
パンデミック相場で日経平均大幅安。絶好の仕込み時到来か?
イラン危機・米中貿易・英国EU離脱が一段落したと思ったら、今度は新型コロナウイルスによるパンデミック危機到来!
2020年の株式市場は、年初からいきなり試練を迎えているようですね。
株式市場が休場になる土日の間、中国政府が国民に対して団体の海外旅行を禁止したことなどを受け、1月27日の東京市場は日経平均株価が大幅安(483円安)となりました。
しかし、ピンチはチャンス。
大幅安になった時は、逆張り投資の絶好機という考えもあります。
まだ収束する気配の見せないパンデミック相場。
はたして個別株の仕込み時なのでしょうか?
その可能性について探っていきます!
パンデミック相場で狼狽する人、笑みを浮かべる人
21世紀になって以降、度々発生する世界的な伝染病。
SARS、鳥インフルエンザ、豚コレラ、そして今回の新型コロナウイルスによる新型肺炎。
その度に世界の株式市場は大きな影響を受けてきました。
毎回思うのですが、必ずと言っていいほど狼狽売りをする人が出てきます。
それも多数。
安売りしなければ、株価が下がることもないのですが売りたくて仕方ない人が多いみたいです。
同時に、待っていましたとばかりに笑みを浮かべる投資家も存在します。
狼狽売りする人は、きちんとした投資スタイルが確立できておらず、目先の株価の上下に一喜一憂する人が多いように思います。
笑みを浮かべる人は、投資スタイルを確立していて、きちんとした戦略と戦術を持って下落相場でも利益を上げられる人だと思われます。
後者にとっては、今は大きな利益を上げられる絶好のチャンスと言えるでしょう。
あくまで個人的感想ですが、下落相場でも大きな利益を上げる人には、大きくわけて2種類の投資家がいるように感じます。
1つは空売りを効果的に仕掛けられる人。
もう一つは、長期的なスタンスで投資できる人です。
おとなの株ラウンジは基本的に、中長期投資向けの情報を提供していますので、主に長期的スタンスの人に絞ってお話していきます。
長期で投資できる人にとって、市場の暴落や急落は絶好のチャンスです。
もちろん、すぐに飛びついてしまうと痛手を被ることもありますが、きちんとバリューを割り出して投資していくことでしょう。
長期投資家にとっては、買った後で多少下がってもあまり気にすることではありません。
むしろ、さらに買い進めていくかもしれませんね。
ただ、相場の格言に「落ちてくるナイフを拾うな」ということわざがあります。
しっかりと地面に落ちてから拾ってからでも遅くはないということですね。
これはつまり、底を打ってから買い出動しても遅くはないと換言できます。
筆者もできることなら、こういう投資家でありたいですね。
パンデミック相場に買いを入れるならどんな銘柄?
パンデミック相場で日経平均が大きく下げている時、どんな銘柄に投資すべきか?
なかなか悩みどころだと思います。
日本株歴14年の筆者が買うとしたら、どんな銘柄にするのかをお伝えしていきましょう。
私の選び方は非常に簡単です。
業績好調で株価が長期上昇トレンドになっている銘柄です。
上昇トレンドなのに、突発的な新型コロナウィルスによるパンデミック不安で株価がつられ安になっているわけですので、株価は見直されていく可能性が高いものと考えます。
インバウンド銘柄のように直接的に経済被害を受ける銘柄は除外します。
基本的には、上昇トレンドなのに理不尽に大きく下がって押し目になった銘柄を拾うのがベターだと思います。
ついでに言うと、国策銘柄であることも銘柄選択の条件に追加できると尚良いですね。
上記のような条件でスクリーニングをかけて銘柄をリストアップすれば、お宝銘柄に巡り合える可能性も高まるのではないでしょうか。
長期投資の極意は逆張りのような気がします。
人が売っている時に買う。これに尽きますね。
もちろん買う銘柄を吟味する必要はあります。
私自身、じっくりと探していきたいと思います!
いつも銘柄選びに失敗してしまう…
という方は、最新AIの力を試してみてはいかがでしょう?
お試しで使える循環物色アナライザーなら、逆張り銘柄をAIが探してくれます。

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