
【続報】タケダ機械の株価的中!3日で100円利確!次の上昇株は?
(2018/9/21追記)
9月18日、会社四季報最新号(9/14発売)を元に「タケダ機械(6150)」の株価上昇を予想しました。
私の予想は9月18日の時点で2750円前後だったタケダ機械の株価が、テクニカル分析したところ短期的に2850~3000円程度まで上昇するというものでした。
それからわずか3日後の9月21日。
株価が予想通りに動き、利確水準の2850円まで上昇しました。

※引用:ヤフーファイナンス
仮に400株(110万円)投資していれば4万円の利益が出ていた計算になります。
3日で4万円、日給に換算すれば1万3333円。悪くない数字です。
しかしながら、ここで大事なことは利益額そのものよりも、「会社四季報+テクニカル分析」の組み合わせ予想が有効に働いた点です。
今回のタケダ機械の株価上昇という結果により、「会社四季報+テクニカル分析」という投資手法は有効といえるのでしょうか?
1社だけみても根拠が弱いので、もう1社みていきましょう。
そうです…
四季報最新号を読んで私が注目した銘柄はほかにもあるのです。
そちらの銘柄の株価がどうなっているのかをみてみましょう。
注目した銘柄は「日本精線(5659)」。
ステンレス線2次加工で首位の企業であり、ばねやネジ、金網など同社の製品の用途は多彩です。
タケダ機械で通用した「会社四季報+テクニカル分析」は他銘柄でも有効か?
では「日本精線」でもこの手法は有効なのでしょうか。
検証していきます。
私が四季報を読んで注目した点をご紹介します。
同社の紹介記事で最も強く注目した点は「最高純益」と「増配」の文字でした。
「増配」するには通常業績が好調でなければできませんし、「最高純益」という言葉が同社の業績が好調なことを示唆していますね。
同社では大阪・枚方にある製造工場の能力を倍増させたそうです。
それにより生産能力が強化され、売上高増にもつながるというわけです。
ちなみに同社の過去3年間の業績は以下の通りです。

※引用:ヤフーファイナンス
本業のもうけを表す営業利益と法人税などをすべて支払った後に残る当期純利益の成長が著しいですね。
そして2019年3月期には「最高純益」になる予想というわけです。
四季報のファンダメンタルズ情報を元に考えれば、株価上昇の可能性は非常に高いものと予想できます。
では、テクニカル分析の観点からはどうかみていきます。
同社をテクニカル分析した時、ボリンジャーバンドとRSIという指標を重要視しました。
ボリンジャーバンドもRSIも基本的には株価の反転サインを知るための指標です。
ボリンジャーバンドの場合は「2σ(シグマ)」のラインにローソク足がタッチすると、株価が反転していく可能性が非常に高いといわれています。
RSIの場合は、売られすぎか買われすぎかを見る指標で、上記チャートの緑の部分を超えていくと株価が上昇していくサインになります。
ボリンジャーバンドもRSIも株価反転のサインがしっかりと出ています。
それに加え、四季報によるファンダメンタルズの良さもあります。
以上のことから「四季報+テクニカル分析」を活用した株価予想としては、上昇していくだろうと判断しました。
ちなみに、四季報最新号が発売された9月14日の終値は4020円。
そして、9月21日の前場終了時点での株価は4210円。
1週間で190円株価が上昇しています。

※引用:ヤフーファイナンス
この銘柄に関しては、株価上昇トレンドが強いので、今後も株価の上昇はしばらく続くのではと思います。
私も今後も注目していきたいと思います。
これらのことからも、タケダ機械の株価上昇を当てた株価上昇予想の仕方は、現時点では有効に働いているのではという結論に至りました。
これからも気になる銘柄がありましたら、分析して紹介していきたいと思います。
「タケダ機械」の株価上昇を四季報最新号から予想
(2018/9/18)
9/17(金)に発売された会社四季報最新号。全上場企業を網羅した四季報の中から、私が注目した銘柄が複数見つかりました。
その中でも要注目の「タケダ機械」(6150)を紹介。
注目する理由とともに、今後の株価の展開を予想してみます。
タケダ機械の株価上昇理由1:バフェット銘柄
私がタケダ機械の株価上昇を予想する根拠を説明するまえに、こちらの表をごらんください。ヤフーファイナンスから抜粋したタケダ機械の直近3年間の業績と財務状況を表したものです。
(※2018年5月期については、株式併合「10株→1株」しています)

