ソフトバンク赤字も何のその!LINEと経営統合で株価上昇局面へ

ソフトバンクLINE

ソフトバンク、次の狙いはLINE!経営統合思惑で株価上昇局面か

ソフトバンク、孫正義社長の野心の炎は、大赤字決算程度では鎮火しないようです。

つい先日「創業以来の大赤字」「真っ赤っかの決算」という孫社長の発言があったソフトバンクGの決算発表。

その舌の根も乾かないうちに、同社は次なる買収の話を進めていました。

相手は、国内無料通信アプリ最大手「LINE」(3938)

9月にアパレル通販のZOZOを買収したばかりで、次はLINE。

決算発表の際、孫社長は「(大赤字に対して)反省はするが、(投資に対して)委縮はしない」と語っていました。

まさにその通りの展開になっていることが伺えます。

今回の発表により、関連する3つの会社の株価はどうなるのか?

Zホールディングス(旧ヤフー)
ソフトバンクG
LINE

赤字決算だったにもかかわらず、ソフトバンクGの株価は決算前よりも上昇しています。
果たして、本格的な上昇局面にトレンド転換するのかについても探っていきたいと思います!

ソフトバンクのLINE経営統合ニュース、LINE株価は値が付かず

ソフトバンクとLINEの経営統合のニュースが流れて最初の取引日である11月14日。
前場終了時点でLINE株には値がついていません。
ストップ高気配のままとなっております。

昼休みの時点では、取引時間中に値が付くのかもわからない状態ですね。

それに対して、Zホールディングス(旧ヤフー)とソフトバンクGの株価はどうでしょうか。

<Zホールディングス(旧ヤフー)>

Zホールディングス

※引用元:ヤフーファイナンス

<ソフトバンクG>

ソフトバンクG株価

※引用元:ヤフーファイナンス

どちらも株価は上昇していますね。
ソフトバンクGの方は、始値で高値を付けてからは、やや値を下げていますがプラスです。
旧ヤフーであるZホールディングスの方は非常に高い株価の上昇ですね。

今回の経営統合では、直接的にはヤフーを通じての統合となるらしいので、Zホールディングス株価の方の反応が良かったのかもしれません。

この株価の動きは、思惑買いによるものです。

ソフトバンクGもLINEも経営統合が決まったという発表を11月14日正午時点ではしていません。

株価というものは、動きが早いので事実の確定がしていなくても急激に株価が動くことが多いです。

今回のケースも同様といえるでしょう。
もしこれで交渉決裂になって経営統合の話が流れたら、株価上昇の勢いが逆回転しそうで怖いです(笑)

投資を検討するなら、よくリスクを考えたうえで行った方がよいことは間違いありません。

大赤字企業のLINEを買収してソフトバンクは大丈夫なのか?

今回のソフトバンクとLINEの経営統合が実現すると、ヤフーやZOZO、LINEの利用者は1億人を超えてメガプラットフォーマーになるそうです。

しかし、ここで忘れてならないのは、LINEが赤字企業であるということ。

赤字企業ばかり買収して、そのツケが回って業績が悪化した例として、ライザップグループがありました。

本業のライザップは好調なのに、買収した子会社の収益改善が進まず大赤字。
結果的にライザップの株価も大幅に下がりました。

LINEの場合はどうなのでしょうか?

かならず大丈夫だということはできませんが、もし経営統合が実現すれば、これまでLINEの収益を圧迫していた不安要素が取り除かれる可能性が高まります。

それはLINEPayのキャンペーン費用です。

PayPayなどに負けないように、大幅な還元策のキャンペーンを打ってきたことが、LINEの赤字幅を拡大させているため、PayPayを展開しているソフトバンクグループと競合しなくなれば、この莫大なコストは大幅に削減されることが期待できそうです。

このコストがなくなり、ヤフーなどとの相乗効果を最大限に発揮できれば、WIN-WINになって同社の収益が大幅に改善される可能性はありそうです。

もっともLINEPayが存続するかはわかりませんが。

LINEの赤字解消の可能性が現実みを帯びて、利益が大幅に伸びる成長戦略を描けるようになれば、ソフトバンクGの株価もさらに上昇トレンドとなっていくのではと個人的には思います。

ただ、WeworkやUber、他の投資先の状況にもよるので、LINEの話だけで投資するのはリスキーだといえるでしょう。

ソフトバンクGへの投資を行う際には、ビジョンファンドの動向にくれぐれも注意したうえで検討することをおススメします。

ちなみに、筆者は完全に乗り遅れたので、今回のLINEとソフトバンクGへの投資は見送りそうです。