ヤフー、ZOZO買収発表!前澤氏は退任、株価は急騰、今後は?

ZOZOのロゴ

ヤフーがZOZO買収発表。前澤社長は辞任で保有株も手放す方針。株価は急騰中!

いや~、久々のビッグニュースが飛び込んできましたね~。
インサイダー情報が欲しかった…と思った人も大勢いることでしょう(笑)

ヤフーがアパレル通販大手ZOZO買収を発表しました!
ZOZOといえば、創業者・前澤友作社長が公私両面で何かと話題を振りまきまくり、時にはTwitterが炎上しながらも、一代で会社を大きくした手腕は認める人も多いことでしょう。

しかし、最近では「ZOZOスーツ」「ARIGATO」の失敗などもあり、かつての勢いは株価とともになくなっていた感がありました。

今回のヤフーによる買収発表は、前澤社長がTwitterを休むなど動きがやや沈静化していたなと思っていた矢先の出来事でした。

前澤社長は経営からは退き、37%持っているというZOZOの保有株もヤフーのTOBに応じる方針らしいですね。
※参照記事「ヤフー、ZOZOを子会社化 前沢氏「僕は新たな道へ」」

ZOZOは上場を維持する方針のようですが、果たして今後、同社の株価はどうなっていくのか?

その可能性を探っていきたいと思います!

ヤフーによるZOZO買収発表で株価急騰!しかし、まだ初動にすぎない可能性も

ヤフーによる衝撃的なZOZO買収発表。

このニュースは瞬く間に市場や個人投資家の間をかけめぐり、あっという間にZOZO株価は急騰しました。
<ZOZO>(3092)

ZOZO株価

※出典:ヤフーファイナンス

今日の前場の高値2575円は、前日終値2166円よりも18.8%も高いです。
午前9時からの取引開始でしたが、すぐには寄り付かず、マドを開けて急騰した状態で始値を付けました。

このことは、それだけ市場に与えるインパクトが大きかったこと。
そして、投資家がZOZO株に群がったことが原因であることが考えられます。

しかし、これはまだ初動にすぎません

と、いうのもヤフーはZOZOの買収方針は発表しましたが、TOBについては10月上旬になってから始める模様なのです。

TOB価格は2620円になりましたが、もし今後ほかにもZOZOの買収に名乗りを上げるような企業が出てくれば、価格のつり上げ合戦になる可能性も少なからずあります。

投資を検討するのであれば、慎重になった方が良いかもしれません。

ヤフーのZOZO買収は早くも他の思惑買いも生み出した

この度のヤフーによるZOZO買収発表は、ヤフーとZOZOだけでなく、他の銘柄の株価にも影響を与えています

特に株価の上昇が目立ったのが、「バリューコマース」(2491)です。
<バリューコマース>(2491)

バリューコマース株価

※出典:ヤフーファイナンス

こちらも本日、マド開けで株価が急騰しているのがわかります。

なぜバリューコマースの株価が急上昇したのかといえば…
ヤフーと資本関係があるためですね。

単に資本関係があるだけでなく、取引関係も深くいため、買収による相乗効果を期待しての買いが入っていることが考えられます。

ヤフーといえば、ソフトバンクグループの傘下。
ソフトバンクグループといえば、ビジョンファンド(10兆円ファンド)を手掛ける投資会社。

今年、ソフトバンクグループの決算は過去最高を記録しましたが、その多くは保有株の含み益です。
キャッシュを生み出す事業がやや不足しているともいわれており、ヤフーはソフトバンクグループにとってキャッシュを生み出す事業だと投資家の間では認識されています。

ZOZOもキャッシュを生み出す事業ですから、そういう意味ではソフトバンクグループ全体としては貴重な存在になりそうな気が個人的にはしています。

ヤフーによるZOZO買収:結局ZOZOは買いなのか?

ヤフーによって買収されることになったZOZO。
はたして、今から相場に参入してZOZO株に投資した方が良いのか、悩むとことですよね?

お気持ちはよくわかります。

買った方が良い、買わない方が良いと断定することはできません。
※投資はあくまで自己判断と自己責任でお願いします。

ただ、ZOZOの今後については、不安よりは期待の方がやや多いかなという印象があります。

その理由をいくつか挙げます。

・ヤフーによる買収で、ヤフーやバリューコマース、Eストアーとの連携・相乗効果に期待
・前澤社長の退任により、Twitter発言による不要な炎上による悪評がなくなる
・ZOZO離れした企業が戻ってくる可能性も、展開次第ではありうる

3つほど挙げてみましたが、探せば他にもメリットはあると思います。

最近は業績が苦しかったZOZOですが、M&Aをきっかけに業績回復、再びの成長軌道に乗ることができれば、期待相場による株価上昇から業績相場による株価上昇へとシフトしていく可能性は十分にありえます。

個人的にはそうなることを願っています。

まだまだ、今後どんな展開になるのか不明なところも多いので、フォローしていきたいと思います!

まだコメントがありません

この記事にコメントする

よく読まれているブログ

「個別株」の人気記事トップ3

免責事項
掲載している情報や口コミについては、万全を期しておりますが、その内容の安全性や正確性などを保証するものではありません。
ならびに、当サイト介した外部ウェブサイトの閲覧、ご利用は、お客様の責任で行っていただきますようお願いいたします。
万一、外部ウェブサイトの利用につき問題が生じた場合、
その責任はリンク先の外部ウェブサイトが負っていますので、外部ウェブサイトと利用者ご自身の責任で対処してください。