えながらTOBされそうな銘柄への投資術をご紹介していきます。

    親子上場解消銘柄の実例

    親子上場解消した銘柄の実例をいくつかご紹介しましょう。
    取り上げたのは有名な企業が多いので、ご存じの方もいるかもしれませんね。

    親会社:味の素(2802)、子会社:カルピス(2591)※2007年9月上場廃止
    親会社:アシックス(7936)、子会社:アシックス商事(9814)※2014年3月上場廃止
    親会社:イオン(8267)、子会社:ダイエー(8263)※2014年12月上場廃止
    親会社:オリックス(8591)、子会社:大京(8840)※2019年1月上場廃止
    親会社:SCSK(9719)、子会社:Minoriソリューションズ(3822)※2020年1月上場廃止

    直近のSCSKによるMinoriソリューションズへのTOB価格(2700円)は、前日終値より21.7%も高いプレミアムを付けたことから、株価は2700円にサヤ寄せする上昇となりました。

    この親子上場解消のケースの場合、TOBされる銘柄の株を保有していれば21.7%の利益を獲得できた可能性があるわけです。

    親会社が子会社のTOBに対して、どれくらいのプレミアムを付けるかはケースバイケースになるため、Minoriソリューションズほどの利益を上げられるかはわかりません。

    しかし、それ以上の利益を上げられる可能性を秘めていることもまた事実です。

    それに、TOBされる企業の株は、親会社が設定した株価で買い取ってくれるので、株価が上がったところを空売りに狙われて株価が急落する心配もありません。

    親子上場解消候補の銘柄の見つけ方

    親子上場解消銘柄(子会社)の株価がTOBにより高騰することは、お分かり頂けたかと思います。

    では、実際に今後親子上場を解消しそうな銘柄候補はあるのでしょうか?
    親会社からTOBされそうな銘柄の見つけ方をご紹介します。

    親子上場解消しそうな企業に目星をつけるには、いくつかのステップがあります。

    <親子上場解消候補の銘柄の見つけ方>
    ステップ1
    親子上場している企業をリストアップ

    ステップ2
    リストアップした企業群の親会社のHPなどで、「グループとしての一体的な事業推進」「ガバナンス体制の強化」などを掲げている企業をリストアップ

    ステップ3
    ステップ2でリストアップした企業群の中で、キャッシュが潤沢にある企業リストアップ

    その他
    子会社の出来高が非常に少ない低位株。上場している意味があまり感じられない銘柄。PBR1倍割れしていると尚良し

    これらの見つけ方は、あくまでも筆者のオリジナルの探し方です。
    教科書などに載っているものではないのであしからず。

    確実に親子上場解消されるというわけではありませんので、投資は自己責任でお願いします。

    ただ、親子上場解消銘柄を狙った戦略の1つの考え方にはなると思います。


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