ライザップ、東証1部鞍替え遠のく大赤字!でも懲りないM&Aの野心

ライザップ

ライザップ、赤字幅193億円に拡大の誤算…それでも材料出尽くしで東証1部鞍替えを狙うか?

(追記:2019/5/16)

これまで当ブログで幾度も取り上げてきたライザップ(RIZAP)グループ。

本業のフィットネス事業は絶好調なものの、ずさんなM&A路線がたたり、ライザップが目指す東証1部市場への鞍替え凍結宣言が出ていました。

そして昨日(5/15)、同社は決算を発表し、当期の純損益の赤字幅が下方修正を出した時よりも拡大し、193億円になることを発表しました。

ライザップ株価

※引用:ヤフーファイナンス


本日、ライザップの株価は大幅に下落。
失望売りが膨らみました。

それでも同社社長は、東証1部への鞍替えをあきらめていないようで…

・緊急性の高い構造改革施策は完了したこと
20年3月期に黒字転換させる方針

を明かしたうえで、凍結中のM&Aについては必要なら再開する意向を表明しました。

懲りないという気もしますが…

同社はあくまで東証1部を目指すようですね。

志が高いのは良いことですが、果たして現実味があるのかどうか…気になったので少し考察してみました。

率直にいうと、ライザップは現時点で本業のフィットネス事業などが好調なので、このまま本業が拡大させること、そして、買収企業の整理、黒字化をきちんとできるようになれば、可能性は拡大していくことでしょう。

ただ、現在、東証が再編を計画中で1部上場への条件を引き上げる計画になりますので、ライザップが業績を回復させるころには、上場基準が厳格化されている可能性があります。

ですので、今後数年で東証1部へ鞍替えすることは、かなり難しいのではないかなというのが私の見解です。

ですが、夢を買うという意味なら、株価が下がった今が買い時である可能性があります。

ちなみに、ライザップに買収されるのでは…という思惑で株価が急上昇した「地域新聞社」(2164)の株価も、ライザップの失速によってなのか株価が大きく下がってしまいました。

地域新聞社チャート

※引用:ヤフーファイナンス


こちらの株価もライザップの復活が本格かすれば、再び上がるかもしれませんね。

またライザップに動きがありましたら、追記していきたいと思います!

(追記:了)

ライザップ、大赤字で東証1部への鞍替えとん挫→株価大幅下落から底を打った可能性?

(追記:2019/1/15)

2018/10/29に掲載したライザップ東証1部への鞍替え準備が着々と進んでいるという話。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、ライザップの業績急悪化により凍結されています

事の発端は、2018/11/14ライザップグループが発表した下方修正でした。

無理な企業買収がたたり、2019年3月期の業績予想を従来の当期純利益159億円の黒字予想を70億円の赤字予想に修正したのです。

この発表を受け、同社の株価は暴落、その後も続落していきました。
ライザップのチャート
11月初めに560円あった株価は155円まで下落

ライザップグループは、買収路線を凍結することを発表。
東証1部への鞍替えも事実上のとん挫という形になりました。

しかしながら、業績の足を引っ張ったのは、買収した会社であり、ライザップの本業の方は相変わらず好調の様子。

また、株価も年末の155円で底を打ち、1/15には270円を超えるまで回復してきました。

まだ、11月初旬の水準の半値ほどの株価ですが、ガバナンス改革や構造改革などに着手するとのことで、当面の悪材料は出尽くした感が出てきました。

東証1部への鞍替え(指定替え)のタイミングは先送りになったと思いますが、買収した会社の業績を立て直すことさえできれば、業績も回復してきますし、再び鞍替えへの挑戦ができるようになるかもしれません。

引き続き、ライザップの動向には注視していきたいと思います。
また何か動きがありましたらお伝えしていきますね!

(追記:了)

ライザップ、東証鞍替えに向けたニュース連発&関連銘柄はすでに株価8倍に!!

(2018/10/29記載)
ライザップグループは2018年8月28日東証1部への鞍替え上場を目指す方針を明らかにしました。

それから2か月
ライザップの東証鞍替えに関する報道や関連銘柄の動きが慌ただしくなっています。

8月末時点では、数年内の東証鞍替えを目指す方針と報道されましたが、個人的には遅くとも2年以内には具体的な進展になるのではと感じています。

その根拠は3つ

【根拠1】東証の鞍替え基準をライザップはすでに満たしている
【根拠2】東証鞍替えへの布石(M&A報道)で、関連銘柄はすでに株価8倍
【根拠3】ライザップの事業拡大と株主重視の姿勢がより鮮明に

この3つの根拠について1つずつ検証していき、ライザップの東証鞍替えの実現性と時期、今後の株価についても私独自の予想をお伝えしていきます!

【東証鞍替え根拠1】ライザップが東証に鞍替えするための基準を満たしている

ライザップが東証1部に鞍替えするためには、複数の基準を満たす必要があります。

特に「時価総額」や「純資産額」「利益額の条件」は厳しいことで知られています。
一部抜粋してご紹介します。

【東証1部上場の条件(一部抜粋)】
<時価総額(上場時見込み)> 250億円以上
<純資産額(上場時見込み)> 連結純資産額10億円以上
<利益の額又は時価総額> a:最近2年間の利益総額5億円以上
b:時価総額500億円以上
(※「利益の額又は時価総額」の項目はa・bどちらかに適合していること)

他にも東証1部への上場条件はあるのですが、上記3条件は、特に満たすのが難しいようです。

しかし、

ライザップはこの東証鞍替え基準をすでに満たしているのです!

