ローソン銀行開業!営業開始より一足先にサービス内容を独自予想

    ローソン銀行今秋開業

    ローソン銀行開業でATMから銀行に?

    コンビニ大手のローソンが、子会社であるローソンバンク設立準備株式会社を設立し、運転資金1300億円を調達する方針と金融庁に銀行業免許の予備審査申請を行うことを取締役会で決議したことを表明したのが2018年3月26日です。

    その予備審査が6月26日に終了し、8月10日ついに金融庁がローソン銀行に銀行業の免許を交付しました。

    いよいよ事業開始となるわけですが、従来のローソンではATM事業を展開していました。そこで株式会社ローソン銀行は、その事業経験や業務基盤を活用し、より利便性の高い金融サービスを展開することで生活支援機能の更なる強化を図ると言っています。

    ただ、これだけではローソン銀行のサービス内容がわかりません。そこで前例を踏まえてどんなサービスが期待できるか、独自に予想してみます。

    ローソン銀行が開業すると期待できるサービスって?

    コンビニ発の銀行といえば、セブンイレブン系列のセブン銀行2001年から、小売発の銀行では、イオン銀行が2001年、ヤフー・三井住友銀行を母体としたジャパンネット銀行は2000年、楽天銀行は2001年に営業を開始しています。

    流通系銀行の参入としては、ローソン銀行はかなり後発です。

    ローソン銀行の最大のライバルはセブン銀行

    流通系銀行の中でも、特にセブン銀行はローソン銀行にとって最大のライバルでしょう。

    「セブンイレブン」「ローソン」「ファミリーマート」と言えば、日本の3大人気コンビニで、その中でもセブンイレブンは一早く銀行業に名乗りを上げました。

    ローソンやファミリーマートにもATMはありましたが、あくまでもATMを設置していただけで、銀行業は行えませんでした。

    ATMを設置していることと、銀行業を行うのは何が違うのかというと、銀行の主要業務は3つあります。
    預金・貸出・為替です。
    ※為替は外国為替と言ったものではなく、銀行振込など、現金以外の方法によって、金銭を決済すること。

    また2000年代の金融規制緩和で、金融商品の販売代理や保険の取扱いも出来るようになりました。

    こうした生活に密着した金融サービスを、生活の一部であるコンビニと融合させたのがコンビニ発の銀行で、どこよりも早く営業を始めたのがセブン銀行というわけです。

    ではなぜ、ローソンは銀行業に乗り出したのでしょうか?

    ローソンATMを銀行化するには、セブン銀行から遅れること20年弱もあります。
    それを考えると、後発と言うより今さら感もあります。なのでセブン銀行と同じようなサービスをするために設立されたのではないというのが私の見解です。

    ローソン銀行開業、真の狙いと注目のテーマ株

    私は、ローソンは今だから銀行化に踏み切ったのではないか?と思っています。

    これは完全に株式投資家としての見解ですが、最近株式市場でも賑わいを見せているテーマ株の中でも特に注目度が高いのがフィンテックです。

    余談ですが、フィンテックに精通しDMMビットコインの取引所を作ったと言われる人物が社長を務める投資顧問があり、そこならフィンテック関連の銘柄を熟知しているかもしれません。興味がある方は投資顧問ベストプランナーのトークルームをご覧ください。

    2018年8月には、政府がQRコードによる代金決済システム導入に対して税制優遇することを決めたとの発表もあったように、ローソン銀行も何らかの形で、フィンテックを導入することを見据えているのではないでしょうか?

    電子マネーやデビットカードも普及し、これはまだ先行き不明ですが、ビットコインなども含めると、キャッシュレスの時代が本格的に到来したと言えます。

    従来の現金払いでは時代をけん引し、市場優位性を保つことは難しくなってくることが予測できます。

    だとすればいいタイミングでローソン銀行を開業したと思いませんか?

    あくまで独自の予想ですが、ローソンは銀行業務で市場優位性を確保すると言うよりは、共通ポイント商戦で優位性を保つことを狙っているのではないでしょうか。

    TSUTAYA発祥のTポイント、ローソン発祥のPONTA、楽天発祥の楽天ポイント、NTTドコモ発祥のdポイントが4大共通ポイントと言われていますが、その中でコンビニとの連携されているのが、TポイントとPONTAです。
    4大共通ポイント

    最大のライバルであろうセブンイレブンは最も多くの店舗を出店していてコンビニ業界では首位ですが、セブンアンドアイグループで使えるnanacoの市場規模は、上記4大共通ポイントカードに比べると若干低いです。

    ただ加盟店舗数でみると、nanacoは319,700店、PONTAは140,000店と少し出遅れ感があります。

    こういった点から、ローソンは、コンビニとしての市場シェアの拡充とポイント商戦の優位性を共に押し上げるための銀行業参入とも見て取れます。

    今まではセブンイレブンやTポイントに先を越されていたローソン・PONTAグループが、ローソン銀行設立を機に、一気に市場シェアの拡充を目指す。あまりぱっとしてこなかった小売業界にあって、ローソン銀行の設立が起爆剤となるのか、目が離せません!