カルビー株は買い!?帰国後消費UPを見込み、設備投資を拡大

    カルビー株は買い!?

    帰国後消費」という言葉をご存じでしょうか?

    外国人が日本に旅行へおとずれ、そこで食べた日本のお菓子を気に入り、帰国後も日本から輸入されるお菓子を消費し続けることです。

    (帰国後消費はお菓子以外の商品でも当てはまりますが、表題がカルビーなのでお菓子で説明をすすめます)

    「帰国後消費」に関する話題は10月11日(木)の、日経新聞に取り上げられています。

    それによると、2012年から2017年の5年間で日本のお菓子の輸出額は倍増しており、今後も拡大が見込まれる予想です。

     

    カルビーは買いか?「フルグラ」輸出拡大のため設備投資を拡大

    カルビーはフルーツ入りシリアル「フルグラ」の輸出拡大に注力するため、18年にかけ75憶円を投じて、京都と北海道で新たな生産ラインを稼働させました。

    2020年には「フルグラ」の輸出を、対17年比の7倍にあたる160憶円まで拡大する見込みです。

    訪日客に人気のあるブランドは、今後メーカーが海外展開するうえで鍵になるでしょう。

    他に人気の商品は、ネスレの「キットカット」が該当します。

    ネスレも26年ぶりに兵庫県に新工場を設立。

    「キットカット」は「きっと勝つ」と語呂が似ていることから、受験シーズンに売り上げが上がることでも知られています。

    年明けの受験シーズンに先立ち、これを機会に株価の動向に注視することで、意外な儲けを手にできるかもしれません。

    次に株価の動きを見てみましょう。

    日経新聞に「帰国後消費」や「フルグラ」の話題が掲載されたのは、10/11(木)。

    直近1ヶ月のカルビーの株価は以下の通り。

    カルビー(2229)
    カルビー 株価

    記事が掲載された後いちど上がったようにも見えますが、その後は15日過ぎまで低下傾向にあります。

    ヤフーファイナンス掲示板のテキストリームにも「フルグラ」の件は言及されているので、投資家のあいだで話題としては持ち上がっています。

    しかしカルビーに対し後ろ向きな書き込みする人のほうが多く、直近では3,000円を割るのではないかと話し合われていました。

    イマイチ「帰国後消費」と「フルグラ」の生産拡大が、好材料として株価に反映されていないようです。

    その理由を探るため、次はカルビーの業績に注目してみました。

    少し古いですが、18年3月の売上高と営業利益です、

    売上高
    カルビー売上高

    営業利益
    カルビー営業利益

    売上高、営業利益ともにそれまで堅調に伸ばしていたところ、18年3月は前同割れを起こしています。

    決算説明会の「サマリ」は、

    ・売上、営業利益ともに修正計画未達
    ・海外スナック事業不振
    ・国内事業は増益

    上記の3つで構成されており肝心の海外事業が不振であったため、そのイメージが色濃く残り『「フルグラ」輸出拡大』と話題が上がっても、株価にあまり反映されないのかもしれません。

    また、決算説明会では「課題」として、

    ・北米事業の回復遅れ及び海外事業の赤字転落
    ・国内フルグラ事業の停滞

    上記の2つをあげており、これらのマイナスイメージも株価に影響をあたえているとおもわれます。
     
     
    カルビーの株価が今後どうなるかは、月並みですが業績をこまめにチェックするしかないでしょう。

    記事に公表されたとおり、「フルグラ」の輸出が20年に向け17年比の7倍に近づき、海外事業の業績が伸びてくれば、株価もおそらく上がるでしょう。

    2020年は東京オリンピックも開催されるため、訪日外国人の数はこれからどんどん増えていきます。

    17年の訪日外国人数は2,869万人と過去最高を記録しましたが、観光局はそれを20年までに4,000万人まで増やすことを目標にしています。

    カルビーは「フルグラ」以外にも、スナック菓子の「じゃがビー」や「じゃがポックル」の輸出も17年に始めています。

    北海道を中心に販売する「じゃがポックル」は、その売上の半分が訪日外国人によるものであるため、今後インバウンドが拡大すれば、あらゆる商品の売上アップが望めます。

    筆者個人の見解は現在は低調な株価も、これから2020年に向けて上がっていくと踏んでいます。

    比較的安く推移している今買っておくことで、将来大きな利益が期待できるかもしれません。