アパレルZOZO離れ続出!ミキハウス、オンワード…株価に影響は?

    ZOZOロゴ

    アパレル業界のZOZO離れはこれからも続く?止血を誤れば株価への影響も心配になる

    ZOZO離れ

    ここ数日、テレビや新聞、ネット上でやたらとこのワードを目にします。

    ミキハウスオンワードなどのアパレル企業によるZOZO(ゾゾ)運営のアパレル通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」からの撤退表明が続出しているのです。

    これは昨年以降の前澤社長のSNS投稿の炎上とは別次元の話。

    ZOZO本体の業績に関わる話ですからね。

    私が初めてこのニュースを目にした時は、ユナイテッドアローズが退店を決めた話題でした。

    しかし、その後もミキハウスやオンワードなど、退店表明が加速しているように見えます。

    これはZOZOが始めた一律割引サービス「ARIGATO」に対するアパレル企業側の反発だと言われています。
    ZOZOARIGATO
    果たして、その「ARIGATO」の何がアパレル企業の反感を買ったのか?

    詳しい内容と、アパレルのZOZO離れによる株価への影響などについて、独自に切り込んでいきます!

    アパレルZOZO離れの元凶「ZOZOARIGATO」とは?

    「おとなの株ラウンジ」ではこれまでZOZO(ZOZOTOWN)を2回取り上げてきました。
    ・1回目は10年間ZOZO株を持っていれば株価が75倍になったという話(18/9/19掲載:記事はコチラ
    ・2回目は「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の評判が良くない話(18/11/21掲載:記事はコチラ

    そして、3回目の今回は「ZOZOARIGATO」。

    最初は株価がものすごく上昇した話だったのに、回数を重ねるごとにZOZOの置かれる状況が厳しくなっているのが分かるようになっています。

    さて、今回アパレル企業が「ウチとは合わない」と言ってZOZO離れを加速させている「ZOZOARIGATO」とはどんなサービスなのでしょうか?

    わかりやすくいうと、「ZOZOで買い物することで寄付を通じて社会貢献をするサービス」になります。
    で、その寄付金をねん出するために「ARIGATO割」と銘打って常時10%が割引される仕組みになっています。(詳細はZOZOHPでご確認ください⇒ZOZOARIGATO

    買物を通じて社会貢献をしようとする理念はすばらしいと思います。
    おそらく、ZOZO離れしていったアパレル企業も同じではないでしょうか?

    しかしながら、「常時10%割引」というのは、安売りを嫌うアパレルブランドにとっては、イメージに合わないという考えが根強いようですね。

    ブランドを大切にする企業の想いへの考えが至らなかったことが、今回の“ZOZO離れ”の引き金となってしまったと思います。

    この流れを食い止めるためには、ユーザーを大事にしつつ、出店企業の理念やブランドイメージを尊重する気持ちを大切にしたサービスにしていくことが重要になるはずです。

    これ以上問題を拡大させないためにも、早めの止血をZOZOがすることが望まれますね。

    ミキハウス、オンワードのZOZO離れでZOZOの株価は?

    ZOZOの株価は昨年7/18に4875円の年初来高値を付けて以来、下落が続き、現在2000円の水準になっています。
    ZOZOチャート
    ZOZOの株価が下落し始めたのは、ZOZOARIGATOのサービス開始以前からです。

    世界的な株安の流れの中で、ZOZOの株価も下落しやすい状況ではありました。
    それに加え、ZOZOSUITの不評や社長のSNS炎上などの話題も手伝ってなかなか株価上昇反転の“きっかけ”がつかめていないともいえそうですね。

    そんな状態の時にオンワードやミキハウスなどのZOZO離れのニュースが相次ぎ、新サービスは前途多難な船出となってしまいました。
    この流れはしばらく続くかもしれません。
    「ミキハウス」社長へ直撃インタビュー記事もありました。
    http://news.livedoor.com/article/detail/15912078/

    ただ、ZOZOとしてもアパレル業界からの反発の声が増えていることは把握しているようで、1/22には改善点を出した模様。

    12/25のZOZOARIGATO開始以降、有料会員は常時全商品で10%割り引かれていましたが、サイト上での値引き表示に関して出店アパレル企業から反発の声があったため、アパレル企業側が表示方法を選べるように改めるようです。

    これですべてが解決というわけにはいかないでしょうが、出店企業側の意見を聞く耳を持つのは良いことだと思います。

    これを機に、出店アパレル企業にもよりメリットのあるサービスに成長させていけば、ユーザー数やサイトを通じての売上も伸びることが期待されます。

    そうなれば株価にも好影響を与えることになるものと思います。

    離れていった人を呼び戻すのは大変だと思いますが、これからのZOZOの動きには引き続き私も着目していきたいと思います!

    また何か大きな動きなどがありましたらお伝えしていきます。