米雇用統計悪化↓↓で利下げ期待↑↑その影響で日本株も株価上昇へ↑

    星条旗

    米雇用統計悪化で利下げ期待とはどういうこと?なぜ日本株は上がる?

    先週末に発表された5月米雇用統計は、市場予想をはるかに下回る悪化ぶりでした。
    市場予想は雇用17.5万人増でしたが、実際には7.5万人しか増えていませんでした。

    世界で最も金融市場に影響を与えるとまでいわれる「米雇用統計」

    雇用統計が予想以上に悪化したので、景気が悪いと判断され、失望売りからダウ平均は下がるのかと思いきや、株価は上昇しました。

    その影響は日本にも届き、週明けの本日、日経平均も米国株につられるように上昇しています。

    雇用統計が悪化しているのに、なぜ株価が上がるのか?

    米雇用統計と株価の関係をワンポイントで解説していきます!

    なぜ米雇用統計は悪化したのに、米国株は上昇した?そのカギは「利下げ期待」にあり

    市場予想17.5万人
    発表値7.5万人

    その差、10万人。

    ここまで市場予想と発表値が乖離することは珍しいかもしれませんね。

    この乖離の背景には、間違いなく米中貿易戦争の影響があることでしょう。

    トランプ大統領が「米国第一主義」を掲げ、他国との摩擦を頻繫に起こしていることも影響しているものと考えられます。

    その結果が、予想以上の雇用の悪化というわけです。

    ここで通常の感覚だと、

    雇用悪化 ⇒ 景気悪化の証拠 ⇒ 業績に期待できず株価下落

    と考えがちですが、実際にはダウ工業平均は上昇しました。

    それはなぜか?

    米国市場の参加者たちは異なる考えをしたからです。

    雇用統計が悪化したことにより、彼らが考えたことは以下の通り。

    雇用悪化 ⇒ これ以上景気悪化させないようにFRBが利下げする ⇒ 利下げによって景気が浮揚する ⇒ 株価上昇

    この思惑が働いたことによって、雇用統計が悪化したにもかかわらず、ダウ平均は大きく上昇しました。

    NYダウ

    ※引用:ヤフーファイナンス

    なんと、NYダウは263ドル高で引けました。

    そして…

    米国株の影響を色濃く受ける日経平均株価も、本日大きく上昇しています。

    日経平均

    ※引用:ヤフーファイナンス

    米国株が上がれば日本株も上がるということですね。

    ということは、ここまでの話をまとめると…

    米雇用統計が悪化すれば、結果的に日本株も上昇する可能性が高まるという相関関係があると言えそうです。

    米雇用統計は市場予想を上回るか下回るかを当てるギャンブル指標?

    米雇用統計は、「FRBの金利」「米住宅着工件数」と共に世界で最も注目される経済指標の1つと言えます。

    雇用統計が市場予想を上回ったか否かで、為替や世界中の株式市場に大きな影響を与えることになります。

    <雇用統計発表前後のドル円相場>

    雇用統計ドル円相場

    ※引用:じぶん銀行


    参照:自分銀行HP

    雇用統計発表後、もし為替が大きく円高に動けば、シカゴ市場の日経平均先物が大きく下落し、翌日の日経平均株価も大きく下落することが多いです。

    こうした雇用統計と為替、株価の相関関係は常に意識しておいた方が投資家としては絶対に良いと思います。

    米雇用統計の発表は毎月第一金曜日と決まっており、日本株に直接の影響が出るのは翌週月曜日からになります。

    日本時間で金曜の夜に発表になるので、その指標をチェックした上で、投資戦略を練るようにした方が無駄に資金を減らすことなく、安全な投資やトレードができるようになることでしょう。

    雇用統計の発表前後は、特にドル円相場と日経平均先物の値動きを見るようにすることをおススメします。

    円高に動いているのか、円安に動いているのか?
    ボラティリティ(変動幅)は大きいか小さいか?

    など、チェックする項目はある程度限られているので、土日にゆっくりとチェックして投資戦略を練るように私はしています。

    今後、もしさらに米雇用統計の数値が弱い状態が続くようなら、FRBの利下げ期待はさらに高まり、米国株は上昇していくでしょう。

    実際に利下げされれば、なおさら株高になることが予想されます。

    そうなれば、日経平均は大きく上昇していくことがかなり高い確率で考えられます。
    特に日経平均に採用されている銘柄は機関投資家から買われやすくなるので、投資のチャンスは増えていくことでしょう。

    今のうちに割安成長株を見つけておけば、長期的なスパンで見て大きな利益を得られる可能性は十分にありそうです!