
チャート・ローソク足の見方を制する者が投資を制する!
株を買おうとする時、チャートを見る機会も多いかと思います。
証券会社のHP、ヤフーファイナンスなどのポータルサイト、会社四季報やZAIなどの投資雑誌など…株に関する情報を提供するあらゆる媒体にチャートが掲載されていると言っても過言ではないでしょう。
チャートにはさまざまな情報がありますが、その代表的なのが『ローソク足』。
大成功を収めている投資家の中には、他の指標(データ)は見ず、ローソク足チャートだけを見て巨万の富を築いた人物がいるほど。
と、言ってもローソク足の見方はそれほど難しいものではありません。
いくつかの大事な点さえ押さえておけば、すぐに理解して今後の投資活動に活かしていけるでしょう!
今回は「おとなの株ラウンジ」で紹介してきた
「空売りの仕組み&やり方」
「ポイントアンドフィギュア」
に続く、投資手法シリーズ。
チャートの基本にして王様『ローソク足』
あまり知られていませんが、実は日本生まれのローソク足。
江戸時代の米取引で使われ始めたのがその始まりだそうです。
さて、ではローソク足はいかなるものかを見ていきましょう。
下の図をご覧ください。
この図はローソク足の基本的な情報を説明したものになります。
左の白いローソク足は「陽線」、株価の上昇を表したものです。
右の黒いローソク足は「陰線」、株価の下落を表したものです。
図の例を元に解説すると
「陽線」の場合(前日の終値1200円と仮定):
1300円で取引が始まり、一時2000円の高値まで株価が上昇、その後1700円でその日の取引を終えたことになります。(前日終値より+500円)
「陰線」の場合(前日の終値1800円と仮定):
1700円で取引が始まり、一時1000円の安値まで株価が下落、その後1300円まで値を戻してその日の取引を終えたことになります。(前日終値より-500円)
なお、図の「上ヒゲ」と「下ヒゲ」についてですが、これは上昇と下落の勢いを表しています。
「上ヒゲ」が長いと、上昇の勢いが弱まっていることを意味し、
「下ヒゲ」が長いと、下落の勢いが弱まっていることを意味します。
つまり、「陰線」の「下ヒゲ」が長くなっていると、もうそろそろ株価が上昇に転じていくかなと予想するわけです。
逆に、「陽線」の「上ヒゲ」が長くなっていると、そろそろ株価が下落に転じていくかなと予想します。
ローソク足チャートの見方は基本的にはこれだけです。
押さえておきたいポイントは二つ。
・陰線か陽線か
・ヒゲの長さはどうなっているか?
この二つを見極められれば、大きく失敗する確率はかなり減るでしょう。
投資顧問の推奨銘柄のチャート(ローソク足)を見てみる
このチャートの見方を知ることは、ご自身で買いたい銘柄を探すときにとても役に立ちます。株の買い時や売り時が大まかにわかるようになってくるためです。
それと同時に、投資顧問などのプロが推奨した銘柄を本当に買うかどうかの判断にも役立ちます。
最近の投資顧問では、利用者の信頼を得るために、まずは無料で株価上昇期待銘柄の情報を提供しているところがあります。
その提供情報が信頼にたるものかどうか、自分なりの判断を下せるようになるのです。
投資顧問がいくら相場のプロとはいえ、株を購入するには結構なお金が必要になります。
投資する以上、損する可能性は極力減らしていきたいことでしょう。
そのために、チャートの見方というのはある程度身に着けておいた方が良いと思います。
ひとつ、投資顧問が推奨した銘柄を例にとってみましょう。
以下は、『投資顧問ベストプランナー』が推奨した「テリロジー」(3356)という会社のローソク足チャートです。
矢印の「陰線」の「下ヒゲ」が長くなっているのがおわかり頂けるかと思います。
「下ヒゲ」が長いのは、売り圧力が低下し、株価上昇へのシグナル。
テリロジーのローソク足チャートでもそれがおわかり頂けるかと思います。
ちなみに、投資顧問ベストプランナーがこの銘柄を推奨したのは2018年6月6日。
利益確定売りの推奨を出したのが8月27日。
それに対して、チャートの下ヒゲが長くなっている日は、7月上旬と8月上旬の2回です。
つまり、推奨が出たからあわてて買うことをしなくても、利益は取れたことになります。
まずは落ち着いて陰線の下ヒゲが出るのを待ってからでも、株価は600円付近から1000円以上まで上がっているので400円以上の値幅は取れたことになります。
このように、ローソク足チャートの見方を知っていれば、推奨銘柄の情報を吟味し、落ち着いて投資して大きな利益を得ることもできたということです。
投資顧問の利用を考える場合、無料推奨銘柄のチャートを見てみることをおススメします!

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