紙幣刷新銘柄に早くも買い殺到!株価上昇率TOP10過半数を占める

    紙幣刷新

    突然の紙幣刷新発表!紙幣刷新関連銘柄に特需発生で思惑買い殺到!いきおいは続く?

    4/9、麻生太郎財務相が1万円札、5千円札、千円札紙幣を一新することを発表しました!

    すでにその日の未明の段階で「政府が数年内に紙幣刷新の方針」と報道されており、9日の東京株式市場では、「紙幣刷新関連銘柄」に買い注文が殺到しています!

    取引開始1時間もしないうちに、その日の株価上昇率TOP10の過半数紙幣刷新関連銘柄が占めるほど、その勢いはすさまじいです…!

    はたして、このいきおいはどこまで続くのでしょうか?

    何度か「おとなの株ラウンジ」で触れましたが、株式相場の世界には「国策に売りなし」という格言があります。

    「紙幣刷新」はまさに国策。

    格言の通り、売りなしの状態で勢いよく今後も株価が上昇していくのか?
    その可能性を探っていきたいと思います!

    福沢諭吉→渋沢栄一、樋口一葉→津田梅子、野口英世→北里柴三郎…国民は福沢諭吉に愛着?なぜ変える?の声も…

    すでにご存知かもしれませんが、今回の紙幣刷新では以下のように肖像が変更されます。

    1万円札が福沢諭吉→渋沢栄一
    1万円札
    5千円札が樋口一葉→津田梅子
    5千円札
    千円札が野口英世→北里柴三郎
    千円札
    個人的には渋沢栄一ようやくきたかと思いました。
    日本の近代資本主義の父と呼ばれるほどの偉人であり、東京証券取引所の設立にも携わった人物として有名です。

    株を扱うメディアとしては、嬉しい限りですね。

    とはいえ、「紙幣刷新」が国策なら「キャッシュレス社会」への移行というのもまた国策と言って良いでしょう。

    そんななか、
    「これから先、現金を使う頻度はますます減っていくのに、今紙幣を刷新する必要があるのか?」
    「刷新するのに多額のコストがかかるから反対」
    「福沢諭吉のままで良い」
    などの声がネット上のあちらこちらで見受けられます。

    キャッシュレス社会へと時代は進んでいますが、日本はまだ他の先進国などと比べると、現金利用率が非常に高い国。

    さらに、1万円札という高価な紙幣が流通している国ですので、偽造されると国家の経済的損失は非常に大きくなります。

    なぜならお金は信用の上に成り立っているからです。
    簡単に偽造されるお金は信用できなくなり、日本の通貨の価値は下がっていくことにもつながりかねません。

    どんなに優れた偽造防止技術を持っていても、時間が経てば陳腐化します。

    ですから、偽造防止技術というのは常に進化させ続ける必要があるのだと思います。
    新しいニセ札が大量に出回ってからでは、対応が遅いですからね。

    今回は、前回の紙幣刷新から15年が経ち、元号も変わる、さらに消費税も上がり景気浮揚策も必要など…

    建前としては偽造防止技術の更新ということだと思いますが、上記のように様々な思惑があっての紙幣刷新なのではないでしょうか。

    紙幣刷新関連銘柄がはやくも急騰!高見沢サイバ、グローリー、小田原機器ほか。今後も勢いは続く?

    上述した通り、本日(4/9)の取引開始直後の株式市場全体の株価上昇率TOP10は、過半数を紙幣刷新関連銘柄に占められました。

    株価上昇率TOP10

    ※引用:ヤフーファイナンス


    上図のTOP10のうち、6銘柄紙幣刷新関連銘柄になります。

    その内訳は以下のとおり。

    「高見沢サイバネティックス」…駅の自動券売機の製造・販売。ATM向け硬貨・紙幣処理装置も取り扱う。
    「ユビテック」…ATMに使用される紙幣鑑別センサーを取り扱う。
    「日本金銭機械」…紙幣識別機、硬貨計数機等の貨幣処理機をメインに取り扱う。
    「オーイズミ」…パチスロ用のメダル貸機と補給回収システムを取り扱う。
    「グローリー」…硬貨・紙幣の処理機を取り扱う。
    「小田原機器」…路線バスに設置されている運賃箱、ICカード機器、精算システムを取り扱う。

    本日の日経平均株価は、前日のダウ工業平均株価が下げたこともあり、マイナスになっている中での力強い株価上昇…!

    10位の小田原機器でも9.41%も上昇しているのはスゴイですね!
    1位の高見沢サイバネティックスのようにストップ高で張り付いている銘柄もあるほどです。

    まあ、今日は紙幣刷新の発表があったばかりですから、市場が勢いづくのはわかります。

    投資家として気になるのは、これが今日一日だけの出来事ではなく、これらの銘柄が今後上昇トレンドを作っていけるかということでしょう。

    わかりやすく上昇トレンドを作ってくれれば、順張りして株価上昇の波に乗っていくだけで利益が取れます。

    その可能性はあるのでしょうか。

    私の個人的な見解としては、全部の銘柄ではないが、いくつかの銘柄ではあり得るということになります。

    グローリーや高見沢サイバネティックスなどは、個人的に有望視しています。

    グローリーは国内シェア5割以上で、多くの恩恵を受ける可能性あり。
    高見沢サイバネティックスは、駅の券売機も手掛けています。日本全国にどれだけの券売機があるのかと考えると、株価の将来性を強く感じてしまいます…

    いずれにしても、まだ新札に刷新することが決まっただけです。
    本格的な動きはこれからになります。

    今後、どんな株価の動きをしていくのか、注意深く見守っていきたいと思います。