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ビックカメラ×ペイペイ(PayPay)のタッグでビック株価24%上昇!勢いは続くか?
経営が厳しいと言われ続けてきた家電業界。
そんな中、ビックカメラ(3048)の株価が急上昇しています…!
ビックカメラ株価上昇のヒミツ…
それは「ペイペイ」(PayPay)。
「ペイペイ(PayPay)」とは、ソフトバンクとヤフージャパンが共同で立ち上げたスマホ決済アプリです。
で、この「ペイペイ(PayPay)」とビックカメラが展開しているキャンペーンに消費者が殺到し、ビックカメラで連日“爆買い状態”になっているのです。

※イメージ画像
ネットやテレビなどでも連日取り上げられ、話題が話題を呼んで売上絶好調。
それによってビックカメラの株価も絶好調に上昇しているというわけです。
「100億あげちゃう」キャンペーンと銘打って、総額100億円分のポイントを消費者に還元する太っ腹ぶり。
さらには、第2弾のキャンペーンの可能性も示唆されていることから、これから本格的に迎える年末商戦に向けてビックカメラの株価にはさらなる期待がかかっています。
ビックの快進撃と株価の上昇は今後もつづくのか?
その可能性に迫っていきます!
ビックカメラ株価上昇の救世主「ペイペイ」(PayPay)の破壊力
絶好調に株価が上昇しているビックカメラ。
ですが、たった1つのキャンペーンだけでここまで業績アップ&株価アップにつながるものでしょうか?
それを実現しているということは、それだけペイペイ(PayPay)と組んだキャンペーンの威力がスゴイということですよね。
ビックカメラとペイペイ(PayPay)が展開しているキャンペーン内容は下記のとおり。
ペイペイを利用して決済をすると、
・20%分のポイントバック
・40回に1回の確率で全額相当ポイントバック(上限10万円まで)
他にも、
・ペイペイの新規ユーザー登録をすると500円分のポイントチャージ
・従来のビックポイントも別にきちんともらえる
などの特典があるようです。
来年には消費税も10%に上がってしまいますし、これだけお得なキャンペーンを展開されたら消費者が飛びつくのも無理のないことですよね。
率直に私もビックカメラに行こうかなと思ってしまいます(笑)
実はこのキャンペーンのやり方はソフトバンクの孫正義会長の常とう手段でもあります。
かつてヤフーBBを普及させた時の手法とほぼ一緒なのです。
ヤフーBBの時は専用の機器を無料でばらまいて、とにかくユーザー数を獲得する。
一度ユーザーになってくれれば、利益は後からついてくる、というやり方ですね。
ペイペイ(PayPay)はスマホ決済アプリとしては後発組です。
先行しているアップルペイやグーグルペイ、楽天ペイなどに追いつき追い越そうと思ったら、最初は赤字になったとしても、大々的なキャンペーンを打ってまずはペイペイ利用者を圧倒的に増やす…そんな戦略だと思われます。
いわゆる「損して得を取れ」ですね。
100億円の還元は広告費と思って割り切れば、安いものだという判断なのでしょう。
こういう大胆な企画を展開できるのがソフトバンクの強みなのかなと個人的には思います。
ビックカメラ株価のペイペイ(PayPay)効果での上昇は右肩上がり
では、ビックカメラの株価がペイペイ(PayPay)とのキャンペーンを展開したことで、どれほど上がったのかを見てみましょう。
7/18に1862円を付けたビックカメラ株価。
その後は急激な下落で8/21には1390円を記録。
その後もさえない展開でしたが、ペイペイ(PayPay)とのキャンペーンが発表されてからは飛ぶ鳥落とす勢いで上昇を続けています。
8/21の底値1390円からだと昨日(12/11)までで実に24%もの株価上昇を達成しています。
この株価はどこかで調整が入る可能性もありますが、もしこのままビックカメラとペイペイのキャンペーンが延長、もしくは第2弾、第3弾と続いていくようならクリスマス・年末商戦、福袋・初売りセールなどが待ち構える今後にも期待が持てそうですね。
ちなみに、ビックカメラのHPを見ると、このキャンペーンはコジマやソフマップでも行われているとのことです。
詳しく知りたい方はコチラから
今回取り上げたペイペイ(PayPay)に限らず、「キャッシュレス」というのは国策にもなっていますし、株式投資のテーマにもなっています。
来年以降もこの流れは続くでしょうし、キャッシュレス関連の銘柄にはチャンスが多くあるものと考えています。
ですので、今後もこのテーマに関する話題やニュースはしっかりとウォッチしていきます。
気になる話題などがありましたらまたご紹介していきます!