含み損に『我慢』はNG~ロスカットを制する者が投資を制する

    含み損

    含み損を我慢してしまうと取り返しのつかないことに

    「含み損」は投資家にとって永遠の命題ともいえます。
    名のある投資家やベテランの投資家でも、含み損を抱えたまま有効な手立てを打てなくなり、損失を拡大させてしまうことがあるほどです。

    特に、運用資産額が多くなればなるほど、含み損を抱えてしまった時のダメージも大きくなってしまいます。

    まずは含み損を抱え、我慢をしてしまうとどんなリスクを負うことになるのか。
    そこから解説していきます。

    基本を知ることが投資家としての成功の第一歩。
    私が経験した話も交えながら、「含み損」と「我慢」、「ロスカット(損切り)」についてお話していきます!

    含み損を我慢して私が負ったリスク

    私が株式投資を始めて間もないころ、株式市場の大暴落がありました。

    日経平均株価は連日の暴落で、当時私が保有していた銘柄の株価も大きく下がってしまいました(涙)

    その時のケースは、投資した会社に問題があったわけではなく、株式市場全体がパニック売りに見舞われていたので、銘柄選びが悪かったというわけではなかったと今でも思っています。

    しかし、保有株の株価が大きく下落してしまったことに変わりはありませんでした。

    当時、私が考えた選択肢は3つ。

    1、パニック相場が終われば株価は戻るはずだから、そのまま放置(我慢)
    2、株価下落で絶好の買い場到来。追加資金投入で株を買い増し(ナンピン買い)
    3、さっさと損切りして、ほかの暴落した超優良株を買う

    さて、私が取った行動ですが、すでにお察しかもしれませんね(笑)

    はい、放置しました(今でも思い出すと後悔します…)。

    その結果、損失のダメージも大きくなってしまいました…

    この経験から私が学んだこと…

    それは…

    資金にそれほど余裕のない短期売買の場合、損切は即座にすること。

    上記の選択肢「1」「2」も悪いわけではありません。
    ただ、当時の私の投資スタンスとは相性が悪かっただけです。

    選択肢「1」「2」の場合、資金や時間に余裕がある人なら、有効な選択肢になりえます。

    しかし、当時の私は短期投資家でしたので、この選択肢はNGでした。
    お金にも時間にも余裕がなかったのです。

    含み損を抱えたままですと、

    ・精神衛生上よろしくない(不安、焦りが募り、冷静な判断ができない)
    ・短期的にダメージが大きくなりやすい
    ・他の優良銘柄に乗り換えるチャンスを逃すことにつながる

    こうしたリスクを負うことになります。

    特にもったいなかったのが

    「他の優良銘柄に乗り換えるチャンスを逃す」

    ことでした。

    なぜならこの時、普段なら株価が高くて手が届かない「トヨタ自動車」や「任天堂」などの株価も大幅に下がり、20年に1度あるかないかのバーゲンセール状態だったからです。

    株価が下がって損しただけでなく、バーゲンセール中の超優良銘柄を買うチャンスも逃してしまった…

    この二つが「含み損」を我慢することで抱えるリスクだと私は学びました。

    含み損を我慢しない付き合い方

    ここまで読んでくださって、あなたの話はわかった。

    じゃあ、実際含み損を抱えてしまったらどうすれば良いの?という疑問をお持ちになるかもしれません。

    私が自分の経験から導き出した答えをお伝えしていきます。

    結論から言いますと、

    含み損を我慢することなく、投資を成功させていくには、『ロスカット(損切り)ルール』を作ることです。

    ルールとは何なのかと言いますと、買った株がいくら下がったら「売り」とあらかじめ決めておくことです。

    ルールは基本的にこれだけです。
    シンプル・イズ・ベストですね。

    私の場合、損切ラインを以下のように設定しています。

    保有銘柄の株価 損切ライン
    ~999円       ⇒50円下がったら売り
    1000円~2000円 ⇒100円下がったら売り
    2001円~3000円 ⇒150円下がったら売り
    3001円~4000円 ⇒250円下がったら売り
    4001円~       ⇒500円下がったら売り

    このルールは徹底しています。

    ルールを守ることで、リスク管理がきちんとなされ、損失のダメージが限定的になるからです。

    致命的なダメージを負わないこと。
    これも投資をしていく上では非常に重要な要素であり、私の場合、上記のルールはそのためのものでもあるのです。

    もし、含み損やロスカットについてお悩みなら、一度ご自身のルールについて考えてみることをお勧めしますよ。

    「損切りライン」については、投資顧問などのプロから推奨銘柄などの情報をもらう時も注意してみると良いかと思います。

    しっかりと顧客のリスク管理について、配慮のある投資顧問の方が信頼できます。

    それに不思議とそういうプロの方が、推奨銘柄の成績が良好だったりします。

    ご利用の際のご参考になれば幸いです!