11/6米中間選挙で共和党が負けたら日本株は下落のシナリオか?

トランプ大統領

中間選挙でトランプ共和党が負けたらどうなる?

米中間選挙がいよいよ11/6に迫ってきました。
選挙の結果次第で米国はもとより、日本をはじめとした世界中の株価に影響を与えることになるため世界中の投資家から注目されています。

下馬評ではトランプ大統領率いる共和党の不利がささやかれています。

しかしながら、ここへきて共和党が民主党を追い上げているとの報道も…
一進一退が続く中、もし共和党が負けるようなことになったら、相場が荒れるのは必至

その時、日本株にはどのような影響が出るのか、私なりに予想していきます!

敗北濃厚なのか?中間選挙前の共和党の現状

<中間選挙前の共和党の状況>
11/6の中間選挙では、以下の議席が改選予定となっています。
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435の下院全議席(共和党235議席、民主党193議席、空席7議席
100人の上院議員のうち補欠選挙2議席を含む35議席(共和党9議席、民主党26議席
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共和党は現状、下院で過半数の235議席を獲得。

中間選挙の結果、過半数割れになるようだとトランプ大統領の共和党は敗北ということになるでしょう。

共和党の負けは民主党が下院を奪還したということになり、議会民主党がトランプ大統領に対決姿勢で臨むため、米国の政治がますます混沌となることを意味しています。

ここまでは共和党の負けを想定した話をしてきましたが、勝利した場合についても予想をお話しておきましょう。

大方の予想を覆し共和党が上下両院で多数派を維持した場合、上下両院の“ねじれ現象”による政治リスクの低下、さらにはトランプ大統領による市場寄りの政策への期待感から短期的に株価は上昇するものと予想されます。

そして米国の株価(ダウ平均)が上昇すれば、日本株(日経平均)もそれに連動して上昇する可能性が高くなるものと予想されます。

それだけ日米の経済は強く結びついており、影響を受けやすいためです。
この場合、日本株には買いのチャンスが生まれることと私は思います。
米下院

中間選挙で共和党が勝った場合と負けた場合、2つの投資シナリオ

今回の中間選挙では、共和党が大方の予想どおり負けても、逆に勝ったとしても株価には大きな影響が出ることは間違いないでしょう。

では、トランプ共和党が「勝利したシナリオ」「敗北したシナリオ」はそれぞれどうなるのでしょうか。

日本株への投資の観点から独自に考えていきます。

<共和党が勝った時の投資シナリオ>
上記でも触れたとおり、共和党が上下両院で多数派を維持した場合、“ねじれ現象”による政治リスクの低下、トランプ大統領による市場寄りの政策への期待感から短期的に米国株価は上昇が見込まれる。

米国の株価(ダウ平均)が上昇すれば、日本株(日経平均)もそれに連動して上昇する可能性が高くなるものと予想されます。

つまり、日本株への投資のチャンスがふくらむという想定になります!

個別株の選定が難しい場合は、日経平均指数を対象としたETFを買うなどをするのも良い選択となることでしょう。

<共和党が負けた時の投資シナリオ>
共和党の負けは民主党の勝利を意味し、議会民主党がトランプ大統領に対決姿勢で臨むため、米国の政治がますます混沌となることが予想されます。

トランプ大統領がこれまで掲げてきた政策などは多岐にわたります。

他国との軋轢を生じさせてまで進めてきた米国ファーストの政策の実行に疑問が持たれ、これまでトランプ政策に期待して投資してきた投資家たちが株式市場からお金を引き上げてしまう可能性があります。

そうなると、ダウ平均は下落トレンドを強くし、ダウ平均と連動しやすい日経平均も短期的には下落トレンドになる可能性があります

その場合は、まずはいきなり株を買おうとするのではなく、株価がどこまで下がるのかを見極めることが大切です。

売りの過熱感が出てきたときが株価の底が近づいてきたシグナルともいえます。

チャートを見たり、一日の出来高の増減を見たりして相場の過熱感をチェックするように心がけましょう。

投資戦略としては、為替や外国の影響を受けにくい内需株に投資するのが大きなダメージを受けないで済む投資法といえるでしょう。

内需株の中にも業績の良い銘柄や高配当銘柄はありますので、長期的な視点での投資ならば、良い選択肢になることでしょう。

下記はほんの一例です。

永谷園ハウス食品(食品関連)、ワークマン(衣料関連)、セイノーHD(運輸関連・業績好調)、アートネイチャー(高配当)…

電力株などのディフェンシブ銘柄も、リスク分散という意味でポートフォリオに加えてもいいですね。

注意点としてはデイトレのような短期間で儲けようと思うと、やけどをする可能性が高くなってしまうということ。
あくまでも中長期的なスパンでの投資戦略で臨んだ方が良い結果につながりやすいですよ。

なぜかというと、大きなイベントの後というのはプラスにもマイナスにも株価が乱高下しやすいためです。

乱高下が落ち着くまでは少し時間がかかりますので、目先の株価に踊らされることなく、冷静な判断を下すことが大切です。

11/6の米中間選挙は株式投資への大きなチャンスになる可能性が高いので、この時流に乗ってあなたが資産を増やしていけることを願っています。

私もお買い得な銘柄が出てこないかをチェックしていくつもりです!

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