KDDIのTOBでカブコム株急騰!KDDIの成長戦略に乗るべき?

KDDIカブコム株

「KDDI×カブコム株=株価上昇」という成長戦略を描けるTOBとなるか?

KDDI」(9433)も「ソフトバンクグループ」(9984)と同じ道をたどる?

2/12KDDIカブドットコム証券株(カブコム株)へのTOBを発表しました。
(参照記事:日経新聞電子版

KDDIは「auフィナンシャルホールディングス」という持ち株会社を設立し、スマホを中心とした巨大金融グループを誕生させるようです、

銀行・証券会社・保険会社・スマホ決済などを一抱えにしたグループといえば、ソフトバンクグループや楽天が有名ですね。

今回、KDDIはカブコム株と自分銀行への出資比率を高め、金融事業の成長拡大に本腰を入れることを決断したとのこと。

auユーザーの蓄積されたビッグデータを活用して、グループ全体で成長戦略を描いていく方針を固めたようです。

このKDDIの成長戦略…

投資家にとって旨みのあるものでしょうか?

TOBが発表されたことで、カブコム株の株価は上昇しています。
カブコム株の親会社である「三菱UFJフィナンシャルグループ」(8306)の株価も上昇しています。

では、KDDI自身の株価は今後、成長していく可能性が高いのでしょうか?
独自の切り口でその可能性を探っていきます!

カブコム株TOBはKDDIの強みを最大限活かせる可能性が高いか?

KDDIは今回のTOBでカブドットコム証券(カブコム株)の保有比率が49%になる見込みです。
ちなみに残りの51%はカブコムの親会社である三菱UFJフィナンシャルHDが保有を続けるとのこと。

発行済み株式数の過半数を握っているわけではありませんが、三菱UFJとは良好な関係を続けていますし、三菱UFJも今回のTOBには一部賛成しているので伊藤忠とデサントのような敵対的TOBではなく友好的なTOBとなる見込みです。
(※伊藤忠VSデサントはコチラ

KDDIは言わずとしれた、通信業の3大キャリアの一角。

株もFXも現在はスマホ1つで取引できますし、ショッピングもスマホ決済でできる時代。
「じぶん銀行」「カブコム証券」「auWALLET」などのひも付きを強固にして、au経済圏を作ろうとしているのだと思います。
カブコムじぶん銀行auウォレット
これをうまく活用しているのは楽天ですね。

楽天ポイントを活用した楽天経済圏を作り、ついに売上高1兆円を突破するまで成長しました。
(参照記事:朝日新聞デジタル

KDDIはこれまでソフトバンクや楽天と比べると、金融事業に本腰を入れるのが遅かった…
重い腰だったのですが、ようやく腰を上げることとなったようですね。

個人的な話になりますが、筆者はスマホはauユーザーで証券会社はSBI、ネットショッピングなどは楽天を使っております。

はい、バラバラです。

買物をするならauよりも楽天の方が便利ですしポイント還元率なども良いので使っています。auユーザーにもかかわらず…

株式投資する際もSBI証券が一番使い勝手が良いので利用しています。

これはKDDIにとっては由々しきことです。
せっかく自社のスマホを使ってくれているのに、他のサービスではライバルに顧客を取られてしまっているのですから…

おそらく、筆者のような人は他にも多くいることと思います。

こうした取りこぼした顧客を自社のサービスにつなげられるかが、KDDIの成長のカギである考えます。
サービスや使い勝手、手数料、ポイント還元率などが今よりももっと改善されていけば、私もカブコムやじぶん銀行などのKDDIグループのサービスをもっと使うようになることでしょう。

私のような利用者が増えれば、KDDIの売上も利益も伸び、株価も大きく上昇していく可能性があると思います。

KDDIがカブコムTOBで成長するシナリオ

あくまで私見ですが、今回のKDDIのカブコム株TOBの背景には楽天の本格的な通信事業参入が間近に迫っていることがあると考えています。

すでに楽天モバイルが存在していますが、通信回線はドコモかau回線を利用しているのが現状です。

これを自前でやるようになるらしいので、KDDIにとっては強力なライバルになるのは明白。

すでに巨大経済圏を構築している楽天にauユーザーを奪われてしまう可能性は十分に考えられます。

そうした事態を回避するためにも、本腰を入れた金融事業の成長戦略を描き、実践に移してきたということになるのだと思われます。

成長するシナリオとしては、金融だけでなく、ショッピングでいかにユーザーからお金を落としてもらうかだと思います。

ヤフーショッピングや楽天市場と比較するとWowma!(ワウマ)は見劣りするかなというのが率直な感想です。

この通販サイトをもっと充実させて、4月から導入される「auペイ」の利用者も増やしていく。

これが大きな成長戦略になるものと思います。

KDDIのカブコムへのTOBが本当の意味で成功するのかどうか…

今後も注意深く見守っていきたいと思います。
何か大きな動きなどがありましたら随時お伝えしていきますね!