壱番屋、ココイチ値上げでも株価が下がらぬ強さに投資検討の価値あり

    ココ壱番屋

    ココ壱番屋(ココイチ)まで3月から値上げ!それでも壱番屋の株価が上昇する理由

    ココイチまでもが3月から値上げ…!
    そんなニュースが飛び込んだ先週末。

    CoCo壱番屋ココイチ)でカレーを食べていました。

    自分がよく利用するお店の値上げは痛いですよね。

    このニュースを聞いて投資家として私が気になったのは、やはりココイチを運営する「壱番屋」(7630)の株価でした。

    なぜ気になったのか?

    理由は2つ。
    【理由1】自分がよく利用する店だから。
    【理由2】商品の値上げを発表すると、株価が上昇する企業と下落する企業がありますが「壱番屋」がどちらなのかが気になったから。

    結果的には、壱番屋の株価は下がるどころか上昇しました。

    では、それはなぜなのか?

    値上げを発表しても株価が下がらない強さが壱番屋(ココイチ)にあるのなら、投資を検討してみるのもありなのではないか?

    といったところにスポットを当てて、ココイチを運営する「壱番屋」への投資妙味について迫っていきます!

    なぜココイチ値上げ発表でも壱番屋株価は上昇した?

    まずは下記の株価の推移をご覧ください。

    壱番屋(ココイチ)チャート

    ※引用:ヤフーファイナンス

    壱番屋ココイチ値上げを発表したのは2/15

    その日の壱番屋の株価を見ると、前場では下がる場面がありましたが最終的には上昇しています。そして、翌営業日である本日(2/18)も前場時点では壱番屋の株価は上昇しているのがわかります。

    ココイチ強し!

    といったところでしょうか。

    しかし、これには2つの理由があると私は考えます。

    その理由とは…
    【理由1】値上げ商品が限定されていた。
    【理由2】値上げしても通い続けるココイチファンが多い。
    この2点です。

    【理由1】から説明しましょう。
    今回、壱番屋では人件費高騰などを理由に商品の値上げを実施すると発表しました。しかし、全商品の値上げをするわけではありません。

    値上げするのは「ポークカレー」「甘口ポークカレー」の2商品。
    壱番屋(ココイチ)IR
    上記は、壱番屋ココイチ)が発表したIR資料の一部抜粋です。
    (詳細は壱番屋HPから⇒HPはコチラ

    「ポークカレー」「甘口ポークカレー」をそれぞれ21円値上げするようですね。

    ポークカレーはココイチの基本メニュー。
    その基本メニューだけに値上げを抑えたと見てとれそうです。

    ココイチポークカレー

    ※ココイチのポークカレー

    21円くらいの値上げ幅なら、消費者としても我慢できる範囲ではないかと個人的に思います。

    では、続いて【理由2】について説明しましょう。

    値上げしてもココイチに通い続けるファンが多いというのは、それだけココイチのブランド力が高いということですね。

    カレーそのものの美味しさだけなら、ココ壱番屋よりも美味しいカレーを出すお店はたくさんあることでしょう。

    それでもココイチでなければいやだというファンが多い…
    このファンが多いうちは少々の値上がりでもお客さんの数はいきなり減少することはないでしょう。
    ディズニーランドやUSJなどがチケットの価格を上げても客数が伸びていることからも明らかです。

    これがブランド力です。

    世界一の株式投資家ウォーレン・バフェットが重要視する投資要素でもあります。

    ココイチのようなブランド力のある企業の場合、値上げは株価にプラス材料

    一般的に値上げすると客離れが起きて売上が落ちるのではないか…と企業側は不安になる場合が多いことでしょう。

    しかし、壱番屋(ココイチ)のようなブランド力のある企業の場合は違います

    値上げはむしろ投資家から好感されて株価上昇になりやすいのです。

    その理由は2つ

    <値上げが投資家から好感される理由>
    【理由1】価格競争に巻き込まれない。
    【理由2】根強いファンがいるので客足があまり落ちないから、業績上昇につながる。

    昔、吉野家、松屋、すき家などの牛丼チェーンが価格競争を展開したことがありましたが、価格を下げるということは利益率が落ちて薄利多売になるということ。

    そういう商売は、長期的な目で見ると、安いから行く店という認識が消費者の間に広まってしまい、値上げりすると一気に消費者離れが起きる傾向があります。

    値段の安さが客を引き寄せる一番の要因だからです。

    しかし、ブランド力、固定ファンがあればそういう価格競争に巻き込まれずにすみ、値上げを受け入れてくれるお客さんも多いので業績が急激に悪化することは考えにくいのです。

    ココ壱番屋の場合はまさにこの典型例になりそうですね。

    価格競争をしないことで、利益率の維持が見込まれ、投資家からの資金が集まる。
    このサイクルが壱番屋の株価を押し上げる要因になる可能性は十分に考えられます。

    こうしたブランド力のある企業というのは、投資する価値が十分にあるものと私は考えています。

    ただし、株価が高い時に買ってもあまり旨みはありません。

    ですので、壱番屋の株価が割高水準ではない時を狙って買いを入れていくのは長期的な視点から見て、十分旨みのある投資になるかなと思います!

    とはいえ、今年は消費増税もあるので、これ以上飲食業や小売業での値上げが続かないように願いたいところです。

    値上げしてもそれを吸収できるだけ、株で資産を増やしていきましょう!