空売りは好決算銘柄が狙われる?業績良くても安易に飛びつくのは危険

    空売り

    空売りと好決算の関係。決算が良くても安易に飛びつくと大ヤケドする

    (最終更新日:20/9/7、元記事:20/2/19)
    好決算なのに株価がストップ安(涙)

    そんなくやしい経験をしたことはありませんか?

    残念ながら好決算になれば株価が上昇する、というセオリー通りにいかないことが多々あります。

    その背景に存在するのが空売り投資家です。

    好決算銘柄が出ると空売りを仕掛けてきて、株価が上昇したと思ったのもつかの間、株価は急落していきます。

    機関投資家、個人投資家(トレーダー)問わず、好決算を発表した銘柄をねらって空売りを仕掛けてくる相場参加者は多数います。

    長期投資家にとっては、空売り投資家は厄介な存在といえるでしょう。

    空売り投資家ら売り投資家がターゲットにするのは、好決算だからと現物株に投資する個人投資家が多いと思われます。

    好決算銘柄に安易に飛びつく危険性と、大ヤケドしないために気を付ける点についてお伝えしていきます!

    好決算なのに空売りで株価が下がった直近の銘柄

    具体的な銘柄を例にしていきましょう。
    好決算なのに空売りで株価が急落した銘柄は本当にたくさんあります。

    最近の例ですと「マーケットエンタープライズ」(3135)が挙げられます。

    同社は2月14日の大引け後、20年6月期第二四半期決算を発表しました。

    発表内容を見てみると、連結経常利益が前年同期比106%増の約3億円まで拡大しているのがわかります。さらに通期計画に対する進捗率は51.2%に達し、前年同期の32.7%も上回るほどの好決算でした。

    マーケットエンタープライズ決算短信

    ※引用元:マーケットエンタープライズHP(一部抜粋)


    上記の決算短信を見ると、売上高は前年同期比で35%も伸び、純利益は2.5倍になっています。文句なしの好決算といえる内容です。

    通常ならこれだけの好決算を発表しているので、株価は大きく上昇しそうなところです。

    しかし、実際には翌日のマーケットエンタープライズの株価はストップ安となってしまいました。

    マーケットエンタープライズのチャート

    ※引用元:ヤフーファイナンス


    あくまで筆者の個人的な見解ですが、当銘柄は空売り投資家に狙われたのだろうなと思います。

    特に今はコロナウイルスによって市場が非常に不安定になっている状況です。

    最近決算を発表した銘柄は、好決算でも大きく売られる銘柄が続出しています。
    特にマザーズ市場やJASDAQ市場の新興市場銘柄は弱いです。

    新興市場から資金を引き揚げる機関投資家が増えていることの証拠だと思います。

    マーケットエンタープライズの場合、以下のような投資家の心理サイクルが働いたものと思われます。

    ・好決算なのになぜ株価がストップ安になると不安が募る(空売りが仕掛けられているから)
    ↓↓↓
    ・地合いも悪いし、さらに下がるのではないかという恐怖心が高まる
    ↓↓↓
    ・不安などに煽られて耐えきれなくなり、安値で投げ売りしてしまう
    ↓↓↓
    ・売りが売りを呼び、株価がさらに下がる

    このような負のスパイラルに陥ると、通常株価を戻すのにかなりの時間がかかります。

    そして、大きな含み損に耐えられなくなり、損切りするはめになる投資家が増えます。

    熟練した空売り投資家は、初心者投資家の心理を巧みに突いてきます。
    で、パニックになった個人投資家が資産を大きく減らしてしまうことにつながっていくのです。

    空売りに狙われる好決算銘柄への投資はどうしたら良いのか?

    好決算銘柄に投資すると空売り投資家や機関投資家の餌食になってしまう。

    そんな不安に駆られるかもしれません。

    実際に空売りに狙われる好決算銘柄への投資スタンスはどうしたら良いのでしょうか。

    筆者が考える対策をお伝えしていきます。

    1.自分も空売り側に回る
    2.空売りが落ち着いてから買いに入る
    3.空売りをしのぐほどの決算内容や今後への期待が非常に高いならインする
    4.ヘッジをかける

    1の自分も空売り側に回るというのは、流れに逆らわずに自分も時流に乗るということですね。
    これは順張り投資においても重要な要素です。

    2の空売りはいつか買い戻さなければなりません。そして、空売り投資家は短期トレードをする人が多いので、彼らが買い戻すタイミングを狙うという戦略です。俗にいう踏み上げ相場を狙う感じです。

    3に関しては、好決算が発表になった後、空売りを吹き飛ばすほどのストップ高連騰を演じる銘柄がまれにあるので、そういう銘柄を見つけられるようにして乗っかるということです。

    4は、eワラントなどのオプション取引を使ってヘッジをかける手法です。
    オプション取引はSBI証券で行えます。トヨタ自動車の株価が上がると思えば、コールを買い、下がると思えばプットを買っておく。
    プットを買った場合、予想通りにトヨタの株価が下がれば、プットオプションの価格は上昇するので、現物株で損してもプットの儲けで損失を減らせます。

    ただし、eワラントで扱っている個別銘柄には限りがあるので注意が必要。

    ざっと、4つほど対策をご紹介しました。

    空売りを仕掛けるタイミングがわからないという場合は、循環物色アナライザーを使ってみると良いかもしれません。
    最初は無料でお試し版が利用でき、空売りで利益を上げやすい銘柄のピックアップをしてくれるコースもあります。

    さて、ヘッジをかけた投資手法は、中上級者向けかもしれませんが、eワラントについて知っておいて損はないと思います。

    当ブログでもご紹介できると気がきたらご紹介していきます。

    ちなみに、個別銘柄の中には空売りができない銘柄もありますので、空売り可能かどうかも投資をするときは注意してみると良いでしょう。

    しっかりとした分析をすることで、損失する可能性はかなり減らせますので知識を蓄えることが非常に大事です。

    おとなの株ラウンジでも有益な情報をお送りしていきたいと思います!

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