株スイングトレードのコツと手法、銘柄の探し方

スイングトレード

スイングトレードのコツを知りたい人にとっては、今回の記事はかなりお役に立てるのではないかと思います。

“スイングトレードに挑戦してみたいけれどむずかしそう”
“スイングトレードでは買ったり負けたりで資産が増えない”

そんな風に思っている方には有用な情報ではないでしょうか。

スイングトレードに非常に重要な3つの“コツ”に的をしぼってお伝えしていきます。

  この記事であなたが得られる情報

・スイングトレードの銘柄選び
・スイングトレードの手法
・スイングトレードの損切り

なるべく初心者の方が記事を読んですぐに取り掛かれるように解説していきます。

スイングトレードとは

スイングトレードとは数日~数週間で取引を終えるトレードのスタイルをいいます。

デイトレードやスキャルピングと何がちがうのか、よくわからない人もいらっしゃるかもしれませんね。

取引を終了するまでの時間の長さによって分類されるのですが、以下の図は時間の短い順に並べたものとなっています。

スイングトレード 投資スタイル

  スキャルピングとデイトレードとの違い

(1)スキャルピング Scalping…数秒~数十分
(2)デイトレード Day trading…一日
(3)スイングトレード Swing trading…数日~数週間
(4)ポジショントレード Position trading…数か月~数年

スイングトレードの4つのメリット

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スイングトレードのメリットってどこにあるのでしょうか?
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スイングトレードは何と言っても時間効率・資金効率の良さにメリットがあります。ほかにもメリットが多くありますのでご紹介しましょう。

株のスイングトレードにおけるメリットを下記にまとめました。

  スイングトレードのメリット

・PCやスマホ画面に張り付かなくてOK
・資金効率が良い
・トレンドがなくても利益を出しやすい
・少資金でも利益を上げやすい

PCやスマホ画面に張り付かなくてOK

スイングトレードのメリットの1つ目は、画面に張り付く必要がないことです。

スイングトレードはスキャルピングやデイトレードよりも、取引回数が少なくポジションを保有している時間も長いため、取引時間中にチャートに張り付く必要がありません。

株式市場が開いている9時~15時は、兼業でトレードをしている人にとっては仕事などで画面に張り付くことができない人も多いことでしょう。

時間的な制約を受けることがほとんどないため、スイングトレードは取り組みやすいことがメリットといえます。

スイングトレード PCに張り付く

資金効率が良い

スイングトレードのメリットの2つ目は、資金効率の良さです。

スイングトレードは、デイトレやスキャルピング、ポジショントレードよりも資金効率の良い取引方法です。

スキャルピングやデイトレードは一日に何度も取引するため、手数料が膨大になってしまいます。

せっかくトレードで利益を上げても、手数料が多いと資金効率が悪化してしまいます。

中長期投資では成果が出るのに時間が掛かってしまいます。

これらのデメリットを解消してくれるのがスイングトレードといえるかもしれません。

スイングトレード 資金効率

利益を上げられるまでの期間も数日~数週間と短いので、繰り返し成果が出ることでモチベーションも保ちやすくなるのもメリットといえそうです。

トレンドがなくても利益を出しやすい

スイングトレードのメリットの3つ目は、上昇・下降トレンドが出ていなくても利益を出しやすいことです。

スイングトレードは基本的にチャート重視の取引手法になります。

ファンダメンタルズよりもチャートを重視したトレードの場合、トレンドの出ている銘柄を探すことからはじまるのがセオリーといえるでしょう。

しかし、スイングトレードではトレンドが出ていなくても利益を上げられます。

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その理由は利幅を小さく抑えてコツコツ利益を積み重ねられるからです。

スキャルピングの場合は、1円や2円の極小の利幅をコツコツ積み重ねることもオーソドックスな戦略です。

スイングトレードの場合は、決済する時の利幅を大きめにとることも小さめにすることもできます。

  【例】株価500円の銘柄Aを狙う場合

・10%上がったら利確、5%下がったら損切り(値幅大きめ)
・3%上がったら利確、1%下がったら損切り(値幅小さめ)

