石油関連株が軒並み急騰!サウジアラビア石油施設攻撃され減産

サウジ石油攻撃

石油関連株急騰!サウジアラビアが攻撃されたショックはまだ始まったばかり?

3連休最終日の敬老の日が終わり、さぞ穏やかな週明けかと思いきや、世の中はそんなに甘くありませんでした…!

日本の証券市場が3連休モードに入っている間にも、世界中の市場は動く。
そしてその影響は、週明けの東証にもダイレクトに伝わってくる。
そんな事実を再認識する出来事が発生しました。

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの施設がドローン攻撃を受け、炎上。
原油生産能力が半減する事態に陥りました。

その結果、石油関連株の株価が急騰しました!

参照記事「NY原油15%急騰、サウジ石油施設攻撃で ダウは反落」

このニュースは瞬く間に世界中をかけめぐり、原油の供給不安から原油相場が急騰する場面も見られました。
<WTI原油先物チャート>

WTI原油先物チャート

※出典:SBI証券

米国に次ぐ、世界第二位の石油生産量を誇るサウジアラビアの石油施設が攻撃されたショックは相当なものでした。

チャートを見てわかるように、原油先物価格はマドをあけて急騰しました。

はたして、この影響はどのようになっていくのでしょうか。
今後の動向を独自に考えていきましょう!

原油価格急騰で石油関連株の株価も軒並み急上昇↑↑

原油価格の急騰を受け、連休明けの東京市場でも石油関連株・銘柄が軒並み急騰しています!

こちらをご覧ください。

株価上昇率TOP30

※出典:ヤフーファイナンス

上記は2019年9月17日午前10時頃の東証株価上昇率TOP30です。

「国際石油開発帝石」「石油資源開発」などの個別銘柄に加え、石油関連のETFなどがTOP30の三分の一近くを占めています。

株価上昇率も軒並み前日比8.5%以上の上昇で、石油関連株に投資資金が流れ込んでいるのがわかりますね。

今回サウジアラビアの国営企業が狙われたのは、サウジからの石油に頼っている日本にとっても他人事ではありません。

株価やガソリン代だけでなく、プラスティックやビニール、洋服(ポリエステル繊維)など、石油で作られている製品に依存している私たちにとっては、かなり深刻な問題だと思います。

今回のサウジへの攻撃は、敵対するイランによるものだともいわれており、そのほかの情報が錯そうするなど、様々な憶測が飛び交っているようです。

泥沼化する中東情勢や大国同士の覇権争いなど、様々な思惑が絡んで発生した事件である可能性が高そうですね。

急騰した石油関連株にこれから投資するのはもうおそい?チャンスあり?

軒並み急騰してしまった石油関連株。

今から投資を検討するのは手遅れなのでしょうか?

以前にも紹介したように相場の世界には
「もうはまだなり、まだはもうなり」
という格言があります。

もう株価の上昇は終わりだと思っていると、実はまだ初動の動きだった(さらに株価上昇した)…

ということは、株式投資を長くしていれば何度も出会う場面です。

今回の石油関連株の上昇にもその可能性があるのでしょうか。

結論からいうと、「株価の今後の上昇可能性はある」ということになります。

その根拠は、このサウジ石油施設への攻撃の余波が今後も続く、もしくは拡大しそうだからということになります。

今回の攻撃について、サウジ主導の連合軍はイランの武器が使用されたと断定しています。
※参照記事「サウジ攻撃の武器はイラン製 連合軍発表」

一方、イランの指導者は、攻撃はイエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が自衛のために行ったと語り、イランの関与を否定しています。

このような舌戦が展開され、さらに緊張が高まっている状態なので、長期化する可能性が高そうですね。

問題が長引けばそれだけ地政学リスクが高まり、石油生産に対する悪影響も拡大しそうです。

ひと昔前と比べると、米国のシェール革命のおかげで米国が石油を輸出できるほど生産可能となり、中東情勢の悪化が与える市場への影響はやや和らいだかもしれません。

しかし、サウジアラビアとイランの争いが激化し、そこに他の産油国も絡んでくるとなると、原油価格に大きな影響が出て、石油関連株にも影響が出てくることでしょう。

需要と供給のバランスを考えれば、石油の需要があるにもかかわらず、供給量が減ればそれだけ価格は上昇します。

そうなれば、一般的には石油関連株の株価も上昇していくことが考えられます。

ですので、今後も石油関連株の株価が上昇する可能性はある、という結論になりました。

もちろん、そうならない場合もあります。
その場合、外交努力などによってサウジアラビアとイランの緊張が融和されることなどが挙げられますね。

世界平和という意味では、このシナリオが一番良いと思います。

現実にどう転んでいくのかはわかりませんが、株式市場に大きな影響を与えることが間違いないと思います。

今後も注意深く状況を見守っていきたいですね。