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プレステ5がソニー株価に与えるインパクトはそれほど大きくない?
(最終更新日:2020/10/19、元記事:2019/4/18)
(追記:2020/10/19)
プレステ5ではもうソニーの株価は上がらないのか?
そんな出来事がありました。
2020年9月17日、ソニーはプレステ4の後継機プレステ5(PS5)の発売日を11月12日と発表。
プレステ4から7年が経ち、コロナ禍で巣籠もりテーマ株に注目が集まっていることもあり、ソニーの株価も大きく上昇するかと思いきや、意外な結果となりました。
結論からいうと、発表直後はソニー株価は上昇しました。
しかし、その後はすぐに下落トレンドとなり、現在も反転しておりません。
※出典:ヤフーファイナンス
プレステ5は、二種類のスペックが用意されています。
Ultra HD Blu-rayドライブを備えたモデルとUHD BDドライブを省いた「Digital Edition」です。
前者の価格が49,980円、後者が39,980円となります。
非常に高スペックな機体でありながら、価格が安いとTwitter上では話題に。
“#PS5安すぎ”のハッシュタグが一時トレンドとなりました。
株価が反応していないのは、まだ発売前だからかもしれません。
実際に発売され、売れ行き絶好調で業績に好影響が出れば、業績相場になってソニー株価が上昇していく可能性は十分にあります。
過去のPS1~PS4までのように、1億台近く売れればトレンドは上昇に向かうのではないかとクロサキは見ています。
もうじきクリスマス商戦もやってきますし、プレステ5の需要は増えそうですね。
クリスマス商戦のようにテーマ株の銘柄を選びたいけれど、自分では自信がない…という人は話題株セレクトを試してみるのも良いかと思います。
次にくるテーマ株をAIが自動で選んでくれます。
概要や口コミなどをチェックできますので、気になるようでしたらチェックしてみてくださいね。
今後に期待して見守りたいと思います。
(追記:了)
『プレステ新作発売!』
この言葉だけで、昔ならすぐにソニーの株価が上がっているだろう…、株価をチェックするまでもないことだろうと思っていた時代は終わってしまったようですね。
「ソニー」(6758)の代表作の1つといえば、ゲーム機「プレイステーション」。
初代プレイステーションが発売されてから25年。
現在プレイステーション4(プレステ4)まで発売されていますが、このほど、プレステ4の次世代機について、ソニーが発売予定であることを初めて認めたことを読売新聞が報じました。
「プレイステーション5」(プレステ5)という商標になるのかは不明ですが、ソニーファンやゲーマーにとっては待ち望んでいた情報でしょう。
私はゲーマーではありませんが、昔は初代プレステ、プレステ2などで遊んだ経験があるので、ソニーの株価は気になるところです。
しかし、株価をチェックしてみると、意外な結果でした。

※引用:ヤフーファイナンス
はい、上の画像を見て頂ければわかるように、ソニーの株価は上がるどころか下がっています。
まさかの展開でした…。
そこで私が思ったことは、
プレステ発売情報というこれまでの“買い材料”は通じなくなってきているのか?
ということ。
そんなことはないと信じつつ、私なりに考察してみました!
プレステ次世代機とソニーの株価のゆくえ…据え置き型→PC・スマホへの流れは止められない
最初にプレイステーション1から4までがどれほど売れたのか、リストにしました。
歴代プレステの売上台数(ウィキペディア調べ)
・プレイステーション(94年発売)…1億249万台
・プレイステーション2(00年発売)…1億5,500万台
・プレイステーション3(06年発売)…8,690万台
・プレイステーション4(13年発売)…9,160万台
なるほど…
プレステシリーズは厳密に言えば、ポータブル用のハードもありますが、据え置き型だけでもこれほど売れているのですね…
上記の売上台数を足すと、4億5,840万台にも上ります。
しかし、数字をよく見てみると、2,000年に発売されたプレステ2をピークに、販売台数は落ちています。
これは、据え置き型のハードを持たないで遊べるゲームが、ゲーム市場を席捲したからだと考えられています。
また、ゲーム機の本体価格が高騰しているのも要因の1つだと考えられます。
本体価格高騰の理由は、開発費にお金が掛かるからに他なりません。
しかし、多額の開発費用をかけて製品を作っても、大ヒットとなるかは不透明なところが多く、株価の行方を読みづらい部分があります。
なにしろ、開発費を回収した上で、巨額の利益をソニーとしては狙っているわけですから、相当な数の販売台数を記録しないと株価へのインパクトもあまり強いものにはならないでしょう。
さらに言えば、ハードが売れるかどうかは、ハードの力よりもソフトの力によるところが大きいです。
魅力的なソフトがなければ、ゲームをする人はなかなか財布のひもを緩めてはくれないでしょう。
ソフトの充実も新しいハードをリリースするときは、気を遣うところだと思います。
プレステ次世代機も、発売と共にスタートダッシュをかけたいのであれば、ドラクエやマリオ、FFのようなビッグタイトルの発売などが必要になるかもしれません。
プレステ次世代機がソニー株価にサプライズを与えるには
ちなみに、プレステ次世代機の発売時期は早くても2020年以降とのこと。
まだ先ですね。
さて、このプレステ次世代機の発売情報が、本格的にソニー株価にプラスの影響を与えられるようにするためには、何が必要なのでしょうか?
要素は色々ありますが、1つには上述したように人気タイトルがプレステ次世代機用ソフトとして発売されることだと思います。
ミリオンセラーになるような大ヒットが望めるタイトルがあれば、それだけで購買意欲が刺激されるゲーマーもいることでしょう。
品揃えを以下に充実させられるかが、ハード機をヒットさせられるかのカギとなりそうです。
ちなみに、プレステシリーズで最も売れたプレステ2の時は、ドラクエ7がプレステ2用ソフトで発売されるとアナウンスされたのを今でもはっきりと覚えています。
私自身、それが理由でプレステ2を買った人間なので(笑)
プレステ次世代機に関するスペックに関しては、これまでよりも情報処理能力を大幅に改善して操作性を向上させるらしいので、スペックの面でもこれまで遊んだどのゲーム機よりも楽しいものになる可能性がありそうですね。
後は、デザインも重要ですね。
初代プレステからプレステ2に変わった時は、ビジュアルが大幅に変わったのでインパクトがとても強かったのを覚えています。

※上段:プレステ1、下段プレステ2
プレステ2は水平に置くだけでなく、垂直に立てることができたのも斬新でした…(懐)
まだプレステ次世代機の全容やビジュアルは明らかになっていませんが、こうした斬新さをを兼ね備えた製品でしたら、サプライズ・インパクトも強いですし、株価への反応も大きくなるものと予想されます。
まだ時間はありますが、遊び心を刺激するようなモノを作ってくれることを願いたいと思います。
プレステ発売情報という“買い材料”は通じなくなっているのかと書きましたが、買い材料が株価に与えるインパクトを初心者が導き出すのは難しいと思います。
そんな場合は、プロに質問してみると良いでしょう。
投資顧問の中には、無料銘柄相談を行っているところもあるようです。
自分とは違うプロの視点から、何か気づきを得られるかもしれませんね。