10%の上昇をねらう場合は、上昇トレンドが出ていないとねらうのはむずかしいかもしれません。

しかし、3%であれば上昇トレンドが出ていなくても十分にねらえます。

少資金でも利益を上げやすい

スイングトレードのメリットの4つ目は、少資金でも利益を上げやすいことです。

後ほど詳しく解説しますが、銘柄のなかにはスイングトレードに向いているものと不向きなものがあります。

スイングトレードに向いている銘柄の中には、株価が500円以下の銘柄もありますので比較的少額の資金でも始めることが可能です。

1度の取引で大きな利益をねらうこともできますが、基本的にスイングトレードでは小さな利益を積み上げていく戦略が重要になります。

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少額資金でも利益を上げやすいのは個人投資家にはうれしいですね。

株のスイングトレードで勝つコツは銘柄の探し方にあり

株のスイングトレードで最も重要なのは銘柄選びです。

スイングトレードで勝つコツは銘柄の探し方にあると言っても差し支えないでしょう。

なぜ銘柄選びが重要なのか?

その答えは、以下の2つ。

・スイングトレードは同じ銘柄を何度も売買することが多い
・テクニカル分析がうまくいっても、銘柄選びの失敗によって利益を逃すこともある

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なるほど。では、どんな銘柄がスイングトレードにぴったりなのでしょうか?
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解説していきましょう。

スイングトレードの銘柄選びは流動性の高さがカギ

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スイングトレードに合う銘柄の探し方をおしえてください!
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スイングトレードの銘柄選定において、最も重要なのが「流動性」です。
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なぜ「流動性」が重要なのですか?

株のスイングトレードにおいて、流動性が重要な理由はリスクを排除するためです。

スキャルピングやデイトレードにも共通する短期トレードで勝つための心構えがあります。

  短期トレードで勝つための心構え

・「勝ちにいく」ではなく「負けない」
・「負けない」=「勝つ」
・リスクを徹底的に排除する
・一度で大儲けではなく、コツコツ利益を積み重ねる

流動性を重要視するのは

流動性の高い銘柄 = 買いたい時に買える、売りたい時に売れる銘柄

だからです。

これは心構えの「リスクを徹底的に排除する」考え方によるものです。

スイングトレーダーではありませんが、スキャルピングで数十億円の資産を築いたテスタ氏もリスクを排除することを重要視して成功しました。

※関連記事
テスタ氏のスキャルピング手法を銘柄選びから解説

スイングトレードにもこの考え方は当てはまるとクロサキは思います。

流動性が大事だとお伝えしましたが、どの程度の流動性があれば良いのでしょうか。

目安としては1日の出来高ランキングで100位以内に入っている銘柄です。

急激に出来高が増えた銘柄よりも、毎日のように出来高の多い銘柄を選ぶようにしましょう。

出来高ランキングはヤフーファイナンスから無料で見ることができます。

出来高ランキング

※出典:ヤフーファイナンス

スイングトレードの銘柄におすすめはTOPIX100銘柄

スイングトレードには流動性の高い銘柄を選ぶことが大事だとお話してきました。

出来高ランキングのTOP100銘柄もその1つです。

ただ、クロサキがおすすめするのは「TOPIX100採用銘柄」です。

理由は2つ。

  TOPIX100銘柄がおすすめの理由

・時価総額と流動性が高い
・選択銘柄を100社にしぼれる

◆時価総額と流動性が高い
時価総額が低い銘柄の場合、ヘッジファンドなどの資金力のある投資家が一気に買い注文や売り注文を出すことで株価が事実上操縦されてしまうことがあります。それを避けるためには時価総額の高い銘柄をスイングトレードの対象にすることが大事です。

流動性の高さは出来高の多さを意味し、売買したいタイミングで約定できるために重要な条件となります。

◆選択銘柄を100社にしぼれる
日々の出来高ランキングのTOP100は常に変動しています。その点、TOPIX100銘柄は時おり入れ替えがあるものの銘柄が固定されているので、銘柄選びに迷う回数が少なくなるメリットがあります。

