消費増税で意外に儲かる株は飲料メーカー銘柄って本当?

自販機キャプチャ

消費増税までまもなく。消費税10%になると儲かる株候補に飲料メーカー銘柄?

10月の消費税10%への増税が迫ってきました。

消費者としても気になる話題ですが、投資家としても気になるテーマだと思います。

消費増税によって、儲かる株、儲からない株。
株価の上昇が期待できる株、下落の心配が大きい株。

様々あることでしょう。

その中から、おとなの株ラウンジでは儲かる株候補として、飲料メーカー銘柄に注目してみました。

実は、消費税が5%から8%に引き上げられた時も一部で注目された、知る人ぞ知る業界です。

一見、増税による恩恵がなさそうですが、実はチャンスの可能性を秘めた飲料メーカー株の可能性を追っていきます!

8%への消費増税時、飲料メーカー銘柄が注目されたワケ

前回の消費税がアップされた時(2014年4月)、なぜ飲料メーカー株が注目されたのか?

その答えは自動販売機にあります。

自動販売機は10円単位で商品を販売しています。
なので、消費税が5%⇒8%になった時、商品価格が例えば110円から113円になった場合、価格を120円に設定できたという事情があります。

これは全国にある自販機をすべて1円単位での支払いに対応させるのは、莫大な費用がかかるのと現実的ではないという判断がくだされたためのようです。

つまり、本来なら113円の飲料を120円で売る。
7円の利ザヤを得られたワケです。

スーパーやコンビニ、ディスカウントストアで買う場合はこうはいきませんが、日本は自販機天国。

多くの人が自販機で飲み物を買います。

そのために恩恵を受けたようですね。

下記、代表的な飲料メーカー銘柄のチャートを並べてみました。
<サッポロHD(2501)>

サッポロHDチャート

※出典:株探


<アサヒ(2502)>
アサヒチャート

※出典:株探


<キリンHD(2503)>
キリンHDチャート

※出典:株探


<DyDo(2590)>
DyDoチャート

※出典:株探


チャートを見ると、2014年4月以降、どの銘柄も株価がきれいに上昇していますね。

もちろん、増税によるメリットを受けた要因がすべてではありません。
清涼飲料水などは、夏が猛暑になればたくさん売れますし、季節的な要因などもあるでしょう。
他にもヒット商品が誕生すれば、それだけ業績も株価も伸びることが考えられます。

ですが、過去の株価の動きを見ると、なかなか興味深い業界であることは間違いなさそうです。

10月に消費増税10%になっても、飲料メーカー銘柄には期待が持てる?

過去の消費増税の際、飲料メーカー株が大きな株価上昇を達成したことはお分かりいただけたかと思います。

では、今回はどうなのでしょうか?

率直にいうと、株価上昇の可能性は秘めていると思います。

ですが、前回のように長期にわたって力強い株価の上昇を期待するのは難しいかなと思います。

まず、期待できる要素としては、消費増税にともなって導入される「軽減税率」があります。

飲料なども8%に消費税が据え置かれるので、直接的に増税のマイナス影響を受けることはないと考えられるからですね。

消費税の軽減税率に関しては、政府広報オンラインに詳しく載っていますので気になる方はチェックすると良いかと思います。

飲料だけ恩恵を受けるのなら飲料メーカーに投資資金が集まってくることでしょう。

しかし、そうではありません。

さらに、軽減税率の対象品目に清涼飲料などが入っているため、前回のような自販機での利ザヤを稼ぐことも難しいのかなと想像したりします。

自販機戦略は飲料が増税対象になったからこそ可能だった裏技のようなものなので。

ただ、今回の軽減税率の対象には酒類と外食やケータリングなども含まれているので、飲料はかなり恩恵を受けやすくなっています。

ですので、消費税が10%になってしまう商材を扱う企業よりは、業績にも株価にも期待が持てそうですね。

キャッシュレス支払いへのポイント還元や軽減税率の対象範囲など、消費税10%にからんだ景気浮揚策の内容が複雑でわかりにくくなっていますが、当サイトではなるべくわかりやすいテーマで取り上げていきたいと思います。

当サイトとしては、できることなら増税になっても株式投資で多くの資産を築いて余裕のある生活ができる方に増えて頂きたいと願っています!