IPOスケジュール2018年8月新規上場予定の3銘柄

    8月のIPOスケジュール

    2連続「ユニコーン」銘柄のあとのIPOスケジュール

    今年最大の目玉は、なんと言っても、ユニコーン銘柄となった「メルカリ」の新規上場
    メルカリの上場に合わせてか、2018年6月のIPOは、2桁をマーク。上場ラッシュとなりました。

    2018年6月の上場ラッシュが終わり、ちょっと一服…とは言えず、
    7月には、今年2発目のユニコーン銘柄「MTG」がIPO

    「MTG」と言われても、ピンと来なくても、「SIX PAD」ならピンとくる方も。

    「メルカリ」や「MTG」の割り当てに残念ながら漏れてしまった方に、
    2018年8月のIPOスケジュールをご紹介します。

    伏兵の如く、ユニコーンに負けないような伸びが期待できるのか、見てみましょう。

    イボキン(5699)

    事業内容は「解体事業、環境事業および金属事業による総合リサイクル事業」。
    JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額28.5億円、吸収金額12.6億円)。

    仮条件提示が、7月12日。
    ブックビルディング方式で、7月17日~23日。
    公開価格は、7月24日に公表予定です。
    購入期間は、7月25日~30日。
    仮条件で、1,760円~1,930円。

    8月2日に新規上場予定となっています。

    主幹事は、東海東京証券
    取扱い証券会社は、SBI証券、SMBC証券、岩井コスモ証券、エース証券。

    IPO人気としては、当選数から標準並み。
    財務状況は、売上・利益共に、下げ基調。自己資本は、上場会社の標準並み。
    特に、目立ったテーマ性も見られないことから、公開後は、下げる可能性が高いのでは?

    ただ、株主構成やロックアップをみても、投資ファンドなどが入っていない分、
    売り買い共に、大暴落とまではいかない見通し。

    これに、何らかのテーマがのれば、IPO案件としては、面白味があったものの、
    車離れが進んでいる昨今で、自動車部品の販売以外で、何らかの事業展開を期待したい所。

    個人的には、今後、どのような経営計画、事業計画を立てているのか、見た上で投資判断をしたいですね。

    システムサポート(4396)

    ITシステム開発、データベースやクラウドの移行・基盤構築、ERPの導入・運用保守、
    データセンター運営、自社パッケージソフトの開発・販売を行うシステム会社。
    東証マザーズ上場予定。

    仮条件提示が、7月13日。
    ブックビルディング期間が、7月18日~24日。
    公開価格は、7月25日に発表予定。
    購入申込期間が、7月26日~31日。
    仮条件価格は、1,650円~1,750円。

    イボキン同様、8月2日に新規上場予定。

    主幹事証券会社に、大和証券。
    取扱い証券会社が、野村證券、SBI証券、今村証券。

    財務状況は、連結ベースで売上・利益率ともに伸び率が良好。
    大株主にベンチャーキャピタル等が入っていない点、安定株主が多い点を踏まえると、
    初値は、公開価格を割り込む可能性は低いとも見られる。

    さらに、オーバーアロットメントによる売り出しがあることから、株式の流通性も見込める。
    この点、同日上場のイボキンよりも、注目株となりそう。

    気になる点と言えば、現在、情報・通信業では、AI、Fintech、IoTと言った技術が注目されている。
    同社の主軸であるクラウドサービスについては、徐々に、衰退期を迎えている。
    この衰退期をどのようなテーマに標準を合わせるのか、はたまた独自路線を歩むのか、まさに、注目株だ。

    チームスピリット(4379)

    勤怠管理、経費精算、工数管理等を一体化したクラウドサービス「Team Spirit」等の提供するシステム会社。
    システムサポート同様、東証マザーズ上場予定。

    仮条件提示が、8月2日。
    ブックビルディング期間が、8月6日~10日。
    公開価格は、8月13日に発表予定。
    購入申込期間が、8月14日~17日。
    仮条件価格は、未定。

    8月22日に新規上場予定です。

    主幹事証券会社に、野村證券。
    取扱い証券会社が、SMBC日興証券、SBI証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券。

    財務状況は、売上は上昇を続けているものの、利益に関しては、赤字続き。
    前年こそ、赤字幅を減らせたものの、赤字上場は免れない見通し。

    さらに、オーバーアロットメントによる売り出しが72,000株あり、
    株式の流通性が高まっていることから、下落トレンドが窺える。

    システムサポート同様、主軸が、クラウドサービスとなっているものの、
    システムサポートと異なる点は、AIやIoT、Fintechと言ったテーマに事業の照準を合わせ易いと見られる。

    このことから、システムサポートよりも公開価格が低いと見られれば、
    割安感、情報・通信業のテーマ性を考慮した買いトレンドになる可能性を秘めている。

    まとめ

    いかがでしょうか。
    IPOとしては、少し厳しい内容ではあるものの、これぞ、将来性にかけるIPO銘柄と言わんばかりの銘柄です。

    特に、システム関係2社については今、
    話題沸騰中のAi、Fintech、IoTのテーマにどのようにのせる事ができるのか?

    さらに、Team Spiritについては、人材不足関連銘柄にも該当。
    まずは、IPO当選を狙うわけですが、それ以外にも、
    今後の事業計画次第では、もっと期待の持てる銘柄といえますね。