ユニクロ、インド進出発表も株価下落。それでも13億人市場の期待大

ユニクロのロゴ

ユニクロ、インド進出でファーストリテイリング株価に期待したいところだが…

ユニクロ13億人の巨大市場を攻略できるのか?

そんな気になるニュースが飛び込んできました!

ユニクロを展開する「ファーストリテイリング」(9983)が、インド進出を発表したのです。
しかも、3店舗同時出店。

ファーストリテイリングの本気度が伺えます!

インド市場と言えば自動車メーカー、スズキの成功が有名ですね。
そして、先日はココイチもインド進出を発表したばかり。

経済成長著しいインドでの成功は、ユニクロとファーストリテイリング、同社株主にとって大きな恩恵をもたらす可能性が大。

そんなユニクロのインド進出による、同社株の今後の可能性について考えていきます!

ユニクロ、中国での成功体験をインド進出に活かせるか?

世界人口のトップ2である中国とインド。

中国の人口は約13.9億人(世界銀行データ参照:2017年時点)
インドの人口は約13.4億人(同)

と見られています。

どちらの国も経済成長著しいBRICs(ブリックス)に含まれており、その巨大な市場を攻略できれば、大きな成長が見込めるのは言うまでもありません。
※BRICsはブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ共和国を指す。

そんな巨大市場に果敢に挑んでいるのがユニクロを展開するファーストリテイリングだと言えるでしょう。

少し前にこんなネットニュースを見つけました。

「中国のユニクロで、Tシャツの壮絶な奪い合い展開される」

商品の奪い合いは良くありませんが、それだけユニクロが中国で多くの店舗を出店し、認知されていることの証だとも言えるでしょう。

実際、ファーストリテイリングの近年の成長は日本国内市場よりも中国市場がけん引しているのは周知の事実です。
※参照記事「ファストリ19年8月期上期は中国が絶好調でけん引 国内ユニクロ事業は暖冬で苦戦」

ユニクロの中国での成功、これは同社にとって非常に大きな意味を持つと思います。

・成功体験の蓄積
・ノウハウの蓄積
・自信
・アジア地域での認知度の拡大

こうしたものを積み重ねることができたと思います。

こうした貨幣価値では換算できない資産が、インド進出の際にユニクロの武器になるのではないかと考えています。

ファーストリテイリングの強みは、仮に失敗しても致命傷になる前に撤退すること。
そして転んでもただでは起きないところでしょうか。

20年くらい前に野菜ビジネスに進出して大失敗した時も、致命傷になる前に撤退しました。
柳井会長の危機管理能力が高いということかなと思います。

では、インド進出に関して不安要素はないのでしょうか?
考えてみました。

ユニクロ、インド進出の不安要素とは

あくまで私見ですが、ユニクロがインド進出するにあたって不安要素だなと思う点がいくつかあります。

その中でも一番の不安要素だなと思うのは、日本や中国との“ファッション性の違い”ですね。

インドの人は民族衣装を着ている人がわりと多い印象があります。

インドファッション

※イメージ画像


日本や中国とは文化圏が違うので、ファッションの好みも違うのでしょう。
他にも宗教や気候も日本とは違います。

ファッションには様々な要素が反映されるため、こうしたインド特有の事情をきちんと把握して、現地の人たちのニーズに合う商品を作れるのか?

それが最大の不安要素だと感じています。

後は上記しましたが、気候でしょうか。

インドというと暑い地域というイメージがあるかと思います。

ユニクロの商品にはエアリズムという暑さに強い商品がありますが、そうしたアイテムがインド人に受け入れられるのかが成功へのカギの1つとなることでしょう。

これらの不安要素が払拭されれば、ユニクロのインド進出の成功の可能性はかなり高まるのではないでしょうか。

ちなみに、インド進出が発表された後のファーストリテイリングの株価が以下です。

ファーストリテイリングの株価

※引用:ヤフーファイナンス


見てわかるように、株価はわずかに下落しています。

ただ、一時的に昨日よりも上昇する場面もあり、もみ合いとなっていますね。

今日は日経平均全体が大幅下落となっていることもありますが、インド進出への期待と不安が拮抗しているのかなという印象を受けました。

実際に出店して、その店舗の賑わいなどが現実に伝わってくれば、株価にプラスの反応が起こることは十分に予想されます。

今後インド進出がどうなっていくのか、見守っていきたいと思います!