スイングトレードに向いている銘柄には株価500円以下のものもあるとお話しましたが、TOPIX100の採用銘柄のZホールディングスなどがそれにあたります。

  TOPIX100銘柄一覧

大和ハウス工業
積水ハウス
エムスリー
アサヒグループホールディングス
キリンホールディングス
味の素
日本たばこ産業
セブン&アイ・ホールディングス
東レ
旭化成
信越化学工業
三菱ケミカルホールディングス
花王
武田薬品工業
アステラス製薬
塩野義製薬
中外製薬
エーザイ
小野薬品工業
テルモ
第一三共
大塚ホールディングス
オリエンタルランド
Zホールディングス
富士フイルムホールディングス
資生堂
ENEOSホールディングス
ブリヂストン
日本製鉄
住友金属鉱山
住友電気工業
リクルートホールディングス
日本郵政
SMC
小松製作所
クボタ
ダイキン工業
日立製作所
東芝
三菱電機
マキタ
日本電産
オムロン
富士通
パナソニック
ソニー
キーエンス
シスメックス
デンソー
レーザーテック
ファナック
京セラ
村田製作所
三菱重工業
日産自動車
トヨタ自動車
本田技研工業
スズキ
SUBARU
シマノ
オリンパス
HOYA
キヤノン
バンダイナムコホールディングス
任天堂
伊藤忠商事
丸紅
三井物産
東京エレクトロン
住友商事
三菱商事
ユニ・チャーム
イオン
三菱UFJフィナンシャル・グループ
りそなホールディングス
三井住友トラスト・ホールディングス
三井住友フィナンシャルグループ
みずほフィナンシャルグループ
オリックス
大和証券グループ本社
野村ホールディングス
SOMPOホールディングス
日本取引所グループ
MS&ADインシュアランスグループホールディングス
第一生命ホールディングス
東京海上ホールディングス
三井不動産
三菱地所
住友不動産
東日本旅客鉄道
西日本旅客鉄道
東海旅客鉄道
ANAホールディングス
日本電信電話(NTT)
KDDI
ソフトバンク
セコム
ニトリホールディングス
ファーストリテイリング
ソフトバンクグループ

スイングトレードのコツ:3~5銘柄にしぼってトレード

投資資金にもよりますが、十分な資金がある場合にはスイングトレードをするのであれば銘柄数は3~5銘柄程度にしぼった方が良いでしょう。

スイングトレードはチャート分析をした投資スタイルになるので、銘柄数が多いとそれだけポジション管理が大変になります。

PCやスマホ画面に張り付かなくても良いのが、スイングトレードのメリットでしたね。

銘柄数が多すぎると、そのメリットの効果が減少してしまうことにもなりえます。

銘柄を絞ることで、その銘柄のチャートのクセなどもわかるようになって、勝率も上がりやすくなると思います。

毎回違う銘柄をトレードしていると、その度にその銘柄と一から付き合っていくことになるので大変ですよね。

その手間を省く意味でも、3~5銘柄程度にしぼることをおすすめします。

スイングトレードの2つの手法

スイングトレードにはさまざまな投資手法があります。

その中でも、スイング初心者でもやりやすい方法を2つご紹介。

ただ、そのまえに。

スイングトレードの基本的な考え方を解説します。

スイングトレードでは、売買ポイントとしてスイング・ハイとスイング・ローと呼ばれるポイントがあります。

スイング・ハイは「売り」をねらうポイント
スイング・ローは「買い」をねらうポイント

となっています。

スイングハイ&ロー

基本的には、テクニカル分析をしてスイング・ハイとスイング・ローになりそうな箇所を探しだしてトレードしていくことになります。

基本を踏まえたうえで、2つのスイングトレード手法についてお話していきましょう。

株のスイングトレード手法①高値更新をねらう順張りトレード

株のスイングトレード手法、1つめは高値更新銘柄をねらう順張りです。

英語ではトレンド・トレーディングといい、高値更新した銘柄はその後もしばらく高値を更新し続けていくことがよくあることから、この戦略を好むトレーダーは少なくありません。

