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日経平均採用銘柄の入れ替えには要注目!どの銘柄が採用されるか独自予想!
今年も日経平均採用銘柄の入れ替え時期が近づいてきました!
225銘柄に採用されるか否かで株価にも大きな影響が出るだけに、投資家大注目のイベントとなります。
果たして、今年はどの銘柄が日経平均採用銘柄に入れ替えられるのか?
おとなの株ラウンジでは、独自に予想していきたいと思います!
日経平均採用銘柄に入れ替えられる銘柄に早く投資できればチャンスは拡大
ここで軽くおさらいですが、そもそも日経平均ってなんだ?
といえば、東証一部上場企業の各業種の代表銘柄から、225社を採用して算出される株価の平均値ということになります。
225社もあるので全部を紹介することはできませんが、その一部をご紹介します。

※出典:日経新聞
【医薬品】と【電気機器】の業種で日経平均に採用されている銘柄リストです。
武田薬品、塩野義製薬、日立、パナソニック、SONYなど…
日本を代表する会社ばかりですね。
これらの企業には機関投資家や個人などを含め、日々多額の投資資金が流入してきます。
日経平均採用銘柄になると、どんなメリットがあるのか?
企業の社会的信用度が向上するなどのメリットがありますが、投資家として注目したいのはやはり株価の面ですね。
日経平均採用銘柄に選ばれると、ETFを含むインデックスファンドや外国人投資家などがポートフォリオに組み入れるようになるため、まとまった買いがほぼ確実に入るようになります。
これらの市場参加者は資金量が多いため、大量の株式購入需要が発生して株価が押し上げられていく可能性が高いのです。
さらに、その流れに乗ろうと個人投資家も買いに走ってくることが予想されるので、一般的には株価が上昇しやすくなるといえるでしょう。
だからこそ、日経平均採用銘柄に入れ替えられる銘柄を予想して的中できれば、それだけ株価上昇の利益を獲得できるチャンスが広がるわけです。
意外にも日経平均採用銘柄になっていない株に入れ替えチャンスがある?
日経平均採用銘柄には日本を代表する企業が多いことは、上述した通りです。
ですが、上場企業は日経225に組み込まれていそうだな…と思う企業でも採用銘柄になっていない場合が結構あります。
例えば、日本を代表するゲームメーカー「任天堂」がそうですね。
私もてっきり採用銘柄なのかと思ったのですが、これまで一度も採用銘柄に選ばれていないようです。
ちなみに今年3月には、日経平均採用銘柄だったパイオニアが上場廃止になったことで、代わりに医療機器メーカー「オムロン」が225銘柄に採用になりました。
その時はオムロン株がストップ高比例配分になりました。
それだけ日経平均採用銘柄になるということは、インパクトがあるということなのでしょう。
では、どんな銘柄が採用される可能性があるのでしょうか。
あくまで私見ではありますが、可能性が高そうな銘柄をいくつかピックアップしてみました。(※個人の感想であり推奨するものではありません)
・ニトリホールディングス
・ビックカメラ
・村田製作所
・マクドナルド
・スクウェア・エニックス・ホールディングス
といったところでしょうか。
日本を代表する家具店や家電量販店、ファストフード店、ゲームメーカーなど。
どれも企業規模の大きな有名企業ですね。
もし日経平均採用銘柄に採用されるようなら、これらの企業にはファンドなどからの投資マネーが入り込み、株価が急上昇する可能性も高まりそうです。
最初は採用銘柄になったからという理由で株価上昇になると思いますが、その後は業績相場に移行していく可能性が高いと思われます。
業績相場というのは文字通り、業績が良ければ株が買われていくということですね。
株の場合、将来の期待で買われる場合と業績に裏打ちされて買われていく場合があります。
採用が決まった時点で株価が上がっていくのは期待による上昇。
それが終われば、次に来るのは業績相場ということになります。
マクドナルドは数年前の不祥事から完全に復活しました。
スクエニはドラクエ新作「ドラクエウォーク」が話題となっています。
ニトリはかつてのライバル企業である大塚家具がお家騒動で凋落していく中でも、着実に成長しています。
どの会社も今後も成長していく可能性を秘めていますし、個人的にはすでに225銘柄に採用されていても何ら不思議ではない企業だと思います。
上記の銘柄が入れ替えで採用される保証はまったくありませんが、期待はしています。
今後、どんな銘柄が採用されていくのか、引き続きチェックしていきたいと思います!