暴落相場に旅行関連銘柄に逆張りはアリ?

旅行関連銘柄

コロナで暴落した旅行関連銘柄は逆張りチャンス?

旅行関連銘柄に逆張りのチャンス到来か?

新型コロナウイルスの影響で真っ先に大打撃を受けた旅行業界。
インバウンド需要で好況だっただけに、訪日外国人の激減が想像以上に大きく、旅行関連銘柄の株価も軒並み暴落していきました。

しかし、投資家にとっては株価が大きく下落した時こそ大チャンス。

逆張り投資家にとっては、今は絶好の買い場といえるでしょう。

実際、報道によればサウジ系政府ファンドがコロナ・ショックで割安になった株を買い急いでいるといわれています。
原油価格が下がっている今、原油関連株やIT関連株など、様々な分野に投資している模様です。

こうした逆張り投資は機関投資家だけでなく、個人投資家にとっても有効です。

なぜなら、新型コロナウイルスは一時的なものである可能性が高く、倒産せずにコロナ騒動が終息してから成長軌道に戻せる企業に投資できていれば、投資資金にもよりますが億り人になれるチャンスさえ秘めているからです。

この10年の間に億り人になった個人投資家の中には、リーマン・ショック後に割安成長株に投資して材を築いた人も数多くいます。

急落・暴落した旅行関連銘柄への逆張り投資は、有効なのか?

その可能性に迫っていきます!

旅行関連銘柄の逆張り投資はリスク以上のリターン期待

2020年4月17日現在、人の往来に急ブレーキがかけられており、自由に海外旅行などを楽しむことは不可能です。

こちらから海外に行くこともですが、逆もしかり。

米国では失業者が1か月で2000万人近くにも達し、人々は旅行どころではありません。
欧州や南米、アジアの国々の人も同じだと思います。

こういうことを書くと、旅行業界のお先真っ暗で投資なんて無理だろという声が聞こえてきそうですね…

そのお気持ちはよくわかります。

しかし、こういう世の中が大ピンチの時が、数年後に大きなリターンを生み出す株への逆張りのチャンスであることもまた事実です。

もちろん、旅行関連銘柄ならどの株でも良いというわけではありません。

コロナ騒動によって倒産してしまう企業への投資は禁物です。

ですが、倒産リスクが少なく、景気回復へのプロセスを歩み始めたら業績の回復が見込める銘柄にしっかりと投資しておけば株価数倍になる可能性を秘めていると私は思っています。

平時であっても旅行は生活に必要不可欠なコトではありません。
ですので、まずは世界中の人々の衣食住という最低限の暮らしを守るための業界から、実体経済は回復していくものと思われます。

その後、多くの人が日常生活を取り戻し始める中で、余暇などを使って旅行しようという気持ちになるのがセオリーだといえるでしょう。

この段階までくるのに、数か月やそこらでは早すぎます。

来年あたりからになる可能性が高いのではないかと、筆者は個人的に感じています。
予定通りであれば、来年は延期された東京五輪が開催されます。

そのタイミングを織り込んで株価は動き出すのではないでしょうか。
それまでに旅行関連銘柄を仕込んでおければ、チャンスはあるのかなと感じています。

現在、都市封鎖や外出を控えるように言われている国の人々では、行動の自由を奪うなと政府に抗議する人々が出てきています。

こうしたフラストレーション(不満)が溜まると、コロナ騒動が収まったときの旅行に対する人々の欲求は爆発的に高まる可能性もあるのではなかろうかと密かに感じています。

暴落相場からの旅行関連銘柄に逆張り:株価はどれくらい下がった?

コロナ・ショックで旅行関連銘柄はどれくらい株価を下げたのか?

逆張り投資するのに、とても気になる情報だと思います。
例を挙げてみましょう。

海外旅行の現地体験ツアーのオンライン予約サービスを運営している「ベルトラ」(7048)のチャートです。

旅行関連銘柄 ベルトラ株チャート

※出典:ヤフーファイナンス

半年前までは1300円台だったベルトラの株価は、現在400円程度。3月23日には261円の安値を付けました。やや戻した現在の株価でも、半年前の3分の1以下です。

仮に1300円の半値戻しだとしても650円。
現在の400円の株価から250円の上昇余地がある計算になります。

もちろん、これは机上の計算にすぎません。

ですが、ベルトラと同じような感じで株価が急落している銘柄は他にも多々あります。
財務基盤がしっかりしていて、キャッシュリッチな企業ならそう簡単には倒産しません。

私が旅行関連銘柄に投資するなら自己資本比率60%以上は最低ほしいところです。
それプラス、現金同等物がたくさんある会社が望ましいですね。

こうした状況は会社のバランスシート(貸借対照表)を見れば、わかります。

チャートも大事ですが、こういう時はファンダメンタル分析が非常に重要になります。
ベルトラの場合、今日ストップ高になりましたが、これは見込みのない事業から撤退する発表が同社からあり、それが好感されてのことです。

経営陣のこうした判断力も投資するのに重要です。
危機の時だからこそ、危機感と迅速な対応ができる経営者が望まれます。

もしそんな会社の株を見つけられたら、投資するのに一考の価値ありかなと思います。

逆張り投資を狙う際には、AIが買い時銘柄を判定してくれる循環物色アナライザーを参考にしてみるのも良いでしょう。

人間では注目できない情報にまで目を光らせて、銘柄チョイスをしてくれる可能性があり、逆張りに自信がない人には助けとなってくれる期待が持てそうです。

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