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株価暴落で狼狽売りしちゃう?
狼狽売りが続出していそうです…
株価暴落の余波が止まりません。
日経平均株価が2月25日に暴落し、781円も下げました。

※引用元:ヤフーファイナンス
本日2月26日も大幅続落し、477円(11:25現在)も下げています。
わずか2日間で1250円も日経平均は暴落しました。
NYダウも同様で、2月24日、25日の両日で1900ドル以上も暴落しています!
これはリーマンショック時を彷彿とさせるような歴史的な株価の大幅下落といえます。

※引用元:ヤフーファイナンス
これだけの株価暴落が発生しますと、当然のことながら自分のポートフォリオも大きく含み損を抱える投資家が続出してきます。
株価暴落時、保有株を売らない?売る?
売るにしても戦略的撤退と狼狽売りでは全然違います!
個人投資家が株価暴落時に売却すべきかどうか悩んだ時、狼狽売りする前に知っておきたいことをお伝えしていきます。
株価暴落で迫られる判断
株価暴落時、個人投資家は保有株の「売る」「売らない」の決断を迫られます。
こんな時、しっかりとした投資スタンスや哲学を持っていないと、個人投資家は大損をすることになると私は思います。
筆者自身も過去には痛い経験をしたことがあるので、よくわかります。
株価暴落時、機関投資家や空売りが得意なデイトレーダーたちはここぞとばかりに空売りを仕掛けてきます。
その結果、株価は下がる下がる(笑)
そして、ちょっとだけ株価が反発し、ほっとしたところで、さらに奈落の底に突き落とす。
これが非常に精神的にきつい。
この2段階の下げに耐え切れず、保有株を投げ売りする投資家が後を絶ちません。
機関投資家などに良いようにやられているわけですね。
結果的には、本当は売却したくないのだけれど、もっと下がるんじゃないかとパニックになって狼狽売りをしてしまう。
こうして負のスパイラルが出来上がり、暴落相場はますます過熱していくわけです。
売りが売りを呼び、売りの過熱感がピークを過ぎるまでは強烈なナイアガラフォールになります。
短期的な視野でしか相場を見られない人は、おそらくすぐに狼狽売りをして損切りすることでしょう。
数年単位の長期投資をする人なら、絶好の買い場だと思って買い出動することでしょう。
ただし、長期投資には忍耐が必要です。
株を買った後も株価が下落を続けることはよくあること。
目先の株価に動じない胆力と、銘柄分析をする目利き能力が必要になります。
筆者は今回の暴落相場で現物株の買いを入れています。
現在ポートフォリオは12万円の含み損中です。
しかし、将来性ある銘柄だと思っているので、長期保有するつもりです。
数年単位で保有することも視野には入れています。
長期的な投資をしない人は、自分の損切りルールを決めてそれに則って売った方が良いと個人的には思います。
損切りにはなりますが、資金を大きく減少させることはありません。
相場が回復したら、またチャンスも出てくることでしょう。
未練を残さずに投資資金を残すことが、投資家として生き残る秘訣です。
株価暴落、狼狽売りしないと決めた筆者の判断
コロナ相場、パンデミック相場、新型肺炎相場…
今回の一連の相場は色々な名前で呼ばれているようです。
日経平均にしろダウ平均にしろ、わずか2日間で暴落といえるくらい下落したので、インパクトは非常に強かったといえそうです。
加えて、現時点でまだ新型肺炎が収束するめどが立っていないことも、投資家の不安心理を増長させています。
ですが、筆者は今回の株価暴落は買いのチャンスだと捉えています。
2000年代のSARSの時もそうでしたが、騒動が収束してから株価は上昇していきました。
長い時間はかかるかもしれませんが、株価は上がったり下がったりするもの。
今下がってもいずれは上がると思います。
もちろん、株価が上昇する裏打ちとして、業績の良さや商品・サービスの将来性などがあることは前提です。
しっかりと企業分析や財務分析をした上で投資するのでしたら、目先の株価の下げに動揺する必要はないというのが筆者の考えです。
今回筆者が投資した銘柄も、そのような考えでナンピン買いをしたものです。
短期的にはまだ株価は下がるかもしれません。
株価が購入単価を超えるのに数年かかるかもしれません。
ですが、業績は非常に良いので保有を続けることにしました。
今後を楽しみにしたいと思います。