ライザップの近年の業績は本業が好調な上、積極的に企業のM&Aを進めており、売上高が5年前の8倍にまで成長しています。

ライザップグループが公表している連結決算の数字の中から、上記条件に関連する純利益と純資産額に注目していきましょう。

2016年3月期~2018年3月期までの3年間の実績〉
16年3月期:純利益=24億6600万円、純資産額=116億900万円
17年3月期:純利益=76億7800万円、純資産額=170億1800万円
18年3月期:純利益=92億5000万円、純資産額=284億100万円

「純資産額」は軽く10憶円を超えていますね。
直近2年間の利益総額も5億円をはるかに超えています。
「時価総額」は、18年8月末時点約4200億円あります。(ヤフーファイナンス参照)

これらのことからいえることは、ライザップはその気になればすぐにでも東証1部への鞍替えが実現可能だということです。

【東証鞍替え根拠2】M&A報道で、関連銘柄はすでに株価8倍

投資雑誌にライザップに買収(M&A)される可能性が報じられ、株価がこの2か月で8倍になった銘柄があります。

地域新聞社(2164)です。

地域新聞社の株価は9月3日の始値552円から10月29日の高値4450円まで、実に8倍も上昇しました。

同社ではフリーペーパーやタウン誌などに力を入れているのですが、この分野のM&Aに積極的なライザップの次のターゲットと目されたようです。

ちなみに、9月には地域新聞社だけではなく、同業他社も軒並み株価が上昇を見せました。

インサイト(2172):前日終値285円9/12高値305円+7.02%
タウンニュース(2481):前日終値465円同高値545円S高(+17.2%
セーラー広告(2156):前日終値336円同高値416円S高(+23.8%

軒並みストップ高まで上昇しています。
普段出来高が1000株未満しかないインサイトでさえ、7%もの上昇を見せています。

ライザップが株価に与える影響はすでにかなり大きくなっていることがわかりますね。

もし東証への鞍替えが実現したら、ライザップの株価は10%や20%の上昇ではすなまいことでしょう。

数倍になっても何ら不思議ではないと私は考えています。

【東証鞍替え根拠3】ライザップの事業拡大と株主重視の姿勢がより鮮明に

鞍替え根拠2の話ともつながるのですが、M&Aなどライザップの事業拡大と株主重視の姿勢がより鮮明になってきました

これは明らかに東証1部への鞍替えを意識した動きだと思われます。

一部を紹介します。
【9/25】2018年9月末時点の株主を対象に、創業15周年記念特別株主優待の実施を発表。100株以上を保有する株主に、3月末権利確定分の株主優待ポイントとは別に株主優待ポイントを付与。

【10/19】人材開発事業及び経営・組織コンサルティングのエッ グフォワードとの提携を発表。法人向け健康プログラムの導入促進および、新たなプログラム「心・技・体トレーニングプログラム」の提供を開始すると発表。

【10/25】グループ会社「RIZAPイノベーションズ」が運営するパーソナルゴルフジム「RIZAP GOLF」の新規出店(博多、立川、名古屋)を発表。年内に計29店舗になるとした。

などなど…
株主への還元を充実させながら、事業拡大を図る狙いがあるのが読み取れます。

株主を重視する理由は、東証1部への鞍替え条件の中に株主数の条項などがあるからでしょう。

ライザップの買い時は、【東証鞍替え前】&【株価急落】のまさに今!

ライザップの東証への鞍替えはいつで、同社株をいつ頃買っておけば将来大きな利益を得られるのでしょうか?
私の独自の見解を述べます。

鞍替え時期に関しては、上記で早ければ2年以内ではないかとお伝えしました。
これはライザップの成長力の速さと事業拡大意欲などを見たうえでそう感じました。

そして、同銘柄の買い時についてですが…

結論から言いますと、まさにいまがライザップ株の仕込み時だと思っています!

理由は2つ。

理由1東証への鞍替えが発表されてからでは遅い
鞍替えが発表されてから同社株を買おうと思っても、すでに初動の窓開け上昇が発生している確率が高いです。
そうなると株価が乱高下して、場合によっては損する可能性も出てきます。

理由2株価が下がっている今が絶好の買い時
ライザップの業績そのものは良いのに、同社の株価は現在下落しています。これはライザップに限ったことではありません。

ライザップの株価

※引用:ヤフーファイナンス


米中貿易戦争やイギリスのUE離脱問題、イタリア財政問題など…世界中で経済見通しに対してネガティブな観測が流れており、日本株全体の株価が下落しています。
しかし、こうした下落相場はまさに買いのチャンスでもあります。

数年間は株を保有するというスタンスで株を買えば、数年後にライザップが東証1部への鞍替えを発表した時に、大きな利益を得ることができることでしょう!

東証1部に上場されると、ヘッジファンドや投資信託などを運用する機関投資家から注目されやすくなり、大口の買い注文が入りやすくなります。

海外投資家からの注目も集めやすくなることが予想されます。
海外投資家の中には、会社のルールで東証1部上場企業にしか、投資しないところもあるようです。

つまり、現在札証にしか上場していないライザップに投資はできないけれど、東証1部に鞍替えすれば、買い注文を出してくる可能性があるということですね。

海外投資家の資金力は国内投資家よりも潤沢といわれていますので、大きく株価が動く可能性があります。

株価が安い時にしっかりと仕込んでおけば、将来得られるリターンも大きくなるのが道理といえます。

機関投資家の動きに業績の拡大という実績が伴えば、株価はかなり傾斜の急な右肩上がりをしいていくと予想しています。

18年8月末現在750円近辺の同社株価が、10/29には424円まで下がっています。

株価が下がった分だけ、上昇余地は大きくなったともいえますね。
将来的にライザップの株価は数倍になっても不思議ではないと個人的には思っています。

これからもライザップの東証への鞍替えと株価の動向からは目が離せません。

また何か動きがありましたら随時お伝えしていきますね!