香陵住販が新規上場!初値からわかるIPO投資で成功する方法

香陵住販の初値は1970円(公開価格↑+16%)、IPO投資で成功する方法とは

本日(9/13)、香陵住販(3495)が東証JASDAQに新規上場しました。
香陵住販の公開価格は1700円でしたが、上場初値はそれを16%上回る1970円になりました。

昨今、IPO市場が盛んとなっており、投資マネーが集まりやすくなっています。

2018年は9月13日時点で香陵住販を含む52社が新規上場を果たしています。

なんと、初値で公開価格を下回ったのはたったの3社だけ。
香陵住販を含めた49社で初値で株を売ればもうかる状態でした!

では、初値を付けた後の株価はどうなっているのでしょうか?
IPO投資で最大の利益を得るためにも、大切なのは売り時を見きわめること。

過去の例を見ながら、香陵住販の今後について予想していきましょう。

香陵住販は上場初日、初値後は利益確定の売りに押される

さて、それでは新規上場を果たし、初値を付けた後の株価とはどうなるものなのでしょうか。

取引開始後、2時間経過した香陵住販の株価は以下の図の通りです。

香陵住販の初値後の株価

引用:ヤフーファイナンス

初値が1970円に対して、1745円(-225円)まで下げていますね。

これは1700円のIPO価格で株を買えた人が、利益確定売りをしたことで株価が下落したものと考えられます。

この傾向は香陵住販に限らず、IPO銘柄に多くみられるものとなっています。

それでも、IPO銘柄の中には利益確定売りをこなして、さらに株価が上昇していくものも少なくありません。

その要因としては、その新規上場企業の将来性が高いと多くの投資家が期待していることが挙げられます。

今年度の業績予想や四半期ベースでの業績実態、画期的な商品やサービスの発表などの材料…

そのような株価上昇の材料があれば、期待値が高くなり、株価も利益確定売りに負けることなく上昇していくことでしょう。

香陵住販の事業内容と業績

新規上場後、利益確定売りが続いている香陵住販ですが、明日以降の株価はどうなっていくことが予想されるでしょうか。

それを知るために、まず同社のことを事業内容や業績などに少し触れていきましょう。
香陵住販の今後の株価を予想するためには、同社のことを少し分析する必要があります。

同社のHPを見ると、香陵住販は不動産事業を手がけ、創業の地である茨城県で1位の店舗数を誇っているようですね。

事業内容は大きく分けると次の4つあるようです。
・賃貸仲介事業
・賃貸管理事業
・不動産売買事業
・収益不動産事業

上の3つの事業は名前だけで、どんな事業かが想像がつきますね。

4つめの収益不動産事業というのは、コインランドリーやコインパーキング、太陽光発電事業などのことです。

では、経営成績はどうなっているのでしょうか。

株式新規公開時に届け出される有価証券届出書をみていきましょう。

有価証券届出書

参照:有価証券届出書

平成27~29年9月期直近3年間の売上高、当期純利益、純資産額に着目します。

【売上高】
平成27年39億円→平成28年42.4億円→平成29年48.6億円
【当期純利益】
平成27年2億9560万円→平成28年2億1370万円→平成29年2億6717万円
【純資産額】
平成27年11億8959万円→平成28年14億5171万円→平成29年17億1948万円

どの数値もおおむねしっかりと成長しているのがわかりますね。
経営状態、財務状態ともに大きな問題はなさそうです。

しかしながら、売上高と利益に関しては毎期右肩上がりで上昇しているわけではなく、落ちている年もあります。

そこが少し気になるところです。

というのも、本当にイケイケドンドンで株価が上昇していく会社というのは、この3つの指標【売上高】【当期純利益】【純資産額】が毎期力強く伸びていることが多いからです。

香陵住販の株価予想

では、経営成績などを考慮にいれたうえで、香陵住販の株価がどう推移していくのか。

私なりに予想してみたいと思います。

香陵住販の場合、5年や10年の長期スパンでみれば株価は上場初値を超えた成長を遂げていくものと考えます。

その根拠としては長期スパンでみればしっかりと売上・利益・財務面での成長を遂げていること。

しかしながら、短期ベースでは、売上が落ち込む年もあるので一時的に株価が下落トレンドになることも十分に考えられます。

平成30年9月期は前年度を上回りそうな勢いで業績が動いているようなので、次回の決算で良い発表がされれば、株価は2000円を超え、2500円を目指すトレンドになるのではと予想します。

上場後初の決算発表というのは、投資家に注目されます。
そこで上方修正のような材料がもし出た場合には、投資家の期待がさらに高まり2500円を超える動きになることも考えられます。

個人的には同社が手掛けているコインランドリー事業に注目しています。

大手コンビニがコインランドリー事業に乗り出すなど、ここ数年でその市場は大きく成長しており、地元での地盤の強みを生かして茨城の好立地の場所に店舗を増やせれば、大きな収益の柱になることは十分に考えられます。

IPO投資をする際には、過去5年くらいの売上、利益、純資産額の成長率を見ること。

そこで、今後も大きな成長を遂げていくとの確信が得られるようなら、全部の株を売ってしまうのはもったいないと思います。

IPO株は上場したときに、例えば持ち株の半分を売り、少しだけ利益確定売をさせておく。

そして残りの株をホールドし、上場直後の利益確定売りを乗り越えて株価が上昇トレンドに入ってから売る…

この戦術でいけば、トータルでは損しにくく、利益も大きなものとなっていくことでしょう。

そして、上場後初の決算発表は要チェック。
これらの点を抑えておけば、大きな失敗をすることは少ないのではないかと思います!