※引用:ヤフーファイナンス
2016年→2018年の3年間で、
業績面においては「売上高」「営業利益」「経常利益」「当期純利益」が毎期しっかりと成長していることがわかります。
財面においても、「自己資本」「一株あたり純資産(BPS)」「自己資本比率」が高くなる一方、「有利子負債」は減少しています。
さらに「自己資本比率(ROE)」も15.07%と高い水準を保っています。
ROEに関しては、自己資本をいかに効率よく使って稼げているかの指標であり、日本企業はこの数値が1ケタのところがほとんどと言ってもいいでしょう。
15%というのはかなり良いと思います。
・毎期継続的に売上と利益が成長していること
・高い自己資本比率
・毎期負債が減少していること
・ROEの高さ
これらの要素は、世界1の株式投資家ウォーレン・バフェットが投資する際に重要視している要素だといわれています。
つまり、財務と業績の両側面からみて投資を検討するのに値するだけの魅力がタケダ機械にはあるという結論に私は至りました。
これが、タケダ機械の株価が今後上昇していくのではと考える大きな要因のひとつですね。
タケダ機械の株価上昇理由2:チャート分析
タケダ機械の株価上昇が、業績や財務面のいわゆるファンダメンタルズの観点から期待できることはお伝えしました。
しかし、それだけではありません。
テクニカル面、いわゆるチャート分析の面から見てもタケダ機械の株価が上昇していく兆しが感じられるのです。
まずはチャートを実際にごらんいただきましょう。
テクニカル分析をする際に使用するツール(指標)は実にさまざまあります。
今回、私がチャート分析の観点からもタケダ機械の株価が上がるのでは?と着目した最大の理由は、「スローストキャスティックス」というツールに買いのシグナルが出ていたからです。
この「スローストキャスティックス」というツールは、簡単に説明しますと、株価が買われすぎか?売られすぎか?を教えてくれるツールです。
上記のチャートの下段が「スローストキャスティックス」になります。
このツールのピンクの帯の部分が売られすぎ水準を示しています。
大事なことは、この売られすぎ水準にいるときに、ゴールデンクロスが現れるかどうかです。
赤丸を付けた個所はすべてゴールデンクロスが現れた個所です。
この「スローストキャスティックス」におけるゴールデンクロスが現れると、ちょっと遅れて株価が上昇していく傾向があります。
実際、上段のローソク足をごらんいただけるとお分かりいただけるかと思います。
「スローストキャスティックス」でゴールデンクロスになった少しあとになって、株価は上昇していっていますね。
そして今、このチャートの一番右端にゴールデンクロスが出ており、すでに株価がちょっと上がっています。
まさに今がタケダ機械の株価が上がっていく買い時なのではないかと思える理由です。
タケダ機械の投資における注意点
ただし、注意点がないわけではありません。
投資家たる者、リスク管理もしっかりとしておきたいですね。
では、注意点とは何かをお話していきます。
それは今回の上昇はわりと短期間で終わる可能性があるということです。
なぜ、そんなことがいえるのか?
その理由は私がみたチャートにあります。
上記のタケダ機械のチャートはこの半年間のものです。
しかしながら、さらに長い1年チャートや5年チャートでは、長期的な下落トレンドからまだタケダ機械は抜け出せていないのです。
ですので、今後短期的には株価は上がる可能性があるが、長期的には下がっていく可能性を秘めているという結論に達します。
ですので、今回のタケダ機械の株価予想は短期的な投資で利益を上げるための予想ということになります。
主観も入りますが、現在2750円程度の株価はおそらく2850~3000円くらいまでは短期的に上昇するのではないかと予想します。
そのあたりが利益確定のポイントかなと考えています。
もし3000円の壁を勢いよく超えると、長期的なトレンドも下落トレンドから上昇トレンドに転換し、株価上昇の角度は急になっていくものと予想されます。
要チェックです。
なお、投資は自己判断でお願いします。
しかしながら、こうした私のファンダメンタルズ分析やテクニカル分析の見方が少しでもあなたのご参考になることを願っています!

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