株主優待改悪で株価はこれほど下落する。改悪を見分けるポイントとは

    株主優待改悪

    株主優待改悪になると、株価大幅下落になるので要注意

    株主優待改悪が現実になると株価が下落する。

    こんな憂き目に遭ったことはありませんか?
    長いこと投資家をしていると、株主優待が改悪される場面に遭遇します。

    銘柄によっても違いますが、株主優待を改悪した銘柄は大体株価が下落するように思います。

    特に、優待の人気が高く、優待目当てで株を買う人が多い銘柄の場合、株価の下落が顕著になる傾向が高いようです。

    いわゆる「優待人気銘柄」に投資することの注意点、優待改悪になりそうな銘柄のポイントなどについてお伝えしていきます!

    株主優待改悪で株価が大幅下落した銘柄

    筆者には株主優待悪化と聞いて、すぐに思い浮かぶ銘柄があります。

    「ヴィレッジヴァンガードコーポレーション」(2769)です。

    遊べる本屋をコンセプトにした店舗を展開していることで有名な会社ですね。
    本屋とは言いつつ、カレーなんかも販売して人気があることでも知られています。

    ヴィレッジヴァンガードといえば、優待利回りが非常に高く、優待目当てで株を買う人が多い銘柄という認識が筆者にはありました。

    この10年間のヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株価チャートを見ると、非常に興味深いことがわかります。

    ヴィレッジヴァンガードコーポレーション株価チャート

    ※引用元:ヤフーファイナンス


    上記はヴィレヴァンの月足チャートです。

    水色の楕円で囲ったところに注目です。
    2016年7月14日、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、株主優待内容の変更を発表しました。

    <ヴィレッジヴァンガードのIR資料(一部抜粋)>

    ヴィレッジヴァンガードコーポレーションIR

    ※引用元:ヴィレッジヴァンガードコーポレーションHP


    上記IR資料によると、(株)チチカカが運営する店舗で優待券が使用できなくなったことと、1回の買い物で使用できる優待券の枚数と金額に制限が加わったことがわかります。

    使える店が減ったことと、一度の買い物で利用できる枚数が減ったことで、お得感が薄れたことが投資家からは株主優待の改悪と受け止められたようです。

    株主優待改悪により、ヴィレッジヴァンガードコーポレーションの株価は大幅に下落してしまいました。

    株価は1600円台後半から1200円近辺まで一気に下落。
    現在は1000円を切る水準で低迷しています。

    3年半経っても株価が回復しないのは、株主としてはつらいところですね。

    株主優待改悪となりそうな銘柄を見分けるポイントとは

    株主優待の改悪はどんな時に起こり得るのでしょうか?

    筆者がこれまでの投資経験から感じたことをお伝えしていきます。
    筆者が思うに、株主優待改悪が起こる条件として、以下の二つがあるように思います。

    条件1優待利回りが高すぎる
    条件2業績悪化

    条件1の優待利回りが高すぎるからお伝えしていきましょう。

    優待利回りが高いということは、それだけ企業の負担が大きいことを意味します。
    最初は株主数を増やすために高い利回りの優待を設定していた企業が、ある程度株主の数が増えた時点で、高すぎる優待利回りの抑制に走っても不思議ではありません。

    条件2の業績悪化については言わずもがな。

    優待を充実させる余裕が企業の方になくなってしまい、やむなく優待内容を改悪させてしまうケースがあります。

    条件2の場合、そもそも業績が悪化しているので、ある意味条件1によって株主優待が悪化するよりも深刻な状況かもしれません。

    要注意です。

    株主優待の中には株価の下落を支えるため、長期保有者になってもらいたいという企業の願いもあります。そのため、最近では保有期間が長い株主に対する株主優待を優遇する企業が増えています。

    それでも高すぎる優待利回りや業績には、目を光らせた方が良いでしょう。

    優待利回りがいくら良くても、株価が暴落したら元も子もありません。

    オイシイ話に簡単に飛びつくことにはリスクが伴います。
    投資家として、慎重な姿勢は大切にしていきましょう。

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