恐怖指数(VIX)は売りで利益が出やすい?コロナ相場で検証する

恐怖指数VIX

恐怖指数VIXは売り戦略に有効?コロナ相場で検証した結果は…

(最終更新日:2020/10/30、元記事:2020/6/8)
リーマン・ショック時に注目を集め、今回のコロナ・ショックでも再注目された経済指標があります。

恐怖指数(VIX)です。

恐怖指数が急上昇すると、株価暴落の予兆だといわれ、過去には実際に暴落が発生。
一般に投資家からはその名の通り、恐怖指数VIXは恐れられています…

しかし、多くの投資家が恐怖心に煽られている時は、冷静な投資家にとっては大チャンス。

恐怖指数VIXも冷静に相場分析をして上手に使えば、大きな利益を得られるツールになる可能性があります。

そこで、2020年3月頃のコロナ・ショック(コロナ相場)時の恐怖指数VIXチャートを見て良き、売り戦略として役立てられるかを検証していきます。

恐怖指数VIXとは:どう活用する?

そもそも恐怖指数とはどのような指標なのでしょうか?
英語表記ではVIXと綴られますが、Volatility Index(ボラティリティ・インデックス)の略称です。
米国のS&P500先物に対する指標で株価の先行指標ともいえそうです。

ボラティリティというのは、株価などの変動幅のことですね。
日中の値動きがあまりない銘柄だと、ボラティリティが低いという言い方をします。

つまり、恐怖指数VIXが高くなると、値動きが激しくなることを意味しています。
リーマン・ショックなどのパニック相場になった時には、日経平均が1000円以上暴落した時もありました。

平時では一日に1000円も値動きすることはありません。
それだけボラティリティが高くなり、恐怖指数VIXも高くなっている証です。
VIXの値が30を超えるとパニックになりやすくなると一般的には言われています。

ちなみにこれまでの最高値は2008年10月に起きたリーマン・ショックの時で89.53となっています。2020年3月のコロナ・ショックではそれに次ぐ85.47という恐怖指数を記録しました。

日経平均に連動したVIX指標もあります。
SBI証券で確認できますので、興味のあるかたはチェックしてみてください。

<日経VI指数チャート>

恐怖指数VIXチャート

※出典:SBI証券


恐怖指数VIXの使い方としては、VIXが上昇した時に空売り・インバース型ETF・ベア型ETF・プットオプションなどの戦略を取ることです。

これらの戦略は、株価が下がれば利益を上げられる仕組みのものに投資するということですね。

東日本大震災のような誰にも予想できず、突発的に発生したものを狙うのは難しいですが、今回のコロナのように徐々に影響が大きくなる出来事であれば、VIXも一気に急上昇するのではなく、急騰する兆しを見せてから上昇することが多いです。

そのシグナルを見逃せなければ、チャンスをつかめる可能性は高まりそうです。

コロナ相場での恐怖指数VIXを検証

下記チャートはTOPIX月足です。

TOPIX月足チャート

※出典:SBI証券


VIXチャートを見ると、2020年2月に大きく上昇しています。
そして、TOPIXチャートを見ると、2020年2月に長い上ヒゲをつけた陰線となっています。

この段階でも、TOPIX連動型のベア型ETFなどを買っていれば、コロナ・ショックで資産を大きく減らすことなく、リスクヘッジや資産増につなげることができたことがわかります。

つまり、恐怖指数が急上昇してきたシグナルを読むことで、買いポジションを解消したり、逆に空売りやプットオプションなどを買って、相場の急落に備えることができた可能性が高いといえます。

つまり、検証の結果、恐怖指数VIXは売り戦略に有効であり、感情に流されずに冷静に相場分析をすれば有効な指標になり得るといえそうですね。

恐怖指数という名前から、なんとなく怖いイメージを持ちがちですが、VIXを見ながら利益獲得のチャンスをつかめるようになれば、投資家としての腕も一段と上がることでしょう。

VIXを参考に投資するのであれば、空売り戦略も重要になってきます。

でも、どの銘柄が空売りに適しているのかわからない…
そんな場合には、循環物色アナライザー話題株セレクトが役立つことでしょう。

空売り期待株などをAIが選定してくれます。
あなたの投資の役に立つかもしれません。

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