グーグルマップからゼンリン地図除外?駅探、ジョルダン急騰に影響?

    グーグルマップ

    グーグルマップから除外でゼンリン株価急落、駅探&ジョルダンは急騰のワケ

    存在するはずのバス停がない…
    あるはずのないものが載っている…

    3/21ごろからグーグルマップにこんな不具合が多数出ていることが報告されています!

    この原因として考えられるのが、これまでグーグルがグーグルマップに採用していた「ゼンリン」(9474)の地図との契約を終了させたこと。

    そんな情報がかけめぐり、翌22日のゼンリン株価は急落。
    前日比484円安(-19.6%)となりました。

    その一方で、電車の乗換案内などの地図関連を扱う2社の株価が大きく上昇しています。

    駅探」(3646)
    ジョルダン」(3710)

    の2銘柄です。

    ゼンリンの株価急落と、駅探・ジョルダンの株価急騰には因果関係があるのでしょうか?

    気になったので、探ってみました。
    果たしてこのままの勢いで、駅探、ジョルダンの株価は上昇していくのでしょうか…その可能性に迫ります。

    そもそもなぜグーグルマップからゼンリン地図が消えた?

    それにしても、なぜグーグルマップからゼンリン地図が消えてしまったのでしょうか?

    その理由は、グーグルが6日に発表していた「利用者からのデータを活用した新地図を数週間以内に提供する」という内容にあるようです。

    おそらくはこの新しい地図作成の過程で、ゼンリンとの折り合いが合わず、契約解除となったのではないかという可能性が濃厚のようです。
    ⇒参照記事はコチラ(サンスポ)

    グーグルマップからゼンリン地図が外されたのでは?というニュースは瞬く間に流れ、祝日明けの3/22、ゼンリン株価は急落するに至りました。
    <ゼンリンの株価>

    ゼンリンのチャート

    ※引用:ヤフーファイナンス

    赤丸を付けた日が3/22のローソク足です。
    上ヒゲを付けた陰線になっていますね。

    これはまだ株価下落のエネルギーが強いことを表しています。
    その後の株価も低迷していることから、まさにその通りになっていますね。

    駅探、ジョルダンの株価が急騰した要素はゼンリン地図のグーグルマップ不使用だけか?

    ゼンリン株が急落する一方で急騰した駅探とジョルダンの株価。

    まずは、駅探とジョルダンの株価の動きを週間チャートで見てみましょう。

    <駅探の株価>

    駅探のチャート

    ※引用:ヤフーファイナンス

    <ジョルダンの株価>

    ジョルダンのチャート

    ※引用:ヤフーファイナンス

    チャートを見ると、駅探の株価は3/28から上昇。
    ジョルダンの株価は、3/27から本格上昇しているのがわかりますね。

    ジョルダンに至っては、今週だけで株価が2倍になりました。

    当サイトのTMJ投資顧問のトークルームを覗いてみると、ジョルダンが3/25に推奨されたことが話題に上がっていました。

    どのタイミングで利確指示が出されるのか、参考にしてみても良いと思います。

    ここで、この2銘柄が上昇した理由を考えてみます。

    そのために、まずは情報整理をしてみます。

    【整理した情報】
    ・グーグルマップの不具合が生じたのが3/21
    ・ゼンリンの株価が急落したのが3/22.
    ・ジョルダンの株価が急上昇し始めたのが3/27.
    ・駅探の株価が急上昇し始めたのが3/28.

    整理した情報を見ると、グーグルマップに不具合が出て、ゼンリンの株価が下落してから、駅探とジョルダンの株価が急上昇していくまでは、数日のタイムラグがありますね。

    グーグルマップとゼンリンの件が直接の要因ならすぐに株価は反応するはず。
    とはいえ、駅探とジョルダンの株価にも影響を与えていることはかなり高いのではなかろうか…というのが私の見解です。

    しかし、このタイムラグを考えると、それだけではなさそうだなとも思います。

    駅探もジョルダンも電車の乗換案内サービスを提供している会社です。

    なので、電車移動に関する観点から考えてみました。

    となると、すぐに予想できるのが新年度のスタートによる、学生、社会人による乗換案内の新需要。

    それに加え、今は花見シーズン真っ盛り。
    ということで、行楽に出かけるために電車を利用する人も多いことでしょう。

    株価が上昇しやすい素地はあったといえるかと思います。

    また、駅探もジョルダンも【MaaS】(マース)というテーマ株に分類されており、注目されています。

    MaaSというのは、ITによって交通をクラウド化、出発地から目的地までを最適な移動手段で提供するという概念です。

    このことも駅探とジョルダンの株に買いが入りやすくなる要因だったのかなと思います。

    今までの話をまとめると…

    ・グーグルマップに不具合発生
    ・グーグルマップからゼンリン地図が除外された
    ・新年度を迎えることによる、乗換案内の新需要
    ・花見シーズンによる乗換案内の需要増
    ・今年注目のテーマ【MaaS】銘柄だった

    という複合的な理由により、株価急騰につながったのかなと考えられます。

    また、今後の株価に関しては、急上昇をしているので、近いうちに調整が入ることでしょう。

    しかしながら、両社のサービスに対する需要は多そうなので、急上昇と調整が終わった後は、緩やかに株価は伸びていく可能性があるのではないかと思います。

    もちろん、これは私の現時点での個人的な見解ですので、株価上昇をお約束するものではありません。

    ただ、今回もしゼンリンの地図が除外されたことが本当ならば、こうした時は他の関連銘柄へのチャンスとなります。

    すぐにライバル企業を調べ上げ、株価をチェックするクセを付けることをおススメします。

    大きなチャンスに巡り合える可能性が高くなることでしょう。

    この2銘柄からは目が離せないので、しばらくチェックを続けていこうと思います。
    何か面白い動きがありましたら、またお伝えしていきますね!