順張り投資というと、上昇トレンド中の株価が一時的に下がったところをねらう「押し目買い」が有名ですが、押し目買いとは異なる順張り投資になります。

年初来高値や上場来高値を更新したところに、買いを入れていくスタイルになります。

高値更新銘柄はヤフーファイナンスの「年初来高値更新」から無料で探すことができます。

ほかにも、ほとんどの証券会社の提供するツールでつかうことができます。

スイングトレード 高値更新銘柄

※出典:ヤフーファイナンス

2022年5月11日、TOPIX100の採用銘柄の中に年初来高値を更新した銘柄がありました。

日本電信電話(NTT)

です。

実際にNTTでスイングトレードをする・しないは個人の判断になりますが、スイングトレードの対象銘柄として優先的に検討することになりそうですね。

NTT株価

※出典:ヤフーファイナンス

順張りトレードを行う際には、上昇トレンドの強さを見極めることが重要になります。

トレンドがいつまで続きそうかを予想するために、移動平均線やボリンジャーバンドといったテクニカルツールを用いて分析していきます。

高値更新した銘柄はその後もしばらく高値を更新し続けていくことがよくあることから、この戦略を好むトレーダーは少なくありません。

株のスイングトレード手法②レンジブレイクをねらう

株のスイングトレード手法、2つめはレンジブレイクをねらう手法です。

英語ではブレイクアウト・トレーディングといい、レンジ相場をブレイクした場合、ブレイクした方に価格が大きく傾く傾向をねらった手法となります。

レンジ相場(ボックス相場・持ち合い相場)では、上値・下値をブレイクしてレンジ相場が終了した場合に、ブレイクした方に価格が大きく動くという考え方が一般的です。

レンジブレイク

そのため、流れにうまく乗れれば大きな利益をあげられることからレンジ相場になっている銘柄をねらうトレーダーもいます。

レンジ相場になっている銘柄は証券会社のチャート形状検索ツールを利用すれば、リストアップできます。

SBI証券だと下図のようになっています。

スイングトレード チャート形状検索

※出典:SBI証券

「もみ合い?」がレンジ相場を意味するので、もみ合いをクリックすれば銘柄がリストアップされます。

その中から、スイングトレードに合いそうな流動性の高い銘柄を探していくことになります。

スイングトレードで勝てない理由は損切りにあり

これまでスイングトレードにチャレンジしたけれど勝てない。

そんな風に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スイングトレードで勝てない理由はケースバイケースではありますが、共通点も多くあります。

その1つが損切りです。

とくに

「損切りラインの設定」
「損切りラインを動かしてしまった」
「損切りラインを設定せず、感覚トレードで失敗」

といった理由により勝てない人が多いようです。

この3つの失敗を克服する方法は以下のとおり。

1、エントリーするときに損切りラインはかならず決めておく
2、損切りラインは絶対に動かさない
3、損切りラインの決め方を変えてみる

1と2に関しては、自分に言い聞かせるしかないです。

テスタ氏もエントリーする時点で利確・損切りポイントは決めておくことが大事という趣旨の言葉を残しています。

そして、肝心なのが3の損切りラインの決め方ですね。

一般的には「投資金額の●%含み損を抱えたらロスカット」「損失が●円以上になったらロスカット」というようにパーセンテージか金額で決めることが多いです。

ただ、ボラティリティ(価格の変動幅)の高い銘柄でスイングトレードする場合には、損切りラインを低めに設定しておくとすぐにラインに引っかかってしまいます。

あなたが投資しようとしている銘柄のチャートや株価の時系列情報を見て、毎日どの程度の値幅があるのかを見て決めるようにしましょう。

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クロサキの場合は、初心者のころに含み損が5%になったらロスカットというルールでやっていました。

スイングトレードでは投資のマイルールを決めて、できるだけ機械的にトレードを繰り返すことが資産の増加につながりやすいと経験上思います。

最後に投資のマイルールの参考記事をご紹介しますね。

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